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青龍降臨&お知らせの巻
2011年の競技専用艇としてサポートされたレンジャーZ519&マーキュリーProXS225TM。
ラッピングのイメージは私の干支でもあり、守護神でもある「龍」をイメージした。



先週末はチャプターさめうら開幕戦イマカツ&さめうら荘カップにTOP50開幕戦の練習、2011年トーナメント専用新艇のシェイクダウンもかねて参加してきた。今回のサメウラチャプターは東日本大震災復興支援チャリティーとしても開催されており、試合後のオークションでは運営にあたっていた役場の方が驚くほどの支援金が集まり、地元土佐町役場を通じて被災地へ届けられる事になった。中にはこの支援オークションのためだけに遠方から来てくれた方もおり、トーナメントを通じバスフィッシングが地域に、そして復興支援に微力ながらでも貢献できた意義あるトーナメントになったと思う。

サメウラ湖はバスボートが活かせる日本最大級のリザーバー。地元アングラーのボランティアと地域の協力によって、このフィールドは維持運営されている。

今回はチャプターに参加する前に練習も兼ねてルアーマガジンの取材も行った。さすがに4月ともなれば春らしいバスの動きが随所に見られ、プレッシャーの少ない状況での取材は瞬殺完了。つい最近までの冬の厳しさがウソの様にバス達は日増しにアクティブになって行く感じを受けた。いよいよ次の大潮(17〜18日)あたりに今年1発目のスポーニングが始まりそうな予感がする。


今回もアンドロイド症候群にかかってしまいました・・・。
バスのチェイスが見えるともうやめられません。


そして今回はもう一つも目的であるポパイフルサポートの2011年新艇レンジャーZ519&マーキュリーPRO/XS225TMの爆発的なハイパフォーマンスぶりを、広く美しいサメウラ湖で存分に楽しむ事が出来た。昨年までのZ21がバスボートのMercedes S classなら、まさにこちらはレース専用のPORSCHE 911 GT2RS。サイズこそZ21よりかなり小さいが、従来200馬力MAXだったレンジャーに225馬力のPRO XS/TMを搭載できるようになり、カーボンリードバルブのレスポンスの良さと相まって、その運動性能はまさに破格にジャンプアップしている。


まさに水上のポルシェ。
環境にも優しいオプティマックスだが、圧巻の加速性能はツーストならではのパンチ力。
官能的な走りが魅力だ。


やはり日本の平均的湖のスケールとトレーラーでの運搬性を考えても、Z519は最もベストな選択だと痛感させられた。ちなみに昨年までの愛艇Z21は4月から小南・琵琶湖ガイド専用艇となっている。世界最高レベルの装備と快適性をもち、3人でもゆとりある釣座スペースが確保できるZ21で、小南君の豪快なガイドを是非堪能して欲しい。
http://ameblo.jp/y-kominami/

昨年までの愛艇Z21は、現在、琵琶湖で小南ガイド専用艇として活躍中。
是非一度乗ってみてください。
ガイド艇としては最高に快適ですよ。

さて、肝心のチャプターの成績はと言いますと…今回は珍しく社員ワタナベと2名乗船でマッチプレー勝負。まあ、社長が前でいろいろTOP50に向けて試しているのに邪魔はしないだろうと思いきや、KY爆裂のトーナメントオヤジと化したワタナベがそこにいた。あっという間にリミット達成したかと思いきや、入れ替えまで始める始末…。その間、最近アンドロイド症候群に侵されていた私は何故かバラシ連発でイライラMAX…。取材ならまずないミスが連発するのもやはり試合ならでは。おかげで本戦に向けて緊張感と危機感が一気に戻ってしまった。

この所、アンドロイド症候群にかかってしまい、ビョーキ状態でした・・・。
サメウラでは、背中のスリットホールにタングステン接着板をカットして挿入し、少し早目に沈めた方が好結果。

しかし、KY炸裂のワタナベは、お立ち台確実級のバスとのファイト中に興奮しすぎたのか、ボート内で見事に転倒。当然バスにラインを切られた揚句、後日診断で足首靭帯断裂&亀裂骨折と言う天罰が下りましたが…。まあ、あれ以上釣り続けて社長に首を切られるより、靭帯とラインが切れただけで済んだだけマシだったかもね。それでも物凄く楽しそうに最後まで釣りをしていたワタナベはやはり釣りバカでした。日頃の鬱憤を晴らして痛みも感じなかったでしょうか?

結果はデカいバスは獲ったが、ナベに散々邪魔されてショボショボ・・・しかし、TOP50に向けて良い薬になった気もする。

と言う訳で、22日からはいよいよ開幕戦サメウラ湖本番。今回は東日本大震災に配慮して試合本戦での使用ボートは60馬力以下の馬力制限が設けられている。青龍号の登板はなくなってしまったが、可能な限り上位入賞し、獲得賞金全額を義援金として復興支援の一助にするためにも、今年は何としても2006年以来となる「優勝」を必ず勝ち取りたいと思う。

お知らせ。
最近、スロープが整備されとても便利になった旧吉野川ですが、便利になった事でボートアングラーが増え、常識のない行動やマナーの悪い行動のアングラーが増え、問題になりかけています。特に橋脚下の高速走行や、見通しの悪いカーブでの高速走行、ライフジャケット未装着、配慮のないスロープ駐車等が多く見かけられます。更にマナーが悪化すると最悪、町からのスロープの使用制限等の措置が取られかねません。旧吉野川今切スロープを利用する際には、下記のローカルルール(トーナメンターのみに対してではなく、利用者全員に対する地域ルールです)を必ず守って利用するよう心掛けてください。



                                          
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