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7月末・最新製品リリース最速情報の巻
今年はハードスケジュールが続くが、春先から着用し始めたSKINSに本当に助けられている。
腰や肩の疲れ方が劇的に違います。灼熱の真夏でも意外と涼しく、マジでコレは超お勧めです。!!



この所、試合に取材に仕事に忙しすぎです。しかし、まだまだ不景気の中、この忙しさは喜ぶべき事で、今年は特にイマカツとして充実した仕事が出来ている手応えがある。また、国内向けの開発&生産がキャパマックスの現状から、海外に関してはこの2年、ほとんど何も手がつけられない状態が続いてきたが、WBS狩野さんの加入もあって今秋には関東霞ヶ浦近郊にも試作開発室を置く事が確定し、ようやくバークレーとの仕事も再開にこぎつける事が出来た。

この2週間、3次元CADの研修でイマカツ工場に千葉から単身赴任状態の狩野さん。
ホンマ、よう頑張ります。

そして、その狩野氏のデザイナーデビュー第一弾となる霞クローのデリバリーが今月末に確定した。霞の屈強?なザリイメージと、亀山ダムの「蟹パターン」も意識してデザインされた霞クローは、その試作からWBS第3戦優勝や、亀山ダムのローカルトーナメントにおいても既に優勝実績を残す等、十分すぎる程の実績を残してきている。

霞クロー最終テストのロケで仕留めた57cmは野池オカッパリの自己新記録となった。
この決死の藪漕ぎ激闘の模様はいずれTSR2010総集編DVDで公開。

細かな解説は既にバスワールド等で何度も解説してきたので割愛するが、この霞クローは非常に実戦的にデザインされた実に使いやすいクローワームである。丈夫で長持ち、投げやすく切れにくい。カバーに捻じ込むために必要最小限にデザインされた髭や足、アピールする所は圧倒的に強く強調し、細やかな部分には極めて機能的な性能も与えてある。
カバーの中で不自然に糸を揺すってシェイクするよりも、侵入したらそこにあるだけで存在感を存分に発揮できる「静」のアピール力。この霞クローは、バスが見つければ喰うと言った感じが非常に強い。

名前は「霞苦労」だが、苦労も霞む程の釣れっプリ。
もちろん、関西水系でも定番化確実。
とくにカバーには最強。

基本的な使い方は霞水系の5gテキサスでの超シャローカバースローフォール&ステイを意識したセッティングだ。関東の浅く濁った霞フィールドでは、メイン5gのテキサスリグが非常に効果的で、実に綺麗に、まるでシンカーと一体化するかのようにデザインされているのが霞クローの実戦性を物語っている。お勧めの基本セッティングは5gシンカーにフック・ガマカツ321・2/0、ラインは霞水系なら10〜14LBのフロロ、関西水系では個人的に14〜18LBに10g前後のシンカーをお勧めしたい。これはカバーの奥行きの厚さと、その下の水深の違いからである。関西水系は複雑な雑木林系カバーが多く、急深な場所や流れのある場所も多いからで、接触が多いカバーほど、逆に重いシンカーでそっとずり落とすように入れ込んでいくケースが多いからである。

セッティングのポイントは、フックアイをワームの尻に埋めるように針を刺す事。
フックの抜き場所も写真を参考に。ガマカツ321の2/0が標準。

フックアイを尻尾に埋める事で、シンカーと美しい一体感が出る。
すり抜けもフッキングも抜群。
霞クローは一度銜えるとなかなか放さない。

また、カラーラインナップに関しても霞クローのオリジナリティーは今後、「伝説の青爪シリーズ」を始めとし、様々なニューカラーが登場してくる。今回の初出荷では、青爪シナモンブルーフレーク、GPブルーフレーク等は霞ロコの絶対的実績のカラーだ。
またバークレーとしては異例とも言える通称「SCENT B」と呼ばれる臭いを使った新色「ライムチャート」が、僅かに透明感を残した非常に良い発色が出ている。関西では馴染みの薄いカラーだが、実は先日、このカラーを試しに使った「雨蛙パターン」?がヒシモ絡みで意外な好結果を出し、私自身も今注目のカラーである。

霞では人気のライムチャート。
関西ではまず使わなかったが、「雨蛙パターンや!」
ヒシモウィードで試すと意外な大当たり。結構アリかも・・・。

このセントBを使ったカラーでは、今後8月末に予定されているパワー千鳥ゴビー4インチにも採用され、今までのバークレーとは一味違った「いい透け感」のある釣れ筋カラーがラインナップされる予定だ。

久々にグリパン以外のカラーで当たった。
何とも言えない透け感が結構、おいしそうに見えた。

また霞クローでちょっとした裏技がスタッフの間で密かなブームになっている。は「蟹パターン」「蛙パターン」に続くその裏技は、「ヤゴパターン」と呼ばれるエコリグである。サンプルのハサミが食いちぎられたボディーをリサイクルに使ったのがキッカケで、工場のプールでアクションを確認した所、これがセクシーアンクルも真っ青のセクシーワサワサアクション全開…。ジグヘッドでのシャッドテールレッグの動きが実にヤバい。
ノーシンカーでもガマカツ321・2/0フックで完全並行姿勢でフォールし、その沈下速度も速すぎず遅すぎない非常に優れたノーシンカーワームになっている。
夏の終わりごろからは各地の沼や湖でヤゴが縦ストをつたって羽化を始める。虫パターンならぬ縦ストを絡めたフォールのヤゴパターンが今から楽しみなリグである。

狩野さんは泣いていたけど、自慢の手をもいでも凄かった。まるでヤゴそっくり。
ジグヘッドでの足の動きは特筆もの。非常に良く飛びます。
ノーシンカーでも抜群。

最後に、霞クローをスタンダップさせる簡単チューンも紹介しておこう。霞クローはとても大きな肉厚の腕をもつ。実はこの爪、最初はラトルホグに習って、エアホールを作る予定だった。しかし、実釣テスト段階でこの「爪の重さ」が逆にキャスト感や静止存在感に大きく影響している気がして、敢えてエアホールはチューニング出来ることからプロトそのままで行く事にした経緯がある。もし、フラットボトムで霞クローをスタンダップさせたいなら、簡単にチューニング出来るので参考にしてほしい。

用意するのはシャーペンのキャップだけ。
これは既にエアホールを抜いた後の「爪の肉」です。

写真のようにキャップを詰めに押し当て、慎重に差し込み軽くひねって肉抜きをします。
貫通させてしまわないように注意。

簡単にエアホールが完成。

結構リッパにオッ立ちます。
シェイクするとエアが抜けて倒れ込みます。
フラットなボトムで使う場合に目立つ効果あり。
失敗したらヤゴにしてください・・・。

さてさて、ここ最近はロケの仕事に忙しすぎて本当にブログの更新もままならないが、いよいよワドルバッツの全貌と秘密が雑誌公開され、出荷も7月28日工場出しが確定した。詳しい使いこなし方は近日、ここで実釣動画を交えて公開します。最新実釣動画公開は7月29〜30日、そして8月7〜8日頃の2回を予定。前回公開した動画など足元にも及ばぬ衝撃のモンドリアンぶっ飛び丸飲みゴックンバイト存分に御覧下さい!



丸飲みゴックン、スーパーダイナマイト・モンドリアンバイト連発!!ってこの人誰???。
衝撃の最新動画2連発、ご期待ください!

 

 

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