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新製品TOPICS・LTZ/LIMITED7登場!
やっとこさ登場します。LTZ・LIMITED7。
もはや常識になった巻物ベイトフィネスに!
http://www.purefishing.jp/product/bc/abugarcia/revo_ltz_ae-74racing_limited7_ltz_ae74-_7.html



 
昨年、LTZのギア比ダウンチューニングをDVDで公開して以来、ピュアフィッシングのパーツ問い合わせが半端ない数にのぼり、その要望の高さから今期、ギア比1:7(LTZ標準は1:8)のLTZ・LIMITED7がリリースされることになった。


LIMITED7の外見的特長はオリジナルとは違ったシルバーのスタードラグ。
スプールはシャロースプールが標準装備。
スペアでスーパーシャロースプールも付属。


自分はLTZ発売以来、ギアチューンを自分で施した1:7モデル(右ハンドル)を、既に小型シャッドプラグやアキュラシー重視の近距離用スピナーベイトやチャターに使用していたのは、写真や動画等を良く見ている人はご存知だと思う。撃ちモノには必須の1:8ギアも巻物においてはやや慌しい感じが否めなかったが、1:7モデルの登場はベイトフィネスのアドバンテージを巻物へと確実に広げてくれるだろう。


既に昨年冬には右ハンドルのリミテッド7を主力として使っていた。 


また、このLIMITED7の更なるフィネスチューンに対応したLTZ930PRO-IKcombi専用の小径ディープスプールも近日ZPIから発表になる予定だ。もともとLTZ930PRO-IKcombiは、LTZ930PROに比べ更にブレーキ調整幅が強く広いため、10g以下の小型プラグの逆風下のフルキャストには非常に相性がいい。そこに13~14ポンドを75~70m巻けるキャパシティーを持つ超軽量小径スプールを組み込むことで、小型シャッドからバイブレーション、チャターなど超ロングキャストにも余裕で対応してくれるようになった。糸巻き量さえ確保できれば、小径化スプールのメリットは明らかに劇的である。


自分的に巻きの究極はこの組み合わせ。IK-combi小径スプールの深溝。
ワスプ55からパッチン、ソルティーソニックまでOK。


ZPI/930シリーズはフィネスリングの装着によるスプール小径化で、スプール外径とレベルワインドの距離が最適化されるためキャスト終盤の伸びが良く、更に1:7のギアが実質1:67程度となるため、巻物にはとてもいい感じの巻き心地になる。スプールの立ち上がりがノーマルサイズに比べ格段に軽いため、軽い振りでもキャスト精度が抜群に高い。その上、930PRO・IK-combiはブレーキ性能も格段に分厚く広いため、渾身のフルキャストでも極めて快適なロングキャストフィールが得られる。そのため現在、自分のビッグベイトを除く巻物の完全なメインとなっている。


これまた既に昨冬から野池のバイブレーションでも使っていたLTZ1:7。
ベイフィネスとも十分兼用できるので野池では便利だった。


一方、沢村さんのKTFでも待望のLTZノーマル仕様専用のフィネススプールがつい最近登場しており、こちらは小径化チューン無しのスプール入れ替えだけでもハイレベルな組み合わせの選択が可能になった。


沢村さんのLTZスプールはさすがの美しさ!
ハンパでない作りこみだけに期待大です。
http://www.karil.co.jp/sawamura/blog/page/index.html


ギア比1:7はベイトフィネスを撃ちモノ以外でも使うには極めて実用的なギア比である。特に小型軽量プラグで遠距離を投げる場合、選択するロッドはどうしてもライトアクションクラスになる。その結果、ロングキャストの場合、ロッドが柔らかいためにスラックが長いとフッキングパワーがロッドに吸収され遠方での最初のジャンプ一発で直ぐにバレてしまう事が多発する。特に「追い喰い」が多い秋に頻発する現象だ。


何気にこの62cmのときも、LTZ930PRO IK-combi1:7(右)仕様にインスピのワイルドフィネス67M。
この組み合わせ、撃ちにも巻きにも自分の中で究極のベストタックル。


その際に1:7程度のハイギアは、スラック処理が早いためロッドの柔らかさをカバーしてフッキングパワーを素早くフックに伝える「巻き合わ」せが容易になることを覚えておこう。




 

 

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