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イマカッチャンネルセミナーVOL2オンエアの巻
ファンの期待に応えられない時、それはプロにとって一番辛い瞬間になる。
しかし、そういう時こそファンに支えてほしいと思うのも本音なんですよね・・・。甘いかね・・・。



さすがに昨日の今日では仕事も更新もする気になれないのが正直な気持ちだが、運悪く?イマカッチャンネル「読影読風術」VOLIIが既に昨日オンエアになっていた…。

エバーグリーンセミナー読影読風術パートII、既にオンエア中でした・・・すんません。

「国際フィッシングショー2009」今江克隆セミナー Vol.2

こういう事件が起こると、色々な意味で人の心の闇の部分に触れる機会が増える。人によって捉え方は様々であり、批判もあれば擁護もある。しかし、やはり一番切ない事は、今まで真面目に真剣にやってきた事が、一人の不正で全否定されるかのように言われてしまう事だ。おそらく他のTOP50選手にも同じ気持ちの人が多いだろう。確かに現在のトーナメントが最低限の個人の良識とモラルに支えられて成り立っている以上、こういった不正が起こってしまうと根本からその考え方を変えなければならないのかもしれない。

協会側の不正対策に関して批判も多いが、プロ選手なら新年度選手登録の折に誰もが知っている通り、誓約書、そしてルールブックに記載された「不正に関する罰則規定」が如何に重く厳しいものか重々承知していると思う。その厳しい制裁は前回のTOP50選手の不正以来、具体的に明記されている。選手全員はそれを了承の上、その誓約書に判をついて提出しなければならない。高額賞金が発生する以上、協会が裁判に訴えれば法的にもその誓約は拘束力を持つ上、社会的制裁は免れない。それを承知の上で不正を行う事の無謀さを、社会人として一度でも考えた事があるのだろうか。たかが釣り大会の延長と、子供のように考えている選手が多すぎるのではないか。

実際、協会も同じことを繰り返さないよう不正防止には細心の注意を払っている。目的が目的だけにその内実と行動は完全に秘匿されているが、過去の例を見ても最終的にはほぼ確実に不正は摘発されている。それが業界を揺るがせるほど多大な影響力を持つ選手であっても例外ではない。今回の件にしても、私ですら突然役員会が招集されるまで全く寝耳に水の話だった。予選落ちした問題の最終日は、何も知らず呑気にイベント会場でマイク片手に即席カレー講座に花を咲かせていた。前回、そして今回の摘発もそうだが、仮にも日本最大の組織力を持つ法人組織の不正調査力を、そしてその後の社会的制裁の厳しさを甘く見すぎているのではないか。
いずれにせよ、次戦霞ヶ浦からは最終日の上位選手のみならず、初日から3日間に亘る監視体制の大幅強化が検討されており、ほぼ確実に近日決定するようだ。

今回の開幕戦は私にとっても重大極まりない決意のもと迎えた試合だった。昨年後半、ようやく復活の兆しが見え始めたと思ったのもつかの間、檜原湖戦で再発した第2椎間板が悪化、遠賀川、エリート、メキシコと休む間もなく立て続けに負荷を掛けていまい、オフシーズンの治療もむなしく、まさに最悪の体調での開幕戦となってしまった。そして結果も31位予選落ち…。今年の完全復活を期待してくれていたファンを失望させてしまった事が本当に残念で申し訳ない。しかし昨日も言ったように、今年もまた試練の年になりそうだが、必ず完全復活を果たして見せる。それはこの「体」さえ克服できれば、実は「心」と「技」は今が一番強い、史上最強の今江克隆なのではないか?と自分で密かに勘違いしているからかもしれない。ただの思い過ごしか、それとも本当なのか、それを確かめたいから諦められない。

この事件で、たとえ今のトーナメントが信用できないと誰かに思われたとしても、自分にとってこの舞台に臨む気持ちに不思議と何の迷いもない。何故なら「求道者」としての心得は、相手をどうこう言う前に、いつか勝利したいと真っ直ぐ思う「自分の求道心」こそが一番、大切なのだから。


おまけ
一応仕事・・・
ついに完成、イマカツオリジナルパターン・ZINX BLADE!!
これを持ってZINXは最強完成態に進化!!
前山プロの高滝湖ビッグフィッシュ賞も獲得!!

 

 

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