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K.imae Today's Tips 1025『シャッド・キル』

今年は寒暖差がホンマに激しい。

素っ裸の魚たちは大変。

ちっこくて弱い小魚ほど敏感に付加場に速攻避難する。

メタクロ投げてると色んなベイトが釣れ?る。

冷血生物の魚は体温一定キープが出来ず、水温が下がると体温もさがり、動けなくなる。

だから生きるために暖を必死に求める。

その行動は早い。



















たまにはメタクロで2匹同時に引っかかってきたりする。

こんな場所見つけたら、すぐそばに絶対バスも居る。


























でも、もともとアメリカでも暖かい地域産で温水を好むギルは、とにかく「暖」に敏感。

冬でも暖かい日差しが続けば、越冬場から抜け出し浅くて日当たりのいい場所に群れる。

同じ温水性のバスも同じ。

ところが、今年みたいに急激な寒暖差がいきなり襲うと…



















油断して越冬場に戻り損ねたギルさんは体温が一気に低下し仮死状態に…

これがいわゆるアメリカで言う「シャッド・キル」ならぬ「ギル・キル」現象。

四季に慣れた国産小魚より、初冬や春、ギルが日当たりのいい浅場で気絶してるのをよく見かけます。

この子も生きてました。

体温が低下しすぎて動けないだけ。

でも、体力があってシャローに居残れるデカバスには格好の餌。























それをイメージして開発してたのがジャバロン・ギル。

最初につけた名前は「出すぎる」でした。

「DEATH GILL」ね。

「ギルデス」もよかったんだけど、元谷山商事のコッシーの「ギルですわ」ってビグベがあったんで…。

ワシを超えるネーミングセンスの天才だね。

キモは立ってゆっくり泳いで、ボトムで暫く立ってから倒れて痙攣の動き。

ところが途中で村上君とほぼ全く同じ形に被ってることが発覚、超絶大ショック。

急遽、ショー前に開発途中で明かさざる得ない事態に。

今年一番のショックで檜原最下位&超高血圧になりました。笑。





















あれからはや3年…ちゃうわ3ヶ月。

さすがワシと村上晴彦、お互い同じの嫌だから、それがコイツらを衝撃的に大進化させました。

既にルアマガで発表したジャバギルなど○○こ&○○こですw。

ショー発表ではべつもんになってます。

今年のFショーステージはいろんな意味で激アツ・超レアゲストがいっぱい登場するかもしれません。

ご期待してください!

 

 

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