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【F.INOUE】 表層系(ライブベイトリグ)にて炸裂の巻
「皆さん、どうもこんにちは!」池原(&七色)ガイドサービス‘BOTTOM CONTACT’ の井上 太です。
「日頃、いい釣りしてますか?」
先週頃から、ようやく、待ちに待った「春本番」を迎え、高気圧に覆われた暖かい快晴日が続く様になった。それでも風の強い日が多いが・・・。急激な気温の上昇に伴い、湖の表層水温も上昇傾向となっている。
約1週間単位の水温は、次の通りです。(ご参考まで・・・)
3月26日(土) 8.4℃前後
4月 4日(月) 9.7℃前後
4月12日(火) 13.5℃前後。この日は、ガイド釣行というスケジュールとなっていた。
現在の減水風景&
北ワンドの隠れストラクチャー水中島の立ち木群
(−25m減時のみ出没する)
その当日、あいにく、天候は終日の雨。朝から気温は上がらず、10〜12℃まで(日中の最高気温)と、少し肌寒い一日となった。
因みに、一昨日前も終日の雨模様(小雨)だった。その為、若干ではあるが、水位は上昇し、雨降りが起因して、水質も良くなって来ている様に感じた。
まずは、水質の良い条件の(少しでもマシな)所(=坂本本流筋下流域辺り)から開始する。
朝一から、隣接する2つのワンド内を、ハードルアー(クランクベイト、ロングビル「キラービルミノー」&ジャークベイト、スイムベイト「リアルベイト」)などを試すが、反応が得られなかった為、ワンド出入り口のボディーウォーターに面した、
条件の揃った立ち木に切り替える事にした。
早速、数尾の浮きバスを発見したので、GジャーキーJ(プロト)の表層引き(ライブベイトリグ)を試みる。
枝に引っ掛けての吊るし釣り(ティーバック釣法!?)を、行って見ると、2尾のバスが奪い合いを始め、あっさりと「バイト!」する。も、フッキングが甘く、バラしてしまう。このシーンを、隣りで見ていたガイドゲストは、興奮気味に、「その釣りをマスターしたい!」とのリクエストがあり、使い方(釣り方)を説明し、オリジナルサイズで挑んでもらう事に・・・早速、
チャレンジしてもらった。
この後、同条件のエリア&立ち木を選定しては、表層の釣りを試みる。
その間、メインの立ち木をガイドゲストに打ってもらっている横で、ハードベイトを試しては見るものの、一向に反応が無かった・・・のだったが、ライブベイトリグの表層巻きには、次々と、バスは浮き上がって&追従して来て容易に口を使ってくれた。その際、反応したバスの数&見掛けたバスの姿は数え切れない程で、その内、口を使って来た数、
十数本!
と言うと、「最高の聞こえ」の様な状況と思われそうだが、なかなか、フッキングのタイミングが合わず、ガイドゲストはフックアップミス(スッポ抜け)を連発してしまっていた。
この釣法は、見えてしまうが如く、早合わせになってしまうのが、この釣りの難しいところでもあり、比較的軟らかいロッドでのTWゲームのフッキング・タイミングが分かっている方には、意外と容易かも!?(早合わせは禁物!半拍、遅らせての巻き合わせくらいが、最も良いタイミングと、僕は思っている)
僕も、その合間、合間にキャストし、3尾キャッチしていた。40cmチョイまでのサイズだったが、中にはキロオーバーのグットコンディションのバスもいた。ようやく、タイミングが分かり始めたガイドゲストも、立て続けにヒット&キャッチを繰り返し、「ハマってしまって、止められない程に、楽しい!」を連発していた。
エリア的には、坂本本流筋下流域、大瀬ワンド〜谷本ワンド〜清水第一ワンドまでの狭いエリアのみだった。この辺りの湖の表層水温は、14.5℃もあった。その他のエリアは、13.5℃前後。
ところで、今回気付いた事があって、立ち木は立ち木でも、どの立ち木という訳では決して無く、ある条件を満たしている立ち木にのみ、多くのバスが生(な)っていた。
それと、岸際に近づいた際に目撃したのだが、既にペアリングのバスを発見!ネストを作っていた。
今回、残念ながら、終日の雨だった為、撮影(画像)を怠ってしまったので、恐縮ではありますが・・・
中には、50cm前後をミスフッキングした事もありで、悔しかったけど、大変、楽しかった。
ロクマルクラスも数本見掛けました。もう、バスは浮いて来てますよ!これからが本番かも!?
それでは、また次回まで、ご機嫌よう!

−追伸・報告−
その後、ちょい出を2日間繰り返したのですが、その際の報告を・・・
5日(火)以降のその後、一気に春めいて、桜も満開状態!4日(月)は、9.5℃位だった湖の表層水温も、8日(金)あたりでは、既に、13〜13.5℃にまで、上昇している。
6日(水)は、キラービルミノーでの水深1m以浅・シャローゲームで1匹(30cm台)。
7日(木)は、GジャーキーJ(プロト)の表層引きで、40UPを1匹、キャッチして来ました。
仕事が終わってからの、夕刻1時間勝負にて!
8日(金)にもプチ釣行したのですが、GジャーキーJ(プロト)の表層引きで40UPをフックアップミスして来ました。
状況は、春のターンオーバー状態が多く見られ、濁りも酷くなっていた。(リールのラインが、茶色になる程だった!)それでも、浮きバス(立ち木・サスペンドバス)を数多く目撃!
12日のガイド釣行のプラとしては、まずまず、見えて来ていたので、○!・・・・・だった。
表層系フェチの僕としては、「ジャバロン」のリリースが待ち遠しい〜!今日この頃です。
尚、前号のKBミノー「簡単お手軽チューン」の内容については、次の通り・・・です。(リクエストがあったもので・・・)
まず、今の池原の水質からして、チャート系では派手過ぎる様な気もするし、キンクロでは少し物足りないし・・・「じゃあ、濁りの中でもシルエット重視で!」、と言う事で、黒(マットブラック)に塗って見た。少し、勿体ない気もしましたが・・・
それ+α、少ない光量を吸収して乱反射を!と考え、アワビ柄レーザーシールソルト(アクティブからリリースされている)を両側面に貼り付けて見た。
後、僕は、立ち木&その枝を、コンタクトさせて使用する為、元々、障害物回避能力が高く優れているKBミノーだが、
さらに、ロスト率を軽減させる為、ダブルフックに交換している。フックアップ率の多少の軽減は止むを得ないが・・・
この簡単お手軽チューンは、僅か10分足らず!これで、カバークランク(ミノー)的、使い方で、果敢にカバーも恐れずに通して行けます。
現在、−25m減の池原ダムの岸際は、障害物だらけ!伐採されていない立ち木が無数に出没しており、その各枝には、ラインの残骸が蜘蛛の巣の如く、張りめぐっている。(従来は、スタンプとなっているのだが・・・)

ガイドに関するお問い合わせ先
E-mail: b-c2104@m5.kcn.ne.jp
H.phone:090-4909-3887まで

 

 

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