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【F.INOUE】 今の池原ダム湖に求める条件
皆さん、どうもこんにちは!池原ガイドサービス“BOTTOM CONTACT”の井上 太です。

実は、この原稿、2月8日(Fri)現在の状況を踏まえて、既に書き溜めていた次回作の原稿だったのですが、
『良いのか?悪いのか?』 2/24(Sun)に開催された“池原チャプター開幕戦”が既に終了致しました!
結果は、次回作で報告するとして、僕が、その時(2月初旬時点)に思い描いていた事などを踏まえて、報告させて頂きます。


『2013年2月8日(Fri)現在にて、今の池原ダム湖に求める条件として・・・』


さて、今シーズンの開幕(1月〜)からコツコツと湖上へと出向き、日々、釣れないバスを追い求め・・・
まるで、厳寒期修行の様な釣行を続けておりますが・・・

決して、まだ、当てた訳でも無いので、偉そうにも語る身分でも無いのですが、
この時期は、余りにも池原ダム湖から出ている情報発信が皆無に乏しいので・・・

段々と判って来た事を踏まえて、述べて見たいと思います。


『厳寒期、この真冬の時期に僕が池原ダム湖に求める数々の条件として・・・』

・北側に位置するワンドの最奥部 (理由:北西風の影響を受け難い)
・南風が当たる面 (理由:暖かいポカポカ陽気の日に吹く強めの風)
・赤土&スタンプエリア (理由:風が当たっている際、白濁りの発生源となる)
・日照時間の長いエリアもしくは、スポット。 (理由:湖の表層水温の上昇源)

この様な、条件を満たす所には、ベイトフィッシュ群が必ず溜まって浮遊している。が・・・
今はまだ、このベイトフィッシュ群達は、のんびり&悠々と泳いでおり、決して怯(おび)えていない!
と言うか、バスの姿はリンクしてはいない!

そして、更に追求して行くと・・・

各筋の最上流部は、山並みも背が高い為、日が当たる時間帯は非常に短い。
その為、日蔭になるスピードが早く、備後筋でもPM1:45には既に蔭ってしまう。
このエリアでの水温上昇の要因は、温かい雨が降った後の流入か?
谷から流れ込んでいる、地層のフィルターを通って湖底から湧き出す伏流水のみ。

ただ、この時期の白川筋&前鬼筋は、標高の高い山間部の頂きを見て判断して欲しい。
例え、比較的温かい雨が降り続いたとしても、バックウォーター部から流入して来る水は、
雪シロである雪解け水の可能性が高く、白川筋では1キロ以上離れたエリアでも3℃だった事もあった程だった。

そして、この流入して来る水の性分には、魚を始め生物が最も嫌う、塩化カルシウム(道路の凍結防止剤)を含んでいる事もある為、
琵琶湖南湖東岸の農薬散布時期と同じ事が起こり得る。

実は、目に見えない、釣れなくなる悪い条件が潜んでいるのである。
僕のボートには、ペーハー値を測る器材は搭載してはいないが、魚探の水温計は搭載しているので、
これだけでも、十分な判断基準となる条件選びが出来る事と思われる。

そして、結果を出すには・・・
山間部の頂きに雪シロが残っていない条件で、暖かい雨が大量に降り注いた後、各川筋・最上流部の水温が10℃を超え、白濁した濁り水となったタイミングでBW部の瞬発ラッシュ!が始まる筈である。
ただ、この瞬発ラッシュ!は、一日も愚か、半日で澄んで来てしまうので、そうなると、バスもその場から下って&落ちてしまうので要注意!

このタイミングを計りつつ、日々の週間天気予報と睨めっこの日々を送っている。

それでは、何かの参考にして頂ければ幸いです。

 

 

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