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極寒地獄2012年初釣り初ロケ完遂の巻
飛龍隆々と湖面を舞う。
辰年達成の年、2012は青龍と共にいよいよ動きだした。



いやはやホンマに寒かった。今年の冬はどう言った訳か気温以上に底冷えする寒さを感じる気がしてならない。アラバマリグ系釣果は特例(自分的には反則)としても、フィールド状況が例年以上に厳しく感じている。

朝8時で氷点下2度。このあと3度まで下がった。
地獄ですわ・・・。

その証拠?でもないが、昨年末の最終ロケは広島まではるばる猫の額ほどの野池を求めて釣行するも、目的の野池についてビックリ。なんとそこには知った顔の某アングラーと同じ雑誌社の記者が取材中。しかも既にいいバス釣ってニコパチ中…。同じ雑誌で同じ野池、絵づらも同じではロケが成立するはずもなく、敢え無く退散。この日は現地ガイドの都合が付かず、仕方なくFAXの地図を頼りに向かった第二お勧め池は当たりもかすりもなし。必死で藪こぎした挙句、端から地図の間違いと発覚…。真っ青なナベを横目に、ようやく目的の第2お勧め池に着いたのは午後3時。ラストチャンスと意気込むも、野池に「釣り禁止」の看板が…。もうプッツンですわマジで…。


勉強のために連れていったホサキングはちゃっかりいいのを釣ってましたが・・・私はズーボ。
http://ameblo.jp/hosaking/


その後、夜を徹して?広島から淡路島最南端へ大移動するも、翌日は激寒波爆風大荒れ…。生まれて初めて釣り納め丸坊主&初の最撮影決定に…。
さすがに2011年の締めがこれでは…とかなり凹んでしまった。しかし、これはノーフィッシュ完全試合を喫した地獄のTOP50第2戦旭川同様、「気を引き締めて2012年を迎えよ」との天のお達しと考え、1年の反省と共に厳粛に受け入れることとした。
事実、あの旭川戦の地獄があったからこそ、本来の力を呼び覚ませた2011年だったと今は思える。

年末釣り納めはまさにドツボの極寒オカッパリ・・・。
藪こぎで死にそうな目に会いました。

TSR最撮は2011年初釣りは締切の関係上、自動的に1月5、6日となった。場所はどうしても青龍号と共に新年を迎えたい想いがあり、某地のトーナメントレイクとした。
奇しくも暖かかった三ヶ日が過ぎ、出発当日、現地高速道路が通行止めとなる大雪風雪注意報が発令された。2012年を占うロケは年明け早々から自分の意思の強さを試される様な、緊張感極まるスタートとなった。

凍てつくバスボート。
凍結したスロープでは車ごとずり落ちかけたが、
今年はどうしてもレンジャー青龍で初釣りがしたかった。

2012年初釣り、それは凍てつく朝の冷気の中、氷点下のサイト勝負で始まった。開始早々に入ったワンド奥の立ち木で、いきなり50アップに遭遇したのだ。千載一遇のチャンス、結果的に良くも悪くも、この1尾が今回のロケの全てを占うカギとなった。
やはり今年は全く昨年とは何かが違う。その違いに気が付く事が出来なければ、全く逆の結果が待っていたかもしれない。それほど真剣に望んで尚、厳しく難しく、そして価値ある初ロケだった。


明けましておめでとうございバス。今年も新ベイトフィネスは絶対アツい。


自然は毎年常に変化している。同じように見えても同じ条件は存在しない事実と、その変化を敏感に感じ取り素直に適応できるか否かで結果が天と地ほども代わる現実を初釣りから強烈に体験出来たロケだった。同時に少し、自分の進化を感じる事が出来た初釣りでもあった。


2012年も絶対的右腕となるであろうスティングレーとKTF。
そして、2011年、サメウラのイーターから北浦のジンクスまで、
丸1年テストしてきたTEMJIN COBRA・DGがもう一息のところまで来た。


年々難しくなる極寒のバスフィッシングだが、明らかに進化し変化している「新ウィンターバスフィッシングの鉄板」について、今回の実釣を通じて深く実証できたと思う。2012年1月末、フィッシングショー直前発売のバスワールドを是非、お楽しみに!


 

 

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