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絶体絶命の窮地を救う3種の神器の巻

どこに行っても強烈なターンオーバー。
航跡がいつまで経っても消えません・・・。

普通に釣っていると、このサイズばかり・・・・この時期、ビッグフィッシュは全く違う場所にいることが多い。

毎回、毎回、この時期の取材はマジで辛いと念仏のように言っているが、本当にターンオーバーの最盛期ほど自分にとって苦手な時期はない。むしろ厳冬の2月のほうが楽に思うほど、特に50cmを越えるグラビアノルマサイズに関しては最高に難しいシーズンだと思う。先月末は腰を酷く痛めてしまい、満足な実釣取材やロケができなかったが、ようやく体調も復調しフィールドの情況こそ厳しいながらも、再び奇跡的な取材&ロケが続いている。
今回の取材はルアーマガジンのガレージニュースEXTREME。「EXTREME」とはマンスリー連載の「ガレージニュース」の拡大スペシャル版で、特に話題性の高い、エクストリーム(究極の)実戦スキルを紹介する特別版取材である。こちらはルアマガDVDシリーズのムービーロケも兼ねているので正直言って気が重い取材でもある。

あまりの釣れなさに記者もライトリグで釣りだすが・・・
全部このサイズ。
今回のロケは取材先を調査すれども、どこもかしこもビッグバス情報に関しては非常に厳しい返事は相変わらず。本当に今年のターンオーバーは例年以上に極端なようだ。
この強烈なターンオーバーのときは、不思議なことに逆に小バスは良く釣れる。しかし、小バスといっても30cmにも満たないサイズばかりが釣れ続き、それにハマると永久に小バス地獄から逃れられなくなる。この時期のビッグバスは思いもよらない「EXTREME」な、パターン、場所にいるから驚かされる。逆にそれを見つけてしまえば、どんなに人が多くても軽く50cmを超えてしまう傷一つないビッグバスが複数連発してしまうから、結果が出たときの充実感は半端なく楽しい。

いかにもって場所では、なかなかデカいのがでないのが
メジャーレイクの特徴。
しかし、ビッグフィッシュ独有のスペシャルパターンがあるのが、メジャーレイクならではの醍醐味。
先週のTSRロケも今回のGN・EXTREMEのロケも、まさに九死に一生を得るほどの際どい、まさに紙一重の取材だったが、結果的にはまたしても奇跡的な結果出すことができた。今年は自分でもちょっと信じられないほど狙って正真正銘の50アップ、それも複数を単日で出すことに成功している。まあ、トーナメントを休ませてもらっている分、今までとは体力的にも気分的にも余裕が違うと言えば違うのだが、バカラックに行って依頼、50アップの行動パターンをどの湖でもかなり正確に導き出せるようになったと思う。それだけ短期間に200尾近い50アップを一気釣りすることは、ビッグバスハンティングスキルの「何か」を掴むには非常にいい勉強になる。機会があれば一生一度は是非メキシコなどの海外で、嫌と言うほどビッグバスを釣ってみることをお勧めする。「黒帯スペシャル・復活のバカラック」を見るだけでも、ずいぶんとビッグバスの釣りのイメージが変わると思いますよ。

バカラックでもあと100gちょっとで10ポンドだったゴブリンバス。
サムライをトレーラーにすると、格段にバスのサイズがアップする。
さて、今回のルアマガロケの場所はしばらく内緒。とにかく超が3つくらい付くほどメジャー中のメジャーレイクで、今回も平日なのに駐車場が満車だったことには驚いた。そして現実は、ほとんど「船団状態」での取材になってしまった。決して、好調の情報があったわけではないのだが、大阪から近い手軽さもあり、小バスは適当に数が釣れる様なのでその人気の高さは相変わらずだった。

平日と言うのに、小さな湖に20艇を超えるアングラー達が。
船団を避けて、独自のスタイルでビッグフィッシュのみを狙う。
では何故、この湖をEXTREMEの舞台に選んだかと言うと、現在私にはビッグバス3種の神器と呼んでいるルアー達があり、メキシコ以来、この3種のルアーで日本でも信じられないほど高い確立で50アップ、それもカツカツでなく、本番で55cm前後に絡むサイズを狙って仕留められるようになった。これは自分にとってとても大きな進化だと思う。それがこの湖で、この最悪の時期でも通じれば間違いなく本物と確信できるからだ。

この湖で、このプレッシャーの中、ビッグフィッシュパターンを掴んだことが嬉しい。
思わずガッツポーズも出ました。
もう解かる人には解っていると思うが、その3種とは「リップラ」「バクラト」「ゴブリン(サムライコンボ)」の3大コンビネーションである。この3種を軸にして、状況に合わせて使い分けることでオールレンジでのパターンの絞込みが極めて早くなった。まさにどれか全く違うレンジで、最終的に50アップに当たるって感じになっている。

このサイズが複数釣れれば、さすがに嬉しい。
ルアマガDVD(湯原湖&○○湖編)をお楽しみに!!
今回の取材内容は今月末のルアマガまで秘密ではあるが、地元ロコも驚くような巨大「深海魚」が、前回の湯原湖EXTREMEを髣髴させる、驚くような場所で再び連発する。その他詳細はまだ明かせないが、とにかくコブリン5/8oz(コナキーでも可能)とサムライホグ(脇裂きチューンは必須、トレーラーがサムライであることが絶対的キモ。)のコンボは驚異的なビッグフィッシュ捕獲能力がある。

いずれこの辺のシビアな秘密はルアーマガジンDVDスペシャルで全て公開する予定なので、是非楽しみにして欲しい。またルアマガでは来月年末号、みんなが超ビックリするような歴史的?企画が登場するので是非お楽しみに!


仕事が終わって、ライトリグで夕方攻めても
このサイズ。でも記者は満足??

ジャバスティックを使うと、いっぱい釣れますが・・・・
ロケではビッグフィッシュ一本勝負。
3種の神器はやっぱり強かった。

 

 

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