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K.imae Today's Tips 2227『秘伝・ジャバロンNeo熟成冬仕込』

さて、某オカッパリ取材に向けて数日間仕込んでました。

最近、ザリガニの遺骸を減水池でよく見るので。

たぶん減水して岸の穴倉から出てきたのを喰われてるね。

そこで発案。

準備するのはザリガニサイズなジャバネオ137。

それと神谷のモエビパウダーと鍋。

カラーは気分でザリガニ系。

















まずは鍋で水を沸騰させたら、そこにモエビパウダーを少し濁るくらい入れちゃいます。

モエビスープを作ります。

基本、塩なんでで沸点を上げる効果も。

なければ塩とガーリックパウダーやエビ粉でも気分でOK。














沸騰した鍋にジャバネオを適量入れます。

ジャバネオは耐久性重視でやや硬めのエコ素材を採用したので、
水温が低い冬季には硬くなる傾向があります。

でも丈夫なんで逆に5分くらい煮ても全然平気。

自分は約5~7分、スープがしっかり染みこみアルデンテになるまで煮込みます。

表面が少し白くふやけてきたらアルデンテ。
















煮上がったホカホカのジャバネオをキッチンペーパーに置いて、水気を切ります。

かなりテロテロになるくらいでOK。

但し、柔らかい旧ジャバロンだとすぐ蛇腹部から切れちゃうんで、冬仕込はジャバネオに限ります。















熱いうちに、ジャバネオの頭部分を指でグイグイと塩揉みして
アルデンテな芯を更に柔らかくします。

冬でもフッキングが抜群に良くなりますので。

熱いのでヤケド要注意です。手袋おススメします。
















完全に冷め切る前に、ジップロックに入れてもエビパウダーをぶっかけます。

茹でた直後のジャバネオの表面は樹脂の分子結合が崩れてネチャネチャするので、
モエビパウダーが衣のように表皮に吸着します。





















よーく振って、モエパウを全体に均等に絡めます。

まるで車海老の天ぷらみたいなればOK。

べたつかず、癖も付かず、しっとりと味が染みこんで行きます。


















最後は袋から取り出して、皿に盛り付け自然に冷まします。

水で冷ますと硬くなるので、自然冷却が一番。

更に柔らかくするにはこの工程を2回繰り返します。

これにて「秘伝・ジャバネオ冬仕込」完成。

めちゃ柔らかいんで、食い込み抜群、味抜群、

何よりタダでさえ蛇腹効果で自発的に動くジャバネオが、
僅かな動きでポーク並みにデロデロ動いてくれます。

あとはコレをザリガニだと信じ込んで、巻くんじゃなくて、スローにズル引き&放置プレー。

ここ肝心。

ザリガニが這うスピードに、ピッって逃げるショートトリックを引っ掛かりを利用して仕掛けます。

頭の抵抗板も柔らかくなるんで、フッキング抜群だし、スローでの頭水推しも維持できます。




















ホンマ、上手く行き過ぎて笑いましたわ。

バックリ、丸呑み、一発取材終了。

おかげで余裕でアレを試せました。

やっぱり、異次元の扉はド真ん中ド中層にありました。

バスフィッシングは創意工夫と未知への挑戦でまだまだ楽しい釣りができますね。



 

 

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