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新製品紹介 BUZZBILL 遂に誕生の巻
キラービルシリーズ最後の刺客か!?
水面波動系小型ジョイントミノーついに完成!
めっちゃくちゃ苦労した最高傑作です。
野池で炸裂間違いなし!!

現在イマカツガレージでは常に数十種類のプロトタイプルアーが毎日のように生まれては消えるを繰り返している。そのなかでも最も手ごわくて、もはや風前の灯となっている某ルアーに関しては、今期の発売は見送ることになりそう。やっぱ釣れなければ意味ないもんね。もうほぼ完成しているが、発売を悩んでいるモノの代表が「カレカ」。玄人的には凄く魅力のあるサウンドと使いこなしの面白さがあるのだが、一般的にはいつでもどこでも最高って訳ではないので悩んでいる。ハメ方を知っていれば爆発力はジンガ以上の強烈さを持つが、いかんせん上級マニア向け。金型や特注ペラのコスト上、価格をそれなり(2000円前後かな?)に設定すれば十分発売できるが、メーカーとしては「一発売り抜け」みたいなルアーは余り歓迎されるものではない。このへんが頭の痛いところ。
最初はジンガの変形としてデザインしてきたが、いまはサイズも小ぶりになり、全く別物として仕上がりつつある。さてさてどうしたものでしょうか・・・。

歴代カレカのプロト達。
初代は黒帯7に登場したジンガチューンタイプ。個人的には60点。2代目はエグいパワーで強すぎた・・・50点。3代目は独自のマウスと特殊パーツがボディーに付き、更に完成度がアップ、75点をクリアしたが潜りやすくなったので没。
最も手前のが最新版。サイズダウンしマウス部も改良、90点は付けれる出来になった。完全マニア向け上級ルアーです。個人的には凄く気に入っているが、量産はねえ・・・
どうしましょ・・・。

こんな風に頭を悩ますものもあるが、一方でこれは絶対に素晴らしい!と満場一致で納得するものもあるが、今度はこちらは量産化が極めて難しかったりする。そのなかでも春からずっと開発を続けて、苦戦に次ぐ苦戦の末、ようやくこの度、完成にこぎつけ発表できるものがある。こいつは本当に苦労したモデルだ。その名は「BUZZBILL MINNOW」。キラービルシリーズの第3弾で完全なトップウォーター仕様のモデルだ。

そんなに大きくないけど、BUZZBILL を製品化
させるキッカケになった初春の1匹。
まるで本物そっくりのシルエットに
ミノーとは思えないパワー溢れる引き波を発生。
小さな体でビッグな威力、スモール“ビッグ”ベイト
「BUZZBILL」完成!

こいつの最高に苦労した点は、このサイズ、この細身では至難の技とも言える水面〜水面直下までしか潜らない能力をどうやってキープするかにあった。浮力のあるファットボディーやデカモノなら簡単なのだが、このサイズ、しかも小型ミノータイプで水面の引き波をしっかり立てられる水面波動系がなかなか存在しない理由はここにある。
バズビルのリップは特注のガラス繊維強化PCコフィンリップ。抜群の強度と回転の速いウォブリング、そして潜りにくさを実現するためにはどうしても必要なパーツだった。バズビルは本来7月発売を目標に開発していたのだが、残念ながら8月にずれ込んでしまいそう。

このときは基盤リップを採用していましたが、強度が弱いことと、薄すぎても水面から飛び出しやすくなること、そして高すぎるルアーになるので不採用。これに変わる新素材がGF強化PCコフィンリップになった。

しかし、これで KILLERBILL(1.5〜3m)/POWERBILL(1〜1.5m)/BUZZBILL(0〜0.5m) がレンジ別に最適な動きで揃うため、攻め方が非常に多様性を持ってくるだろう。とくにバズビルは野池オカッパリ派には最高に素晴らしいジョイントトッププラグになった自信がある。詳細は追って発表するのでお楽しみに!シリーズ最高傑作かもしれないぞ!

 

 

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