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恐るべし亀山ダム&釣り小僧馬淵LEE・2連勝の巻
ちょっと調子に乗りすぎて暴言吐きそうなのが恐い釣り小僧馬淵LEE。
TOP開幕戦ブッチギリに続き、またまたぶっちぎりの2連勝。



〇〇もおだてりゃ木に登る…ではないが、馬淵LEEがTOP50開幕戦に引き続き、翌週、高知大渡ダムで開かれたチャプター愛媛開幕戦も優勝し、開幕2連勝を達成した。今度はなんとハドルスイマー3インチリアルのアリウープアタックでの3本4キロオーバー、ブッチギリ優勝。昨年、檜原湖の宿で「メジャーレイク50アップDVD」と「モンハン爆魚」を一度見ただけで、完璧にマスターしてしまうのはさすがとしか言えない。

一度見ただけのアリウープアタックを事もなげにやってしまうのがTOP50プロの凄さ。
見えたバスのほぼ100%が、ハドルスイマーだけを明らかに喰ってきたらしい。

今回はほとんど経験のない湖だったが、下流ワンドの奥の流れ込み付近のフラットに差しては下がるバスをサイトで発見、必殺技アリウープアタックの「呼び戻し」を使っての爆釣だったそうだ。最初は何をやっても反応がなく、半ばあきらめかけたころにDVDを思い出し、ハドルスイマーリアルに変えた途端いきなり反応が変わり、差してきたメスのほとんどを仕留められたそうだ。

昨年同時期、八田原ダムのオカッパリで開眼した
「悪魔のハドルテール」メソッド。
今年もその威力はやはり健在だった。

昨年のTOP50では、春に濁流激濁り試合が続き、残念ながらアリウープアタックがその破壊力を試合で見せる機会がなかったが、その威力はやはり今年も健在のようだ。詳しくはルアマガDVD「モンハン野池爆魚捕獲術」に結構詳しく明かしているので、今年の春は是非一度試してみて欲しい。この威力、マジで大袈裟ではない。

「モンハン虎の巻」では、ギリギリ寸止めまでアリウープアタックを解説。
アリウープアタックにはオカッパリならカレイド・アリウープが最高に良い。と言うか専用。

そして私が野村ダムで編み出した「ある釣り方」も、実はこのアリウープの応用進化版なのである。一度見切ったバスが、再び戻ってきてまで喰ってしまうアリウープアタックの極意、今年はアリウープはホンデューまで完璧にマスターしてしまっていたので、「ある釣り方」は絶対まだ行けるので明かしません。

老獪きわまるレイクレコ‐ドクラスの怪物が反応するルアー、テクニックには、やはり何か特別なモノがある。
この技はニードルシャッドがベースになるが、ちょっと意外な釣り方である。

さてもう一つの話題は、先日、驚愕の亀山レコードを記録したジャバロンだが、その後いろいろと調べてみると、密かに亀山水系、霞水系でもビッグフィッシュキラーとして密かにシークレットロコベイトになっていたことがようやく解った。なんだか最近、関東の厳しい環境で鍛えられたアングラーほど、少しタイムラグこそあるが、イマカツルアーに備わった「封印」を解く力を身につけはじめているような気がする。不思議な事に、私がキラーベイトとして自信を持っているルアーほど、関西系にも関わらず関東からブレイクする傾向が強いのである。

2010年だけでも既にスーパーロコの間では、こんな亀山ビッグバスが・・・・

中村さん 2月27日 サイズ 55.5cm 3,720g 
ジャバロン140(ブリーディングシャイナー)

まあ、平日ロケなら50アップを釣るのもさほど難しくない関西では、関東ほどルアーのポテンシャル全てを発揮させなくても釣れてしまうがゆえに、「封印」を解くまでもないのかもしれない。ここ数年、新製品以上に、この「封印」が解かれてブレイクするモノが私は本物のブレイクだと考えている。モグチャにしても「封印解除」のヒントを与えてくれたのは阿部ちゃんだったしね…まだ最後の詰めが甘かったけど。

船藤さん 3月 6日 サイズ 55.5cm 3,110g 
ジャバロン160(アーカンソーシャイナー)


しかし、自分たちが心と情熱、執念と夢を込めて作ったルアー達の、本質とも言える「封印」を一般アングラーが解いてくれた時には、物凄く嬉しい気持ちになる。逆に制作者の意図すら全く理解できず、一方的な評価をされるのが一番悲しい。

戸部さん 3月15日 サイズ 55.5cm 2,720g 
ジャバロン160(ハッカ)


よく「バクラトスイマーはフッキングが難しい」と聞くが、少なくとも私はそう思った事は一度もないし、DVDで同船している記者もカメラマンも、むしろフッキングミスやバレが少ない一番簡単なルアーに思えると証言している。フッキングが悪いと感じる人は、ほとんどの場合、タックルバランスのどこかに完全に間違っている部分がある事が多い。これはテキサスリグのフックサイズにも言える。バクラトに66Mクラスのロッド、ダッドカットに3/0フックでは、初めからフッキングしろと言うのに無理がある。それでも実際にはまだまだ、何の疑問もなくミスマッチタックルで「フッキングの悪さ」をルアーのせいにする人が実に多い。

ジャバロンも当初はフッキングが悪いと言われましたが・・・たぶん、
スーパーロコの方々は、全くそんなこと思ってないでしょうね。
逆に針が見えない分、ガップリ喰うのでメチャクチャ、フッキングはいいと思います。

バスフィッシングは、ルアーや狙う場所に応じたタックルバランスが恐ろしい程、釣果差を生んでしまう釣りである。正しいタックルを選択することで、今まで口にしていた悩みが恥ずかしくなる程、一気に上達する事は多い。思い当たる人はまず、自分のタックルバランスをもう一度、よ〜く、その道の達人推奨のものと比べてみると良いだろう。



バクラトやジャバロン140〜160には、最低でもスーパースタリオンが必須。
琵琶湖ならバリアント、ジグやパンチも1本でやりたければブラックガンナー。
スピニングならアリウープは私のオカッパリ、サイトにはマストアイテムです。

 

 

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