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まもなく発売!TSR・ザ・サード&イマカッチャンネル桑野川編公開の巻
6月26日店頭発売決定!
TSRザ・サードはTSR史上最大級のバスが続々登場!!

               
今月26日にいよいよTSR/ザ・サード「タイプ別野池攻略法&ハドルストンシークレットが各店頭で発売になる。また今回は同時タイミングでサイドリバーでのネット販売もアップされる予定で、ショップ、WEBどちらで購入してもらっても応募可能なビッグなプレゼント企画も同時発表されるのでご注意!!応募方法はサイドリバー内、イマカッチャンネルにて確認してください。

TSR3に続き、バスワールドから今後、秀雄の初DVD「琵琶湖クランキング&スコーンリグディクショナリー」、フージーのオカッパリDVD「スパイダー大作戦」なども登場予定。
お楽しみに。

さて、今回のTSR3はもう皆さんもご存知の通り、久々の野池を舞台にしたオカッパリ編、特典映像としてバクラトストンの旧吉野川デビューの衝撃映像を中編に、そして後編に七色ダムでハドルストンブロスを使ったガチンコ60攻略の全てを包み隠さず公開する。
野池編に関しては前回の記事で触れているので、今回は七色のハドルストン編の紹介をしてみよう。

タックルとチューンさえ知っていれば決して難しくはないハドルストン。
百聞は一見にしかず、是非DVDでイメージを練って使ってみてください。

なんといっても今年最高の話題ルアーと言ってもいいハドルストンは、昨年、アメリカのエリートシリーズ・クリアレイク戦で当時のB.A.S.S最多重量記録を塗り替えるレコードウエイトを出したことから一気に火が付いたことで有名だ。ただ、ハドルストン自体はこの時に出てきた新製品ではなく、日本にも3年ほど前から既に輸入されているルアーなのだ。しかし、当時8インチは12000円と言うぶっ飛び価格と、日本でのビッグベイトブームが下火になっていたことから、あまり普及しなかったが、一部コアなビッグベイトマニアの間では究極シークレットとして長らく秘密にされていた経緯を持つ。

バカラックで開眼したバクラトスイマー、奇しくもこのロケのときクリアレイクではハドルストンが記録を塗り替えた。

私もこのルアーを2年程前、初めてスイムテストさせた時は、そのあまりの衝撃的リアルさに、見てはならないものを見てしまった思いで、もの凄いショックを受けてしまった。そして当然のように同じ効果を違ったテールの形で表現できないかと試行錯誤したが、あまりの完成度の高さにまさに感服…まさに「リスペクトに値する究極の終点のルアー」だったのである。でっ、結局、泣く泣く「見なかった事」にすることにした。

実際にこんなバスが狙って釣れるルアーは少ない。
ハドルストンはその筆頭と言ってもいい。

そして時は流れ、昨年春、2度のメキシコでジグヘッドスイムベイト「バクラトスイマー」の凄まじさを体感し、自分の中でスイムベイト熱が再燃した丁度同じ日程、同じ大陸?でハドルストンがクリアレイク戦でレコード記録を打ち立てたのはまさに何かの縁としか言いようのないタイミングだった。当然のように私が完成したバクラトスイマーにハドルストンのテールを移植してみないわけがない。工場のプールでそれを泳がせたとき、またしても「見なかった事にしましょう…」とフージーと共にため息をついたことが懐かしい。

私がリスペクトする2つの終点の形。
コピーは簡単だが、オリジナルを超えることは決して出来ない。

そして更に月日は流れ、たまたまハドルストンの日本輸入総代理店であるフィッシュアローの松本君に「ケン・ハドルストンに、ハドルテールをバクラトに使わしてくれないかお願いしてみてくれへん?」とほとんど冗談半分で言ってみたところ(何でもダメモトで一度は言ってみるものである…)、その仁義?にケン・ハドルストンは快くハドルテールを使用することを許可してくれたのである。正直言って、このハドルテールは私にとって商売以上に、純粋にこの動きにしか反応しないデカバスがいることを知っていた事実と、どんなサポートプロも一度はゲーリー製品は使わざるを得ないのと同じ位のリスペクトがあったからだ。

