前日プラの朝、出船して何げにボートの航跡を見てみると泡ボコボコ状態。ここ最近、朝晩がめっきり涼しく、気にはなっていましたがやはりターンオーバー？ということで、その影響を少しでも受けにくいドシャローエリアで且つマンメイドのビッグストラクチャー“中間大橋橋脚の東岸から１本目”をチェックに行きました。
すると！まさかのまさか「オマエは明日だろ！」と思わず叫んでしまいそうな５０cmオーバー、推定２kgのビッグサイズを釣ってしまい・・・いや、釣れてしまい意気消沈。しかし「これは有りだ」と自分自身に言い聞かせてパターンを確信。その後は先週まで良かった場所をチェックしてまずまずの感触で直前プラクティスを終了しました。
明けて当日。最下流の堰が放水を行ったようで水位が前日から約３０cm減。本来ならば朝一から中間大橋橋脚東側
１本目に入るところではありますが、ここは平均水深６０cm〜１mと非常に浅いエリアの為、はたしてこの減水がどう影響するのか？不安が頭の中を過ぎりました。
とりあえず朝一の直行は避け、二週続けてグッドサイズを確認していた秋の定番スポット“中流帯・旧河川チャンネルに絡む二段ブレイク”へまずは向かうことにしました。
到着直後、幸先良くパワービルで１本をキャッチするもプラの時と同様、釣れるのは１本だけで粘ってみても後が続かない・・・。それならば！と中間大橋へ移動を決意。神にすがる思いでボートを走らせました。
着いてみるとやはり減水の影響でエレキが座礁。しかしそれにもめげず、ドーバークローラー・ネコリグのロングステイとパワービルのノーマルリトリーブという「静と動」メリハリをつけた展開で２本のキロフィッシュを連発でキャッチ！スタート後１時間半でリミット達成。
ところが、釣ったのは結局その３本のみで後半は苦戦。
結果、２７１０gでウエイイン。ブロックチャンピオンのタイトル獲得には及ばず、私にとっては残念無念の３位となってしまいました。
しかし今回、試合結果は別として、パワービルの「ミノーにして小型クランクベイト以上の引き心地」とそれから発する「強い波動」。そして、ジョイントとエラストマーテイルから施される「きれいなヒラ打ち」を再度認識しました。また私自身、遠賀川のフラットテーブル及びブレイクのショルダー部攻略に於いても、もはや欠かすことのできない重要なアイテムの一つになったことは言うまでもありません。