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檜原湖滞在1週間の巻&第2回アンドロイド発売間近の巻
檜原湖のスモールマウスが巨大化していた。
この程度のサイズ(800g)で軽く5本そろってしまう日も・・・。
次号TSRはビッグスモールの連打です。



檜原湖に滞在して既に一週間となる。福島県に滞在の模様は詳しく今月号バスワールドTSRで報告するとして、檜原湖の現状は良くも悪くも予想外と言ったところだろうか。
初めに悪いほうを言えば、意外なほど低かった(これは良い予想外だったが…)檜原湖周辺の放射線数値と徹底した食事の放射線対策に反し、根拠の薄い風評被害の影響か檜原湖周辺の民宿やホテルが受けている観光的営業被害が甚大な事だ。もともと毎年恒例の高地トレーニングやスキーなど、合宿目的の団体利用が多い地域なのだが、数年先にも亘るキャンセルが地元の経営に大きな影響を与えているようである。

裏磐梯の喜多方ラーメンの前では0・08マイクロシーベルト。
湯里流での1時間累積計測でも0・14マイクロシーベルト/h。
これは出発前、芦屋~神戸で何度か計測した累積計測値平均0・11とほとんど変わらなかった。
ちなみに政府暫定基準値は3.8マイクロシーベルト/h・・・。

確かに毎年恒例となったイマカツトップチームの長期合宿も、今年は原発放射能問題や地震の風評から正直実行を悩んだが、結局現地に来てみるといつもと変わらず美しく、気持ちの良い檜原湖だった。ただ、その檜原湖のある福島県自体は今も未曾有の危機に瀕している事は紛れもない現実なのである。現地滞在し「ここは安全ですよ」と観光奨励する事も被災地支援の一つにはなるだろうが、今も同じ福島の百数十Km先には観光や釣りどころではない多くの被災者方々がおられ、その気持ちを考えると複雑な心境になる事もまた事実である。

最初は5人だったメンバーも今は9人。
最終的には16人もの大所帯で合宿です。

一方、良い意味での予想外と言えば、少なくともこの1週間(実質5日)に限って言えば、理由は定かではないが檜原湖のスモールマウスの状況は過去最高と言っても良い程の釣れっぷりである。TSRの取材も僅か1日で終了、残りの日程で福島県被災地の視察に回る程の余裕。もともと数釣りは比較的簡単な檜原湖なのだが、今年一番予想外だったのはそのサイズの巨大化である。TSR取材中に、もしかして檜原じゃなく間違えて野尻湖に来てしまったのか?と思う程のビッグスモールが連発している。例年ならTOP50の平均上位ウェイトは1日当たり2300〜2500g/5尾だったが、今のまま行けば1日3000g〜3500g、奇跡のスモールオンリー4キロ越えも1〜2人は出そうな気配がある。事実、超ビッグの写真公開は雑誌優先なのでここでは出来ないが、5日間で2回4キロ越えを達成している。このまま台風が来なければ、既にやる事は完全に決まっている程、今回の手ごたえは大きい。本当の意味での被災地支援のためにも残り3日間、全力で頑張りたいと思う。


バーサス3080より遥かに大きいスモールマウス。ここは野尻湖??と思った日もあった。


さて、オマケの良い予想外をもう一つ付け加えておく事がある。それはABU REVO LTX-ZPI PRO KITチューン、遂にKTFフルチューンに勝るとも劣らない究極のベイトフィネスリールとして完成したとここに断言しておこう(少なくとも私の量産用最終プロトレベルだが…)。むしろオーロラと比べ150g台の軽量性、パーミングのしやすさ、後付けチューンの容易さ、そして何より「全てにおけるストレスの低さ」を考えれば、自分的には現時点でこのLTX ZPI/PROがベイトフィネス最進化機種になったと確信できた。馬淵が「ノーマル状態のLTXですら〇〇〇〇〇〇以上なのにコレはヤバ過ぎます…」と本気で僻んでいたのが印象的だった。まあ、後は耐久テストが残るが、現時点でのLTX-ZPI/RACINGキットは予想外の?想像を超える仕上がりになったと言っても良いだろう。


感動の仕上がりを見せたLTX-ZPI PRO。
フルキャストも超絶ピッチングも同じブレーキ設定で楽々こなせる。とにかく気持ちいのが素晴らしい!!


最後に第2回サイドリバーネット販売用アンドロイドの生産が完了。まもなく出荷予定。今回は超人気の養老鮎に加え、新色3色を追加。そしてついに全面夜光貝職人手貼りバージョン「夜光鮎」「夜光ワカサギ」が超絶少量ですが今回出荷します。販売日は追って発表しますのでお楽しみに!


今回の出荷は上から
ナチュラルマット鮎、養老鮎、阿部式ハイビズややマットゴールド鮎(なが・・・)、クリスタルチャート。
夜光貝スぺシャルはサイドリバーで御覧下さい。

 

 

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