いやはや、ホンマにコイツは難しい。

何が難しいって、シャドテとジグヘッドを
組み合わせて初めて1つの完璧なコンボにするわけで、

組み合わせて見なけりゃ、狙った動きが出てるか解らない。

どちらか片方に問題があると、片方直しただけでは解決しない。

単体でのベストとベストを組み合わせると味も
素っ気もないフツーになったりするから頭が痛い…。

ベターとベターの組み合わせの方が逆にベストに近かったり…。

極論、どちらをどうすれば、どうなるか2種類の組み合わせで可能性が無限に出てくる。

そのアクションの計算が、2種のルアーのカタチのみならず、
材質、比重や硬度の組み合わせでもガラっと変わってくる。

プラグより遥かに経験の読みが効かないルアーなのだ。

ジグとトレーラーのコンビネーションルアーなんて
テキトーな考え方ではこのルアーは完成しない。

名前、バロムワンにしたいくらい。

「神のアクション」とはホンマ、よく言ったモンですわ。

ワシ的に言えば「神の組み合わせ」かな。

本質が解らん人には大袈裟程度にしか思えないだろうけどね。


多関節アクションのジャバロンに初めて挑戦した時や、最初は不可能にすら
思えたステルスの「針なし」スイムバランスに挑戦した時に匹敵する難しさ。

ぶっちゃけ、限り無くエエところまでは来てます。

下記動画で現状のアクション見てください。













普通ならほとんど完成って言ってもいいレベルの泳ぎ。

超絶デッドスローでも動き、ファーストでも ブリブリうねらない独特の
ナチュラル極まるスコーンアクション。



でもまだ完璧とはいえない。

コンセプトはナチュラルロールしかしない、スーパー水推しパワーのあるI字系みたいな動き。

そして超デッドスロー対応。

ここに来て、まだどうしてもやってみたい、やるべき課題を思いついてしまった。

「ジャバロン」、「ステルス」、そして「スコーン」に「ハドル越え」。

唯一無二なスイムベイトの四大頂点を極めるまで、ここまできたらもう譲れませんな。


みなさん、もう諦めて来春まで気長に待っててくださいｗ。