K.imae Today's Tips 1379『不遇の名作』
先に言っときます。 恐らく不遇の名作シーリズ入り。 ジャバギル。 えっ!?なんで!?って?。 だって、あんまり釣れないから。 ジャバギル、ホンマに余り釣れません。 ジャバギルは野球で言うクリーンアップを担うバッターではありません。 まさに最強のDHヒッター。 自分的位置づけは「ウナジュウ(イール10)」に極めて似た存在。 昨日の七色で改めて確信。 コイツは確実にTOP50でも通用する激ヤバのビッグフィッシュゲッターになります。 でもウナジュウ同様、絶対的な「使い場」「出し所」に条件があって、 それが解らないと確実に不遇の迷作行きです。 無理矢理でも釣る事はできますが…決してよく釣れるルアーじゃありませんので。 基本は襷掛けフックセット。 ネイルシンカーで姿勢や沈下速度を調整します。 ナナメる時はステルスと同様、フックと反対側の鰭にネイル挿入。 今更ながら先日初めて使った、がまかつの「ヘッドロック5/0」が 耐久性、フッキングともダントツ最高最適でした…。 ジャバギルは創意工夫で好きなように使えるチューニング幅の広いルアーです。 顎裂け防止ワイヤーコイルを意図的にかなり大きくしているのは、 インラインパイプ挿入でトリプルフック装着も簡単に出来る工夫。 パイプなしでも現場で即興トリプルフックチューンが出来るようになってますが、 1尾で顔面破壊されますのでおススメしません。 詳しいチューン方法は全て今月末のルアマガ「ギルルアー特集」で解説してます。 *注意 ジャバギルの初回出荷の「3DRカラー」はエコ仕様(Fマーク)品ではありませんので、 JBトーナメントでの使用は出来ません(ノーマルカラーはFマーク仕様です)。 これはエコマテリアルと3DR塗装の相性が良くなく、 3DR塗装の耐久性がノーマルカラーに比べかなり劣るためです。 なので初回出荷は3DR塗装のみノーマルマテリアルになっています。 次回出荷以降、塗装の耐久性をある程度犠牲にしてでもトーナメントで 3DRカラーを使いたいユーザーのために、「3DR・Fマーク仕様」も トーナメント専用モデルとして別途出荷予定です。 ちなみに、ジャバギルには「正横刺し」も出来るように、側線ラインが入ってます。 カバー撃ちや、ボトムシェイクで使う場合は、 正横刺しのバサロアクション(ヒラメ泳ぎ)が実績高いです。 で、問題の「使い場」「出し所」って? そういう場面に良く出くわす釣り場もあれば、まったく出くわさない釣り場もあります。 ヒントは、ステルスが効く時、効く場所でジャバギルは効き難いってこと。 ペンシルが効くとき、アベンタは効き辛いってこと。 大ヒントは、ジャバギルを投げるスポットには、同時に必ず○○が複数目視できること?。 超ヤバイよな…このヒント、言いすぎたかなぁ三原…。 ワシや三原にはウナジュウ級最終兵器ですが、 薮田や友蔵君にはたぶん、不遇の迷作になると思いますよ。 |