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2014年TOP50開幕戦スタート
美しい大台ケ原山系の七色ダム。
いよいよ2014年トーナメントトレイルがここから始まる。



ようやく出発当日にギリギリ準備が整った。今年は横浜ショーの関係で変則プリプラクティスとなり、先週金曜日に練習を終えほとんど休息もなく再び水曜日からの公式練習となるため、試合準備でブログ更新をする隙もない状況だった。

今年の開幕戦は8日間の練習をこなしたが、正直言って現時点においてこれほど見えていない試合は過去にも記憶がないほど厳しい。これは選手の多くがそう感じていると思うが、史上最悪のノーフィッシュ者を出したと2006年旭川ダム開幕戦に並ぶ、もしくはそれ以上の難関になるかもしれない。原因は昨年、一昨年の紀伊半島大雨洪水災害でダムが受けた深刻なダメージが考えられるが、その難しさはおよそ昔の七色ダムではない。


アユドロで釣れたときもあったが、8日間で僅かワンバイト。ほとんどマグレ。


第一目標をまずノーフィッシュを逃れるすべを探したが、8日間の練習を経て尚、確実な打開策は見当たっていない。かろうじてバスは手にはしていたが、雨の日を除けば毎日2本が限界、その2本も限りなく計算の難しい出会いがしら的なバスだった。
試合本番が雨になれば少なからず勝算があったが、現在の予報ではその可能性は限りなく低い。しかも4日から寒の戻りが予報されている。


練習開始当初は大雨ならアライブスクリューで七色らしいバスも釣れたが…。
後半は強烈なプレッシャーで激無視状態に…。


少なくとも確実に言えることは、この開幕戦を生き延びた者が年間レースの資格を得ることだけは間違いない。
現時点では優勝など考える余裕もないが、春は季節の進行次第で状況が良くも悪くも激変するのが常だ。昨年は練習では確実に優勝に近い線を出せる自信を持ちながら、試合では真逆の結果になった。それゆえ初春の開幕戦の鍵は直前公式練習2日間が握っている。

果たして今回、バスフィッシングの女神は誰に微笑んでくれるのか。振り向かないなら後ろ髪を掴んででも、絶対に離さない強い気持ちでこれから5日間に臨みたいと思う。


練習は裏切らないと信じたい。

 

 

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