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激烈!爆裂!衝撃の2連続ロケの巻
この顔が今回の全てを語ってます。
唖然呆然、ハマれば凄いとは思っていたが、よもやこれほどとは・・・。近々、衝撃の動画公開します。



近年、関西近郊の野池や誰もが知っているメジャーフィールドで、衝撃的な取材ロケを体験できる事は極めて少なくなった。それがハードプラグともなれば、名前も明かせない遥か彼方の未開の地へ大遠征でもしない限り、印象に残る取材の成立は極めて厳しいのが現状だ。


今回2誌連続取材ロケの主役はコレ一本。コレ一本で全て完結した。


しかし、それが偶然であれタイミングであれ、何か新しい試みに挑戦し続けていると、時として鳥肌が立つ程の衝撃的体験と出くわす事がある。古くはレーベルスプーンビルやビッグバド、ビッグベイトにハドルストン、そして奇跡のチャター等が記憶に残る。一癖も二癖もあるが故、理解されるまでに釣り人のレベル差によってタイムラグはあるが、やはり的を得た曲者プラグには必ず封印された秘密の扉があるものだ。
そして、それをいち早く開けるかどうかは、使い手次第であり、早過ぎた天才はワゴンセールに落ちぶれる事もある。だが、近年はワゴンの中から時を経て再び天才が発掘される事も多々ある時代になったのもまた事実だろう。


最近、釣りのできる野池は生態系が安定しバスは激減した。
生き延びた個体は大型化しているが非常に難しい。
しかし、天候と時期、そして特定のルアーがハマった時、衝撃の釣りを体験できる事がある。


今回のルアマガ、バスワードの取材ロケは合計僅か3時間と1日。しかし、僅か9時間弱の時間の中で、ここ数年では体験した事の無い様な衝撃的ロケをたったひとつのプラグで成功させる事ができた。


このサイズはほとんど入れ食い。それもほとんどモンドリング。


野池に関しては、アフタースポーン回復最盛期に当たる時期的に状況の良い野池に運よく当たったラッキーな側面もあったように思う。それでもその衝撃的結果はそのルアーが持つ「特異な力」を否定のしきれない事実を感じさせた。


最初の試作品は3年前。ずっと可能性は感じていたが、遂に封印が解けた。


そして、そのルアーの「特異な力」を心底、確信させたのが続くTSRロケで訪れた高梁川だった。岡山の最メジャーリバー高梁川は、ここ数年、大水の影響でウィードが激減し、数年前の様な景気のいい話をあまり聞かなくなった。各誌の取材やロケを見ても、決して楽なフィールドでない事は業界仲間では周知の事実である。事実今回のロケも時間的都合で行く場所が見つからず、工場から2時間と近く、たまたま予定日が1日雨の天気予報だったが故、ダメ元再撮覚悟で敢えてワンデイロケにした経緯があった。


50オーバーは期待していなかった。40アップが数本出ればと思っていたが、結果は50アップ4本捕獲。


しかし当日、雨ならばプラグ一本でなんとかなるかも…と言う甘い考えはあっさり撃ち砕かれた。朝からピーカンベタ凪…結局は午後に2度ほど10分程度の雷雨があっただけで、ほぼ1日晴れの天候となった。

朝一番に例のプラグでビッグフィッシュをいきなり掛けるがバラシ、その後は10時まで何事も起こらず、さすがにコレではNG確定とワームに手を掛けたがそれでもバイトもなし…。しかし、どうせワームでは本来の取材テーマではなくNGとなる事から、1時間もせず再び「例のプラグ」を根性決めて巻く事に徹した。


釣れん釣れんとは聞いていたが、蓋を開けてみると驚きの結果に・・・。


そして11時過ぎ、思いもかけない丸見えの激シャローで、衝撃の答えは出た。まずはアフターで痩せていたが長さは楽勝の50アップがピーカンの猛暑の中、諦めかけたキャストに喰ってきた。
「やっぱりコレは釣れる!」この1尾から得た確信はその後の集中力に劇的な変化をもたらした。


やっぱ野池はラッキーか・・・と諦めかけた直後、扉が開いた。
プラグは心から信じてやらなければ応えてくれない。


そしてそこから2時間、琵琶湖や池原以外滅多にお目にかかれない50cmを優に超える2キロ越えのビッグバス、そして遂に衝撃的な3キロ越えのビッグバスがモンドリ打ってそのプラグを丸飲みにし、そのシーンをDVDに完璧に納めた時、自分にとってこのプラグへの期待は絶対的な確信へと変わった。


肘が完全に逝ってしまってまして、ネットが持ち上げられず、更に2尾の50アップをバラス大失態・・・。
それでも5尾で9キロ越え。3尾でも7キロ越え、琵琶湖じゃないです。


夕暮れ、最後にトライしたオーバーハングで、鮎ロイドを使い53cm2キロ越えをキャッチすることにも成功したが、それさえも完全に霞んでしまう最高のDVDロケだった。


雑誌取材なので主役級バスはブログに出さないのが自分のルールだが、
この53cm2キロオーバーのバスをブログに出せる事が驚き。


バス釣りは確かにトーナメントの様に無駄なく遊びなく、最短距離で確実にバスを選択肢もある。事実それは最強の「釣る」方法であり勝つためには最優先すべき選択である。
しかし、バスフィッシングは決して単に釣る事だけが全ての釣りではない。釣る事だけ楽しむなら活きた餌を使えばいい。およそ餌とは懸け離れたルアーを使うバスフィッシングには、1尾を釣りあげるまでのプロセス、そして未知の可能性を自分自身でクリエイトし、実証していく過程にこそルアーフィッシング特有の楽しさがあるのだ。
そんな餌にも勝るルアーの未知の可能性の片鱗に触れられた時、自分はトーナメント勝つ事と同じくらいの喜びを今も感じ事ができる。だからバスフィッシングは幾つになっても最高に楽しい「趣味?」なのであります。


本日6回目のステロイド&ブロック注射、肘壊れました完全に・・・ピッチングできません・・・。
ノンちゃん以外誰も心配してくれませんが…。

 

 

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