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8月の新製品情報&詳細解説。
遂に受注開始!ZPIスオエシャルチューンモデル・LTZ930PRO・IK/Combi 。
渋い大人のゴールド&チタンシルバーのコンビカラー。



今月の新製品紹介。まずは何と言っても遂にZPIよりLTZ930PRO/IK combiの受注が始まった。このモデルは従来の完全に自分のベイトフィネススタイルに合わせたIMAE式特別チューンドモデルだ。




従来のLTX930PROとパーツ及び基本セッティングを共通化しているLTZ930PROとは異なり、LTZ930PRO/IK combiはLTZのブレーキコンセプトであるピッチングとフルキャストの実戦的同時両立をより確実に、よりイージーに独自調整したチューニングになっている。実際に投げ比べてみれば解るが、そのフィーリングはより超軽量なベイトフィネスにおけるピッチング性能特化型として開発されたLTX/LTZ930PROとはやや違ったベクトルでチューニングされている。


930PROシリーズは1台1台、オフィスZPIで個別に組み上げられるプライベートチューニングマシン。
手間はかかるがそれだけの価値がある。


好みの差はあるかもしれないが、実際に自分が現在使っているLTZ(全パーツを精査選別し組み上げたワンオフ)に限りなく近いパフォーマンスを量産機種で再現したホモロゲである。LTX/LTZ930PROがハチロクなら、LTZ930PRO/IK combiは4WDのランエボだ。
(但し、ベース機種のシャーシーの堅牢さと精度、耐久性はLTZ)


超軽量リグの高精度ピッチング能力を各段に向上させたLTX/LTZ930PRO。
一方、LTZ930PROIK/combiは、超軽量リグのフルキャストへの対応能力も各段に向上させている。


使い手の力量差にもよるが、向かい風でのフルキャストと高精度ピッチングを、安定して同じブレーキ位置でストレスを感じる事無くこなせるのが特徴だ。LTZノーマル機種と比べるとスイートスポットの余力が各段に広いため、あまり状況に合わせたシビアなマグ&メカ調整を必要としないところが特徴だ。
ちなみに檜原湖でこれを手にした馬淵は、「僕はキャストが誰よりも上手いんで、これからマグ2枚抜きで楽勝。バックラッシュなんて全くせん。」と豪語していた。いずれにせよ、メジャーレベルのトーナメントで通用する本気のベイトフィネスを自分のモノにしたければ、強くお勧めできる逸品である。


Inspirare Stingray"super shake"/Black series with LTZ/AE74-Racing


そしてもう一つ、檜原湖の練習で紹介が遅れてしまったが、「インスピラーレ・スティングレイ“スーパーシェイク”63ML」のデリバリーが始まった。


普通っぽく見えるが、実はベイトフィネス入門者から最上級者まで一番実戦で使える竿だったりする。


このスーパースティングレイ、一言で特徴を言うとカレイド・デジーノ/スティングレイ66MLBF-Proが敢えて「Pro」と表記されているのに対し、スティングレイ“スーパーシェイクは”極めて汎用性が高く、一般アングラーにとってベイトフィネスを身近に感じられる「使い易さ」を前面に出した機種である。
スティングレイ66MLBF-Proのスペック表示に敢えて「Pro」と付けた理由は、この機種が持つ試合レベルのベイトフィネスには絶対に必要な特殊アクション、トリガーレスなどの特殊機能をそのまま落とさず、ストレートに製品化したからでもある。それだけに使いこなす上でかなり癖があるが、このロッドが持つ能力、「スティングレイの猛毒」を理解できるアングラーは既に相当なレベルにあると言えるだろう。


プロ専用、一癖あるスティングレイPro。
しかし、厳然たる自分の主力中の主力の座は今も変わらない。
そして、今や所有する全機が死亡してしまった愛しのオーロラ、もう一度作って欲しいが・・・。


一方で「スティングレイ“スーパーシェイク”63ML」は敢えてソリッドティップを採用せず、オールチューブラーの素直な張りと明確な操作性、6フィート3インチ故の軽快さをベースに、誰もが使ってすぐに「これ使い易いわ!」と即実感できる解り易いロッドに仕上げている。
いわば最も使い易い3.5gのスモラバを中心としたベイトフィネスの入門機種としては最高のモデルである。特にシェイキングでは、チューブラーティップの絶妙な張りと感度が「タタタタタタッ!」と言う感じの明確な刻みの操作実感を与えるため、初心者でもシェイキングが急に上手くなったように錯覚するほど。ベイトフィネスのみならず、5gのヘビーダウンショット、2.7g〜5gのライトテキサスにも最高の相性を発揮してくれる汎用度の高いロッドである。


オマタ3インチ2連結ライトテキサスのメインロッドがスーパースティングレイ。
霞ヶ浦、古渡浚渫にて。


また、オールチューブラーゆえの淀みないベントカーブはスモールプラグのキャティング能力にも優れ、巻き物にも十分に応用できる高い汎用性がこの機種のウリでもある。
自分的にはカレイド・デジーノ/スティングレイ66MLBF-Proは1.8g〜3.5g中心のスモラバ、0.9〜1.8gクラスの4~5.5インチ系ネコリグのベイトフィネス専用として使用。
そしてスティングレイ“スーパーシェイク”63MLは、3.5~5gのスモラバ他、テキサススタイルやジカリグ、ヘビーダウンショット等、瞬間的貫通力を必要とする場合、アクション的にはやや距離をとってのロングシェイク重視の時に選択している。
細くて超軽量のライト級にもかかわらず、高密度4軸オールチューブラーゆえ少々の無理が効くタフさも兼ね持つベイトフィネス系高汎用性ロッド。個人的にはかつて「霞シェイク」と呼んでいたほど、霞ヶ浦水系で非常に出番の多いロッドでもある。


大流行のダッドカット2.5インチジカリグ3.5g 
これもスーパースティングレイにベストマッチする。

Inspirare Stingray“Super Shake” 63MLに関する更に詳しい情報は、下記エバーグリーンWEBサイトでご覧ください。
http://www.evergreen-fishing.com/goods_list/TheStingraySuperShake_01089010_1.html

 

 

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