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【F.INOUE】 水質が富栄養化
『皆さん、どうも、こんにちは!日頃、いい釣りしてますか?』 池原・ガイド の井上 太 です。
この週末、池原ダムの直ぐ隣に位置する“七色ダム”にて“TOP50(第2戦)が開催されていました。
『“イマカツチーム”メンバーの方々、大変、お疲れ様でした!』・・・
さて、その後の池原ダムからの報告ですが、先週後半からは好天候続きに恵まれていた事もあり、着実に湖の表層水温は回復&上昇し続けていた。

次の釣行日は18日(月)。前日の夕方から降り出したシトシト雨は、その晩〜翌朝と続き、雨日での釣行となった。午前中のみの釣行だった事もあり、坂本筋・上〜中流域をサイトメインにて流した。
良型のメス着きネストを確認する事は出来なかったが、ネストを死守するオスバスは、所々で確認する事が出来た。今回、新たな試み(ライトリグ系)での水面直下ミドストする方法(スイミングワーム)を試していたのですが、思いの他、深い所から顎を上げて急浮上して来る良型バスを数多く確認する事が出来た。のだが、何れも、“寸止めUターン”もしくは、“キスバイト”程度が多く、フッキングに至らなかった。“バスを寄せる”“誘い出す力”は備えているのだが、あと一歩のバイトに持込ませるところまでが、判らない!
『その肝を見い出す事が今後の課題である。』と考えている。
この日の午後〜4日間は、大阪へ出張中、池原を離れていたのですが、その日の夜間は、大雨が降っていたらしく、湖の水位にまた影響を及ぼしていた。『留守中の20〜22日の間は、好天候に恵まれていた。』との事だった。
23日(木)のガイド釣行日。ダムサイト周辺の水質は良好!透明度に関しても比較的高かった。水位は1.5mほどの増水後、放水による(約-30cm)減水傾向となっていた。
この日は、白川筋・下流域からのスタートにて開始する。途中、気になった箇所にて、比較的良型サイズ数組のペアリングを発見するも、まだ、“入り掛け(入る前)”もしくは、“入り立て”組が多く、偶にオスバスが反応を示すも、直ぐに、ネストを離れてしまい、周囲をウロウロと・・・の状態が多く、まだ、執着してはおらず時間ばかりが経過してしまっていた。その後、放水口へと入るも、反応を得る事が出来ず、『一か八か?の賭け』の溜まり流木越えBW部を目指した。(因みに、この日の放水口は放水していた)最上流のインレットまでチェックするが、数尾のバスが確認出来たのみで、期待するほどのポテンシャルは無かった。(18日にこの場所を訪れた知人の話では、50cmクラスが複数溯上していたとの事だったが・・・) 溜まり流木越えをする頃から吹き出していた風は、更に強まり、帰る際には、“行きしな”の何倍もの流木の多さに“ビッシリ”と膨れ上がっていた。(午前の部終了。)
この日の気温は、益々上昇し、体感温度は、30℃を超える勢いだった。
午後後半の部、今度は、今季不調を謳われている備後筋に場所を移し、上流域を目指した。上流域に近着く程、水質は悪化して行き、野池や沼の様な※“富栄養化”の水の色になっており、BW部に近着くにつれ、クリアーになっていた。(富栄養化になると、水質は累進的に悪化し、透明度が低く水は悪臭を放つようになる。緑色、褐色、赤褐色等に変色する。)
 
備後筋BW部の状態。
しかし、今回は残念ながら1尾のバスも見掛ける事は無かった。
このエリアでも、クリアー部にて複数のバスを見掛けるが非常に反応が悪く、BW部や途中の大岩のインレットで
は、バスの姿は見られなかった。本日の釣行で得た事は、アフターのバスは沖合いの立ち木にサスペンドしていた事。これらのバスに対し、ジャバステック5″ヘビーダウンショットリグを枝に引っ掛けて、“ステイ&シェィク”して誘う釣法にて数を稼いで行った。
だが、バイトのあった全てをキャッチする事は出来ず、何度かの“枝に化ける”もしくは、“擦れ切れ”となってしまった。それでは、また!次回へと続く・・・

池原ガイドサービス ¥25,000-(お一人様/8時間) http://www.btm-c.com/
お問い合わせ先:E-mail info@btm-c.com


釣りとは全く無関係ですが、
自宅で見掛けた野生生物です。



 

 

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