ハドルスイマーシリーズに入るケン・ハドルストンのサインの刻印。これらはイマカツではなく、フィッシュアローからの発売になる。

また、このハドルテールを日本向けにアレンジし、バクラトスイマーシステムと併用することで、日本のバスフィッシングの可能性が無限に広がる事を知っていたからでもある。要はコイツに関しては商売以上に自分が惚れて、思いっきり好きにアレンジして釣りまくりたかったのが本音だ…。折りしもアメリカで超大人気ブレイク中のハドルストン社が、日本市場向けの専用ルアーを開発している余裕などどこにもなかったという事実のも幸いした。それゆえ、このハドルテールを採用したハドルスイマーシリーズは全て、イマカツからの販売ではなく、ハドルストンの日本総代理店のフィッシュアローが販売の窓口となっているので間違えないように!!問い合わせもフィッシュアローが担当します。

ハドルテールを搭載したハドルスイマー全シリーズ。
ハドルスイマーがシリーズの総称で、バクラトスイマー同様の特殊ジグヘッド内臓モデルのみ「バクラストン」と呼ぶ。
バクラストン以外は基本的にノーシンカーで、オフセットフックを使用するスタイル。7月発売予定。

ちなみにバクラトスイマーとバクラストンを筆頭とするハドルスイマーシリーズは似て非なるもの、使い方の性格、効果的な場所はかなり違う。まさに静と動、波動と視覚、相互に相手の弱点を補完する、まさに2対がそろった時、究極終点のスイムベイトとなるのである。この点に関しては6月27日発売のルアーニュースに詳しく書いたので、発売後に又ここで詳しく解説したい。

現在、超リアルモデルもテスト中。
バクラトとバクラストンは似て非なる存在。
形こそ似てるが性格は全く違うと言ってもいい。

ということで、今回のTSR3は、ようやく念願かなって「ハドルストン8インチ、6インチ」を何も隠すことなく思いっきり、しかもロクマル級を相手に全力で使い倒した結果、やはり最高のロケになった。同じアングラーとして、ケン・ハドルストンに敬意を表し、私が考えてきたあらゆるチューニング法やアプローチの基本なども包み隠さず映像で公開したつもりだ。

様々な流派が存在するハドルストンのチューニング。DVDではイマカツ流の詳しい方法、使いこなし方を解説している。

そして最後に、ハドルストン直系遺伝子を持つハドルスイマーシリーズで、サイトながらも琵琶湖ではなく、池原でもない、初めての「七色のロクマル」を仕留められたことは非常に価値のある出来事だったと思う。それが同時に最終試験合格となった「カレイド・スーパーコブラ(仮称)」によるものだったことも嬉しい。ちなみに、ハドルストン8インチはワイルドスタリオンで下手すればアンバサダーレボ・エリのライン(18lb)が全てなくなるほどブッ飛ばすことが出来る。バカラックで完成させた肉厚ビッグテーパーの代名詞「ワイスタ」はもはや琵琶湖専用どころか、ハドルストン、パンチングにと本当に値打ちのある必需品ロッドになったと思う。

今回の主役はこの方達。イマカツともEGとも関係ないけど、凄いものは凄い。
そう納得できるからこそ紹介します。ハドルストン・・・偉大なスイムベイトです。

さてさて、ちょっと最近はハドルストンに熱が入り過ぎて、「バクラトスイマーはどうやねん!?」って声も聞こえてきそうなのだが、もうそれはLOVE FISHを見てもらえれば一目瞭然、最近は特に投稿を全部掲載してたら全てバクラトになってしまうほどの勢いになっている。特にスポーニング期を越えてバックウォーター近辺にバスが回復して集まりだしてきたためか、6月に入って加速的にバクラト投稿が増えているようだ。そのほとんどが関東関西を問わず50アップ。これから盛夏〜冬にかけてもバクラトは対50アップに関しては圧倒的な強さを発揮しはじめる。激流であろうが濁ろうが、はたまた真冬でもお構いなしなのがバクラトの最高の強みだ。今回、ちょっと季節はずれだがTSR桑野川取材から真冬でも釣れ続けるバクラトスイマーの威力、ちょっと独特のロッドワークを御覧になって欲しい。

イマカッチャンネル真冬の桑野川編・6月25日PM6時〜オンエア


バクラトスイマーはオカッパリでも超ぶっ飛び、
引っかからず、きっちりボトムを取れる特殊スイムベイト。決してディープ専用ではありません。
止めても食うスピナーベイトって感じで使います。

ゴリ巻き&リアクションのバクラト、浮かせて喰わせる「CALL UP」のハドルスイマー。
状況に合わせて使い分けてこそ完璧な布陣となる。

 

 

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