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K.imae Today's Tips 2174『サイトシークレットカラー』

昨年からTOP50でシークレットカラーになっていた通称「ミミズカラー」。

今年の夏にルアニューセンター記事でご覧になった方も多いはず。

カラーリングに少々手こずりましたが、なんとかシーズン中に調色完了。

今月待望の入荷になります。

















今回入荷するのは上から三原生ミミズ、今江ドバミミズ、七色シナモン。

そしてここにはないですが、
たぶん入荷のはず?な今江シークレットパープル(名前不明)。

三原生ミミズは実は3年前から試作していたボツカラーを七色戦のときに三原に渡したら、
死ぬほど気に入って試合までに絶対間に合わせてと懇願されたカラー。

とにかくウナキュウや鰻重での反応が全然違うと興奮して話してました。

でも既にその時、七色戦用に今江ドバミミズを自分だけ準備していたのは内緒です。

今江ドバは知る人ぞ知る、アレのリメイクカラー。

そう、40年ほど前に存在した今は無き「クリームワーム」の「ドバミミズ」。

自分が知る限りドバミミズの元祖はクリームでした。

40年後にまさかシークレットカラーになるとは当時は誰も予想してなかったでしょうね。














なぜミミズカラーがシークレットカラーだったかと言うと、
こういった見えバスの反応が桁違いに良いこと。

良いといっても使い方にキモがあります。

普通に投げたら普通に逃げます。むしろ、グリパンの方が逃げないですね。

ミミズ色は実は信号の赤と一緒。

実は一番色の中で遠くから確認できる波長の長さを持つのが赤。

信号が赤なのは、一番遠くから認識できる色であるから。

2番目はオレンジ。

で、その中間色がミミズ色や薄いオレンジとも言えるシナモンになるわけ。
















だから、こういった岸から離れた見えバスでも、
岸際でワームを発見させる力のあるカラーって事です。

要は、バスがギリギリ発見できると思われる最大限
遠い場所にまずワームを置いておく事がキモ。

泳いでいる場合は遙か先の遊泳ラインに。

ワームの着水点をバスに見せないのが絶対条件です。

あとはバス自ら勝手にワームを発見して寄って来たら、
「自分で見つけた」と勘違いして簡単に喰います。

スレ度合いにもよるが、全く動かさずにラインの気配を完全に消す方が喰います。

あとはルアーを見る目が片目だけになった瞬間に、もうほんの僅か、
人間には動きが見えない程度に一瞬だけワームを揺らすのが吉。













ミミズ色は最強波長の「赤」から「警戒色」の要素を薄めた生き物的色と言う解釈。

一番見つけやすく、近づいても生き物っぽく魅せれる特殊な赤。

使い方のコツとして、「赤」は波長が長いのは光の届く中でのみという条件を利用する事。

赤は逆に光が届かなくなると一番最初に色を失い、「黒」に変化します。

逆に最後まで光の届かない湖底でも発色をキープできるのは「青」。

だから赤を活かすにはできるだけ浅い場所に置いて、バスに発見させる事。

今回のイマカツミミズカラーでは、最強は三原生。
逆に一番ナチュラルなのが「オレンジ」の波長を持つ七色シナモン。

中間が今江ドバ。

強すぎて見切られるときに順に強さを下げると反応が変わります。

ルアニュー動画ラストフィッシュがまさにそれですね。















あと、同じ見えバス、同じであろう回遊スクールには、同じワームを3回以上は見せない事。

ルアニュー動画でもこれが肝といってます。

見切らせないためには、カタチ、比重、長さ、色を躊躇せず変えてみること。

イマカツの場合なら、
張りのあるイールと高比重なセクアンのローテーションがベストです。

















で、最後にその赤を更に捻ってみたのがこのクリア紫レッドフレーク。

このカラーが実は深くても浅くてもメチャ釣れます。

クリアな湖ではこれが一番シークレットカラーだったりします。

自分的には一番見破られ難い「赤」の変化球って感じ。

ただ、水中で馴染むので見え難いのが難点で、
サイトでは見失わない集中力が要りますね…。

発見しやすく見破られ難いという点では、人間が見ても同じ事です。

イールのミミズカラー、セクアンのミミズカラーは絶対に持っていて損の無いカラー。

その威力を見えバスで確認すれば、まずボックスから外せなくなります。

ちなみにセクアン5.5インチは超久々の再入荷になりますので、欲しい方はお早めに!







 

 

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