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開幕戦直前、サメウラ湖湖畔よりの巻
ブラック夜光貝を全身に纏わせたワンオフのアンドロイド。
初日はビッグバスを複数手にできたが・・・・。
取材ならコレ一本でOKだが、これが通じる程、試合は甘くない。



いよいよ今週末に迫った2011年TOP50開幕戦。今回は震災被害に配慮し、オフリミット期間が直前1日のみ、そして試合本番での使用ボートの馬力制限(60馬力以下)等のレギュレーション変更があり、練習そのまま本戦突入と言う異例の試合となる。現在、サメウラ湖に滞在し2日間の練習を終えた所だが、今年のサメウラ湖は例年に比べ水位が非常に低く、現在も減水傾向、水温もバックウォーターで10度、最も高い所でも13度前後と遅い春となっている。

毎回熱烈に迎えてくれるアヒル?のサメ君とウラちゃん。
船に勝手に乗ってくるので、ルアーを食べられない様に気を付けてください。

現在の所、先々週のチャプターでの状況も練習初日はまだ色濃く残り、比較的イージーにキロ前後のプリスポーニングバスをかなり手にできたが、2日目からは一気に選手が増えた事もあり、湖の状況は激変に近い程のプレッシャーがかかり始めた。春は読める人間はバスの居所、釣り方を的確に掴むため、逆にTOP50レベルとなるとそれが激しいバッティングの応酬となる。その結果、ストロングパターンで3日間を戦い抜く事はまさに奇跡的展開となるだろう。故に結果的に練習でのストロングパターンは、毎回本戦では全く通じなくなる事が多く、どうしてもリミット優先のライトリグに軍配が上がる傾向が強い。
しかし、自分にとってTOP50の一つの大きなテーマは、優勝する事はもちろんだが、その勝ち方も重要な意味がある。


アンドロイドは暫く封印。
ただ、サメウラのバスは意外と勇敢でダイナミックなルアーが好きな性格をしている。
(既に3月末、アンドロイドは工場出荷されていますが、
震災の影響でバスワールドからの発送が未だ一部遅れているようですいません・・・)


一昨年、昨年とあと一息でストロングパターンでの優勝を逃しているが、近いうち必ずライトリグを完膚なきまでに凌駕する無敵のストロングパターン、「ルアー」の持つ活き餌もしのぐ本来の力を、優勝する事で証明して見せたい。広大なサメウラ湖はその可能性を持つ湖の一つである。後3日間、全身全霊をもってサメウラ湖のバスとじっくり会話してみたい。

コイツだけはムカつく程余裕綽綽です。
今年は余裕でチャンピオンとってアメリカ行くようです。

 

 

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