10月末・秋の出荷最新情報の巻
今年1年をかけて取り組んだ新コンセプトは今は極秘。 12月に黒帯リアルディールにてその全貌公開!完全未公開トップシークレットです。 KYな台風14号のおかげで、各地で色々なイベントが目白押しだった週末が軒並み中止や延期…。エリート5も延期となり、現在、11月14日までの予定を全てキャンセルし、常在戦場の心構えで再開日程の連絡を待ってはいるが、釣りビジョンから未だ何の連絡もなし…。おかげで11月1日から決まっていた仕事や取材の予定が全て狂ってしまった。いい加減、ホンマに仕事に本腰入れないと、社長をクビになりそうな勢い…。落ち着かない毎日が続いているが、仕事しなきゃ社員&役員がクーデター起こしそうなので、とりあえず10月末出荷製品の最新情報をお届けします。
まず今回の目玉はワドルバッツの新色。今回のカラーは先月のナチュラル系とは打って変わり、動きをしっかり目で確認できるワイルド系。その中でも新たにデザインしたバッツマンマークモデルと、ブルーチャートを自分なりにアレンジした新色アメリカンブルーシャッドが非常に気に入っている。
ここにきて各地のローカルトーナメントでウィニングルアーになったり、急増中のラブフィッシュ投稿を見ても、やはり低水温になった方がクランクは明らかに効果が高くなってくるようだ。ここ数年関西ではクランクと言えば12〜3月がまさに旬の季節なので、そろそろ各種クランクの準備を怠らない様に。
次になんと言っても今回出荷のメインは小さな奇跡こと、「スピンモグラモスチャター」。正直こいつの開発には結構時間がかかってしまった。スピンモスの場合、ヘッドが3.5~5gと軽いため、逆に激千鳥になりすぎて、制御が難しい暴れん坊になってしまうからだ。関東激シブ水系や野池をターゲットにしており、メインテストは高滝湖で阿部に担当してもらった。
開発コードネームがワスプの「スピンクランキングコンセプト」に習った対タフレイク専用小型軽量モグチャだったのだが、実は密かに改造版は別名「ベイトフィネスチャター」とも呼ばれ、ベイトフィネスタックルでの「カバー激ピン撃ち抜きメソッド」が密かな新戦略になろうとしている。現在はこのベイトフィネスカバーチャターに対応する「カバー内攻略型特殊モデル」プロトを近々、雑誌発表できると思う。
もはやモグチャの威力に関しては何も説明する事はないが、琵琶湖ではバクラト馬鹿の小南ガイドが1年たってようやくモグチャの威力に目覚めてしまい、ここ数カ月、怒涛のロクマル捕獲中で、遂にロクマル年間公認30本越えを余裕で達成してしまった。冬になれば再び大得意のバクラト馬鹿復活なので、来季は夢のロクマル50本越えも現実を帯びてきたようだ。 (バクラトキャンペーン&グラチャン発表遅れに遅れてスイマセン…。エリート終了後正式発表します。)
その他には新製品ではないが、私の超絶イチオシルアーが本来なら既に発売されていたはずなのだが、何処かの試合馬鹿のおかげで激遅れ…。その一押しとはなんと言っても「アベラバ」。
こいつはマジで究極のスモラバの名に相応しい激釣れスモラバである。今年の試合のバスの半分以上をこれで釣っていると言っても過言ではない程、異常に戦闘力が高い。その最大の理由が実はトレーラーとのバランスなのだが、アベラバは絶対と断言できる程、アンクルゴビー3インチとコンボさせた時、究極のスモラバになる。その飛距離、スイム姿勢、カバーへの適度な引っ掛かりと卓越した回避力、ボトム感度、絶対的自信を持ってお勧めできる。ちなみにその秘密の半分はアンクルゴビーがになってると言っても過言ではなく、アンクルゴビー3インチはアンクルテール部の重量からボディーバランスまで、全てのバランスを徹底的に考え抜いてデザインしている。アベラバが現在販売されていないので申し訳ないが、その効果をいち早く実感したければ既に市販されている「エグジグ1.8〜2.3g」にコンボしてみて欲しい。姿勢バランスとスタック率はアベラバと違うが、非常に優秀なスモラバでアンゴビ3との相性もすこぶる良い。アンゴビ3を付けた瞬間から飛距離と根ガカリ回避力をすぐ実感でき、劇的にスモラバが誰にも使いやすくなるはずだ。
さて、いよいよ11月ともなると、なんと言ってもシャッドの季節。シャッドと言えばこれまた元祖高滝巻きシャッドマイスターの阿部が、昨年、スーキラ高滝ワンデイ80本越えを実演し爆発的ブームを巻き起こしたが、今年はそのスーキラに特別色がラインナップ。一見、何の事はない腹部を蛍光カラーに塗っただけに見える新色だが、実は業界初とも言える非常に手の込んだ塗装を施したモデルだ。
その秘密は「艶消しマット&艶有クリア2段コーティング」。普通、蛍光マット塗装用の塗料のトップコートには専用のマットコーティング塗料を使う。理由は艶消しマットに艶有クリアコートをしてしまうと、せっかくのマット感が台無しになり、蛍光色ならではの「色の毛羽立ち感」、すなわち鮮やかさが失われてしまうのだ。そこで、今回のスーキラでは、腹部のみを艶消し蛍光マットのトップコート、リアルな側面、背面を艶有クリアトップコートと2段回に分けてコーティングしたものなのである。これは普通、海外での外注生産ではまず出来ない非常に手の込んだ、時間とコストのかかる塗装なのである。
ベイトに合わせてリアルなカラーが使いたいけど、濁っているので目立つチャートやオレンジの派手さも欲しい…。よくあるそんな場面でこそ必要だから特別に作った、一見、普通、されど実はプロ仕上げの特殊カラーなのである。
さてさてシャッドの最後に最新情報。実はつい先日、阿部に昨年のシャッド秋爆の再現撮影を依頼したのだが、今年も見事、超強烈なシャッド秋爆再現に大成功した。今回の高滝秋爆の主役はジレンマスーパースティープでのキャスティングメイン。 難しい雨、晴れ激変の天候変化など一切お構いなし、秋の高滝で1日半、38cm~45cmを連日20数本ジレンマSSでキャッチ、その阿部流秋爆シャッド秘奥義を完全収録してきた。出来るだけ近日中、イマカツ・ザ・ムービーにて3本立て(バス多すぎ…)公開予定なのでお楽しみに!
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