今年度の九州地区はNBCチャプター福岡が先陣を切って開幕。
その第1戦「エバーグリーン・ディーパーカップ」が遠賀川で開催されました。
週半ばに降った雨の影響で濁りが入り、上昇傾向にあった水温も若干低下。
当日も前日から更に約1度下がっており、ただでさえ厳しいこの時期に拍車を掛けるような状況でした。
また、全体的な釣果としても参加者62 名中、ウェイインされたのは28名で半数以上の方がノーフィッシュ。
まさに個体数の減った遠賀川を象徴するかのような結果となっていました。
そんな中、私の前日プラはエリア全域の水温と水質のチェックのみで、竿も振らずに走り回って2時間程度で終了。
短時間ながら分かったことは、濁りの上流域とクリアな最下流部の水温が低く、いい具合に白濁した中流域が一番水温の高い状態でした。
なので狙いは中流帯。
大潮が絡んでいることもあり、カレントや水温変化などでシャローに差すタイミングを見計らいながら、徹底してハードルアーでラン＆ガン。
水深1m前後の沖のロックハンプをメインに攻略しました。
結果、前半は苦戦しましたが、ラスト1時間半でなんと！
この状況下に於いては驚愕の5本キャッチ、しかも2本入れ替えに成功！
ルアーは全て“IKジンクス1/2oz（ボーン）”！
レンジキープ力を生かしたスローロールで、底ベタベタにトレースし、岩に当てた直後のリアクション狙いが的中。
キロアップ2本にキロ弱1本、トータル3,200gでウェイイン！
個人的には大満足のパーフェクトゲームでブッチギリの優勝！
そして九州のメジャートーナメント通算12勝目をマークすることができました！
これで現在、ショップトーナメントを含めると3戦連続の表彰台。
その全てに“IKジンクス”が絡んでいます。
基本的に私は「ハードルアーを信じる者が救われる」と思い続けて20年近くなるのですが、この“IKジンクス”の爆発的威力にはもう言葉はいりません。
結果が全てを物語っています。
トーンメントを戦うには、もうこのスピナーベイトが無かったら無理！
なによりも、あまりの釣れっぷりに、ただただビックリです！
それにしても・・・今のボートを譲り受けてからというもの、タイヘン相性がよろしいようで、新艇になっていきなりコケたモテ課長こと伊原プロ、アリガトウゴザイマスッ！（笑）