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霞水系戦練習終了&帰阪休養中の巻
霞水系ではなかなかお目にかかれない50アップに今回はかなり出会えた。
その立役者がワドバギ。アンドロとワドバギに出るバスは高確率でデカい。



長かった霞水系でのプリプラクティススから帰阪した。暑い暑いと思っていた霞ヶ浦だったが、実際には夕方の気温が20度前後の日も多く、湖上ではウィンドブレーカーなしでは厳しい日が多かった。一方、関西に帰ってみると蒸し暑い事暑い事…こちらは完全に夏ですな…。


暑そうに見えて、湖上は意外なほど風が冷たかった霞水系。本番は猛暑になるのか?


さて、今回の練習は前半三日目に上手くバスとのリズムがシンクロしたせいか、全日程を通じ、エリアやスポットの偏りなく今まで以上に様々なルアーで釣り続ける方法を発見できた内容の濃い練習だったと思う。


モザイクばかりでスイマセン・・・今回の霞では意外なルアーがアツいかも。


序盤は梅雨の影響からか蛇籠インサイド等の超シャローにボラのフライ(稚魚)の群れと共に指してくるフィーディングバス狙いが当たり、全く予想していなかったワドバギでビッグフィッシュが連発、霞水系でのトップの威力に驚かされてしまった。


夕方や雨天時、葦の前にボラの稚魚が群れで入るとワドバギ爆発。
まあ、本番ではなかなかハマらないけど、最高に楽しい瞬間です。


そして、中盤からはテナガエビの産卵接岸スポットを徹底的に絞り込み、独自のパターン、リグで確実にバスを釣る基盤が整った。今回最も安定したパターンに思えたが、釣れるバスの口に傷が多く、葦原付近ではネストと思われる個体もまだ確認できた。しかし、テナガエビはこれからの時期が産卵の接岸ピークとなるため、最も手堅いメインパターンになる事は間違いない。


テナガエビパターンにはダッドカットとオマタが大活躍。リグは秘密です。


今回は前半にかなりいい感じのリズムに乗れた事もあり、その時間的余裕から、最もギャンブル性は高いが、体高のある、しかも釣られた傷も皆無の「ワカサギ付き」の回遊バスを狙うパターンを少し深めの水深で見つける事が出来た。


シャローのイナッコに対し、ディープには霞ワカサギが群れている所がある。
こんなワカサギを喰っているパンパンのバスが釣れる。


このパターンはワカサギの群れ次第だが当たればキロフィッシュ3連発はざらで、あっという間にリミットメイクも可能な最もアツいパターンである。不思議な事にバスが最初に4連発ほどした後は、決まって酒池肉林のナマズ無限入れ喰いが始めるのが特徴だった。ただ、決まった場所に決まった角度で適度な強風が吹く事が条件の様で、タイミングを外せばナマズ地獄で終わるリスキーなパターンでもある。


もっとも強烈だったワカサギパターン。
当てるのは難しいが、風次第では絶対に狙いに行くつもりだ。


今回の「練習」結果は、非常に手応えのある内容の濃いものだった。しかし、この練習の好感触は逆に開幕戦サメウラでの絶好調な練習結果を思い出させる。絶対的な自信があっただけに、ホットエリアの変化に気が付きながら終わったエリアに執着し、まさに真逆となる最悪の順位に終わってしまった。
今回も移動時間のかかるビッグレイク故にエリアへの固執は後手に回ると即、命取りとなる。如何に「見切り」を速くし、その時々の湖のホットエリアが何処に出現しているのかを本番でいち早く見つけた者が勝者となるだろう。まさに「攻速」がこの水系の鍵なのだ。


この時期の絶対定番、ピラーニャ65攻速巻きもフラットのワカサギパターンには有効だった。


しかし、それだけに300馬力超の巨大バスボートの威力をフル活用し、バストーナメントの本質的醍醐味を最高に楽しめるのもまたこの広大な水域の楽しさでもある。
今は春からの酷使でかなり酷く痛めてしまった右肘の治療に専念し、万全の状態で剣が峰となる第三戦を迎えたいと思う。


その悪夢のサメウラ湖では今、ワドバギが超ヤバい事になってるようです。さすが「奇跡のバド」発祥の地ですね。
詳しくはデューホンのブログにて。http://ameblo.jp/hondo-style/entry-11567669023.html?frm_src=thumb_module

 

 

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