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フィッシングショー直前緊急告知の巻

ンッ??この組み合わせは何だ????
今年のショーのサプライズ第一弾です。

正月明け以来、ほぼ毎日の治療通院のため今年はまだ一度もフィールドに出る事が出来ていない。しかし、本気で約3週間集中治療を続けた結果、ここに来て筋肉トレーニングも機能回復メニューに組み込まれ、徐々にではあるが確かな回復への兆しが見えてきた手応えがある。半信半疑で決意した治療法だが、上手くいけば本当に2月2週目の手術を回避、もしくは延期できる見通しが見えてきた。ただ、状態は決して安定したものではないため予断は許さないが、3月頭の練習開幕までとにかく今年は治療に本気で専念したいと思う。

目標はなんとしても2月に予定しているの手術回避。
現在は集中治療とトレーニングの毎日です。

さて、メキシコから帰って以来、実釣テストや取材を完全にストップさせている。これほど長期に釣りをしなかった経験は07年の入院の時くらい。現場ネタはさすがに苦しいが、おかげで12月にメキシコロケを行った黒帯IX DVDは何とフィッシングショー大阪での現場発売を可能とする、今日の時点で完成を見た。これは過去の黒帯史上でも最高新記録と言える速さ。正月返上で制作を進めてきたその理由は、今回のロケが日本のちょうどプリスポーンに近い状態だったこと、そして今回の黒帯はイマカツが初めて公開する2009年のビジョンを明確に示したコンセプトアルバムでもあるからだ。

メキシコロケの約一ヶ月後、雑誌よりも早く神速黒帯本伝DVD完成。
より旬の情報をタイムリーに。
そしてこの黒帯は間違いなく、これからのDVDスタイルを大きく変えるだろう。

そして同時に今回は黒帯史上、私の念願だったとも言える新しいバスフィッシングDVDスタイルへの試みが遂に実を結んだ作品となった。そのスタイルとは、ナレーションではなく私自らがナレーターとして全編に亘り詳細な状況解説とHOW TOを、「自分の言葉」で語る事だ。
今まで数多くのビデオを出してきたが、実釣のスタイルを見せる事は出来ても、その時私が何を見て、何を感じて、どうしてその選択、行動を行ったのかを本当に正確に限られた時間の中で表現解説するには限界があった。実釣の際、バスを釣ってから解説していても、テンションアゲアゲで雑になったり、言い忘れたことや、とっさに言葉にできないような感覚的なことも多く、バスを釣る上で一番大切な「状況の読破術と判断術」的な要素が表現しきれないジレンマがあった。

ビッグバスの連発やルアーの宣伝だけではなく、本当に伝えたいのはそのビッグバスをどうやって見つけ出したか、その過程にある本能的な嗅覚。
この本能的な嗅覚は結局、どれだけ状況を読めるか、幾多の経験則によるもの。映像やナレーションでは到底語り尽くせなかった。

バスフィッシングで一番大切なことはルアーの良し悪しやタックルの優劣ではない。これらは2次的な要素であって、一番差がつく要素は如何に正確にその状況を読めるか、つきなみだが「バスが何処にいるか?」、それをどれだけ速く正確に見つけ出せるかにかかっている。更に言うと、「簡単に釣れる状況にあるバスはどこに存在するか?」を自然状況から読めて、その上で「何をどう使えば一番その状況で最もバスが反応するか?」を経験的に知っていると言う事だ。
こう言った経験は管理釣り場のような湖ではなかなか身につかないもので、特に琵琶湖などの大型自然湖ではこの能力差がテキメンに出る。全国レベルで本当に強い選手や優れたアングラーと言われる人達は、まずこの能力に格段に長けている。そしてそこにタックルの先進的優位性や卓越した操作能力がプラスされればまさに鬼に金棒、極端な人為的要素が加わらない限り、取材レベルで50アップをあっさり釣ってもある意味驚くべきことではないかもしれない。

バカラックの名ガイド、ジンは元テラピア漁の漁師。
バス釣りはしない。しかしその本能的嗅覚は動物並み。
過去3回の遠征では彼独特の風や光の読み方、そしてベイトの動きの読み方まで、多くを学んだ。

