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TOP50第4戦灼熱の旧吉野川、間もなく開戦の巻

こちらは昨年の会場。現在も更に整備が進んでいる。
今は仮設WCですが、立派なトイレの完成は来年3月予定だそうです。(試合日は仮設トイレ3〜4基設置。)

いよいよこのスロープが戦場と化す。
36度越えが予報されている今回の試合、
昨年とは全く違った展開になるかもしれない・・・。

さていよいよ第4戦・灼熱の旧吉野川戦が始まる。コンディション作りは今年の試合の中では一番良好な状態に保てているが、今回の試合は非常に厳しい試合になるだろう。
その最大の理由は暑さなどどうでもよく、むしろ試合期間中の水位変動にある。
昨年、予選2日間は旧吉野川では最高にバスがアグレッシブになると言われる、満水からの2度の適度な水門開放が試合中2度発生する水門開放パターンだった。巻き物でハイウエイトバトルに対抗しえた要因はこの好ましい水位変動が大きく影響している。そして決勝だけが満水完全止水日となり、水の動きがほぼ止まり巻き物が沈黙する事になった。

奇跡のモグチャブームの火つけとなった昨年の旧吉野川戦。
今年もトレーラーウェイインが目標です。奇跡は再び起こるのか・・・それとも違った奇跡が起こるのか?

そして、今回、旧吉野川の水位変動予定は、数ある水位変動の中でもワースト2に匹敵する難しい状況になる事が予想されている。予選初日は丸1日全く水位変動がない完全閉門日。そして2日目、決勝は満水(平水位+70cm)から、試合開始直後急減水が始まり11時半までに実に90cmの大減水となる。決勝は更に厳しく同じ時間帯で100cmの減水が予定されている。今年は去年とは全く違う、それだけは確かなのだ。

昨年はモグチャ1本で3日間押しとおした旧吉野川戦。
今年は水位変動との戦いが鍵になる。

この水位変動は旧吉野川を、109ポンドのエレキでも静止する事が難しい激流と化す。激流はウィードに付いた泥を巻き上げ瞬時に濁流化し、同時に大量の浮遊藻を発生させる。カバーは干上がり、巻き物は切れ藻に悩まされ、ライトリグはあっという間に流される。旧吉野川攻略で最も難しいとされるのが、この状況に更に潮汐変化の大きい大潮が重なった時で、幸い今回は若潮&中潮、それゆえワースト2と考えている。

今回はリスクを伴う新兵器も複数投入する。
まさしく究極のフィールドテストである。

しかし、実際に一番の難関は初日の完全止水日と自分は考えている。気温37度、水温30度越えが予想される、うだるような暑さの中、全く喰い気が無くなる止水状態こそ、実は最も難しいと考えている。この初日を如何に凌ぐかが私にとって最も難しい課題だと言う事は間違いない。プラス要因は台風7号の風がどう影響するかだろう。

バークレーの裏切りにあってゴビーが既に発売されてしまったのは誤算でした・・・。
確実にメイン戦力だったのに・・・。(近日、衝撃のゴビー動画公開!)

いずれにせよ、年間ベスト5入りするためには、この1戦を守る考えでは到底達成は不可能。ここまで地味に我慢に我慢を重ねてきた分、残り2戦が最後の勝負どころとなる。全身全霊、そして不利を承知で現時点での最高戦力を投じての総力戦になる事は間違いない。
ただ、夜中に何度も目覚める程、緊張が日に日に高まる中、出発を明日に控えてふと思った事がある。あれから3年半、もうトーナメントを続ける事は無理かもしれないと真剣に思ったあの頃。今もこうして、次の試合の事をあ〜だ、こ〜だと考え、タックルをセットしてはバラシまくって緊張しまくっている自分がふと滑稽に思えた。試合が出来る事、その当たり前の様で実は最高に幸せな事、結果以前にそれを存分に楽しむ気持ちをもって、今回の試合に臨もうと思う。

今年も観戦ボートが数台出ます。
予約は徳島チャプターHPにて。
僕より上位5人にへばりついてください。

最後に、今回の試合はあらゆる面で旧吉野川のバスフィールドとしての未来を拓く鍵となる大会になる可能性が高い。これは私からのお願いなのだが、もし時間が許すなら、今回の試合最終日決勝、是非、大勢のアングラーに生まれ変わった関西随一の北島町今切水辺プラザ会場に観戦に来て欲しいと思う。それは単にTOP50の応援にのみならず、日本各地のバスフィールド開放への一つのキッカケとなるかもしれない。猛烈に暑いとは思いますが、イベントブース、冷たいドリンクの出店等もあるので、是非、宜しくお願いいたします。



最近は開催地の方々と事前ミーティングをする機会が多くなった。
今回も開催にあたって北島町町長、商工会会長と非常に前向きな話し合いをする事が出来ました。
是非、皆さんも観戦来場して、お力をお貸しください。(C馬は来るよな・・・・当然、100人は連れて。)

 

 

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