今回の試合、１日２本のフロリダを仕留めることを戦略とした。

25～28cm（250ｇ程度）のキーパーはTOP50フィネス軍団にはイージーなので、
自分は毎日２本のビッグフィッシュを仕留めることで表彰台を狙う。

初日はこのサイズを２本掛けるも、１本をミス。

しかし、事実上、この一本で予選１３位スタート。

公式練習では大型のネストを10箇所ほど見つけていたが、

なんと初日朝、水位がいきなり60cm以上増水。

12時過ぎまで2尾で僅か700g。
デカイバスほど深かったため、ほぼ見失う大誤算。

根性決めて午後から戦略変更。

アベンタRS一本勝負。

GT、アベンタがが霞んでしまうほど、このクローラーは本当に凄い。

全てが究極のレーシング仕様である。

そのRSで2本掛け、1本をウェイイン。

RSはTOP50のプレシャーでも通用することを証明した。

実はこの試合中、驚くほど多くのプロたちがアベンタGTを投げていた。

優勝の小森プロですら、表彰台の上でアベンタGTの名を口にした。

サポート枠を超える名作、アベンタGT。

RSはそれを全ての面で遥かに凌ぐ。

RSは試合後、三原が桟橋で見せたRSの動きを見た名だたるTOP50プロ達が
みな一様に「やばすぎる…」と口にした。

そして、三原は一個しかないその特上のRSを、
試合後、桟橋で沢村さんに奪われることになる…。

ナベがぶつけた車の代償は高くついた…。

この試合でRSが結果を出したことにより、強度改善されたRSは量産を本日確定した。

トッププロ達が内緒でも使いたくなるビッグベイト。

そしてそのビッグベイトでフィネスに圧勝できるその日が来るまで、

「RENN SPORT」としての唯一無二の、勝てるルアー作りへの挑戦を続けたい。