しかしタックルの機能はもっともらしい説明が簡単だが、「湖を読める判断能力」と「経験則に基づく観察力」はファジーな要素が多く、1+1=2的な表現が難しいのだ。
ともすれば製品の宣伝偏重になりがちな昨今のDVD市場において、私の数年来の悩みはどうすればこの経験でしか得ることのできないファジーな「状況の読みと判断」的要素を十分に解説し伝えられるかにあった。その上で自分が開発したタックルが持つ独自の優位性を知ってもらいたかった。私のDVDは基本的にナレーション、イラスト解説が多い。しかしマニュアル的な解説には限界があるのだ。
そして今回、遂にその一つの回答となる新しいスタイルの黒帯が完成した。海外ロケであるにもかかわらず、今回の黒帯は外伝ではなく本伝として発売される。それはルアーマガジン自体が今回の内容を特殊な場所やニュールアーの紹介だけでなく、世界のどんな湖でも、身近な野池ですら共通に応用できるバイブル的要素が黒帯本伝に値する内容だと判断したからに他ならない。

ショーのセミナーは自分の言葉で伝えたい事を語る事は出来る。しかし、セミナーには実際の映像は伴わない。
DVDは映像はあるが、現場にセミナーのような聴衆はいない。相手のいない説明はどうしても能書きっぽくなる・・・。

そしてもう一つの革新的内容こそが今回の黒帯最大の特徴であり、今後の私のDVDスタイルに大きな変化を与えるものになった。それこそが今回の黒帯ナビゲータとして私の解説をサポートしてくれることになったスカパー釣りビジョンの人気番組「五畳半の狼」http://www.fishing-v.jp/wolf/338.htmlメインキャスター「菅原正志さん」の存在である。数年前からこの企画を始めて考えて以来の一番の悩みは、黒帯レベルの解説を初心者にも解り易くナビゲートし、時に一般アングラーの目線で鋭く突っ込みを入れてくれる知識と経験を持ったナビゲーター役がこの業界にはなかなかいなかったことにあった。

最高のナビゲーターを得て、黒帯は劇的に進化した。
桁違いの情報量、魂の入った解説は私の念願だった。

今回、偶然にもエリート5のナビゲーターを菅原氏が担当され、バスフィッシングを理解しているからこそできる素晴らしいナビゲートに感心し、ダメもとで黒帯ナビゲーターを頼んでみたところ快く快諾していただき、私の念願が遂に実現する運びとなった。そして面識はないと思っていた菅原さんが、驚いたことに今から17年ほど前、なんと私のビデオ学研「リアルバスフィッシング」のナレーターを担当していた事を知らされた。今や有名アニメの声優もこなすあまりに有名な人気ナレーターだけに、本当にダメ元と思っていたのが何の縁なのだろうか、既にその時から私のすぐ傍に私の念願をかなえてくれる人がいたのだ。

スピナーベイトやバイブレーションで一定レンジをキープする簡単な方法。
しゃべるだけなら簡単だが、リールの巻き方までビデオ中で実釣映像にリアルタイムに合わせて解説するのは初の試み。

この再会?によって、今回の黒帯IX「スーパーベイトフィッシュパターン・読影読風術奥義 スピナーベイト&バイブレーション編」は初心者にも超上級者にも十分に満足してもらえる、間違いなく過去最高に濃い内容とウエイト??を持つ黒帯になった。

バイブレーションのカラーの使い分け等、菅原さん独自の視点からの質問は実に一般アングラーに立場から素直に発せられたもので、逆に回答がとても新鮮だった。

そして、今回は続編の黒帯Xをもって記念すべき本伝10本目となることもあり、同時に今までの感謝と、このニュースタイルの黒帯DVDを是非見ていただきたいとの個人的想いも込めて、初版プレス分に限りルアーマガジン限定「IKジョーカー60mm 1/2oz」の限定仕様2009年干支カラー「LM JOKER牛ボーン」をイマカツからプレゼントとしてもれなくセットすることにした。無論、DVD価格は従来通りの3980円税込(税別3790円)。まずはフィッシングショー大阪のルアーマガジンブースで先行販売&プレゼントとなります。初版プレス限定と言っても黒帯はさすがに並みのプレス数ではないのでたぶん…ご安心を。

黒帯IX初版プレス限定干支カラーの
LMジョーカー・牛ボーン」。
60mmの1/2oz.素材はイマカツ特選ボーンナチュラルで、低水温期に強いジャーク&フォールで最高のポテンシャルを発揮するタイプ。揺れながらフォールする逆ライザー。
一般市場での発売はピラーニャが2月末に登場。
ジョーカーは当面限定生産のみ。

DVDの詳しい内容、動画予告等は来週中にもアップ予定。HOW TOモノとしては「究極の新黒帯スタイル」とも言えるBLACK BELTECH IX、これは本気で見て欲しい作品です。

黒帯IX 「スーパーベイトフィッシュパターン読影読風術奥義」詳細
(画像をクリックするとPDF(1.39MB)を開きます。)
黒帯IX 「スーパーベイトフィッシュパターン読影読風術奥義」詳細。

 

 

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