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【F.INOUE】 台風14号通過後、湖の水位は一気に+8mの急増水!!その後の状況とは?


「皆さん、どうもこんにちは!」「日頃、いい釣りしてますか?」
池原(&七色)ガイドサービス‘BOTTOM CONTACT’の井上 太です。
さて、その後、この一週間の池原ダム湖の状況ですが・・・台風14号の齎した影響で、湖の水位は一気に急増水となり、満水域(フル満水より−2.5〜3m減の状態)になっている。湖一面には、無数の流木&ゴミ等が散漫しており、ボート走行&釣りに多少の支障が出ている。水質に関しては、白川&前鬼筋に関しては、マッディー色の濁りが・・・坂本&備後筋は、ステイン色(ささ濁り)状態・・・そして、本湖周り・ダムサイト周辺は比較的クリアで、透明度3mほどとなっている。湖の表層水温もムラは出ているが、23〜24℃台と低下していた。
釣果情報に関して言えば、台風後、実際に釣行可能となったのは8日以降となった訳だが、台風直後のインレット&バックウォーター・パターンが爆発!を期待して訪れていたアングラー達も多くいたが、軒並み釣果報告は芳しくなかった。浮きバスの存在、及び、インレットパターンの成立が、思いの他なされていなかった様だ。原因についてはハッキリとは言い切れないのだが、+8m程の急増水による影響で、急(一気)にはバスもベイトフィッシュとなる小魚も浮上出来ずに、若干、レンジを変えて(上げて)、何かしらの障害物にピタリと張り付き、活発的に餌を食わずにジッとニュートラルな状態になっていると思われる。
僕が湖上へと出向いたのが、10日(土)のお昼前後の3時間ほど。翌日に控えていたイベント、京都にある「プロショップ・ウォーターハウスさんの開催される大会」に、出場参加させて頂く為だった。
「深く落ちている難しいバスを釣る事は全く考えずに、見えバスをサイトフィッシングで釣って行こう!」という考えにて、まずは、トボト谷最奥のインレットをチェックし、次に前鬼筋へと向かい、同筋の上流部からエレキを流すが、やはり、ボートの浮いている数は非常に多く、引き波も常に!と言った状態だった。お客さん達が言っていたよりは、西の谷の最奥の滝や、前鬼筋・最上流部のBWに、数は少ないながらもバスの姿を確認する事が出来たので、好印象のまま、次のチェック場所を向う事にした。
前鬼筋・上流部。
西の谷の最奥の滝
実は、サーチベイト・チェックを、ジャバロン160(インサートシンカー)のスイミングで行っていて、5発くらい、40cm以上のバスがアタックして来ていたのですが、フッキングは行わずに、翌日に残しておいた!
白川筋へと入り、中流域・深瀬付近、白川又川全域、黒瀬谷等、チェックに入るが、良い印象は掴めず、唯一、黒瀬谷よりも上流から、ビッシリと敷き詰められている100m以上の流木群の際を、同ジャバロン160にてスイミングさせていると、その流木群の際の下から、追従して出て来たバスが、口を使ってくれた。
白川筋・上流域。
ビッシリと敷き詰められている100m以上の流木群
そのサイズは、50cmクラス〜43cmクラスまでのサイズが、3アタック!!これらも、フッキングは行わずに・・・プラ終了となり、夕方の仕事へと向った。明日に掲げた目標は、40cmクラス×3尾(3キロ前後)!明けて翌日、今日は、各昇降業者で多数の大会(5グループ程)が催されており、僕が聞いているだけでも、和歌山のライズさんグループや、ティーズタックルさん等。その際に掛かるフィッシングプレッシャーは相当な程だと・・・出船は、少し出遅れてのAM7:00頃にスタート!前日のプラをしたコースにて回って行く事に・・・まず最初は、前鬼筋・最上流部のBWに向った。既に、昨日よりも、−30cmほど減水していたので、BWではその影響をモロに受け、更に流れの勢いが強くなってしまっていた。ジャバロン160のスイミングにて、バイトがあったが、フッキング出来ず。その後、辛うじて1尾のバスをキャッチして、その場を後にするも、追加が出来ず、白川筋・中流域へと向う事に・・・そこでも、非常に数少ない浮きバスを探し見付けては、口を使わすも、焦りからか、ミスバイト&ミスフッキングをしでかしてしまっていた。上流域での流木群の際を、ジャバロン160にてスイミングさせる釣法でも3チェイスあったのだが、口を使って来ても、下半身までしかバイトせず、1(ひと)パクッ!で、離されてしまう。アワセの動作にまで入れなかった!これも、入れ替わり立ち代り入って来るフィッシングプレッシャーなのか?そんなこんなで、残暑厳しい暑さの中、帰着時間(PM1:00)寸前に入ったトボト谷・最奥インレット部で、偶然見付けたサスペンドバスをDSリグのカーブフォールにて口を使わせる事ができ、約800g×2匹のみでウエイインした。とても、情けなく、不本意な釣果に不満足!で、もしかしたら、最下位かも?不安は積もる一方!検量に出すのも、ためらってしまう程の気分だった。
ところが・・・僕同様、参加されていたアングラー達も、苦戦を強いられていた様で、総コケ!ローウエイトのグラム差合戦となり、僅差の接戦となっていた様だった。
結果、優勝!となってしまい、合わせてビックフィッシュ賞まで頂いてしまいました。
ほんと、すみません!何か、とても、悪い様な気がしてしまいました。飛び入り参加なのに・・・
大会を協賛されていた各企業様、主催されていた、ウォーターハウス、バガァボンドさま、ありがとうございました。
大会参加されていたアングラーの皆さま、大変、暑い中、お疲れさまでした。

その後のガイド釣行(13&14日)では、減水傾向は進行しているながらも、平日の特権を活かして、10&11日の釣行プランにて、プラしていたエリアを周り、まだ、何とか、釣果を叩き出しています。
特には、13日の前鬼筋・最上流部のBWでは、キッカーイーター(フローティングタイプ)にて、5連続ヒット!(バラシもあったが・・・)を体験してもらう事が出来ました。
14日、ガイドゲストは中川氏(尼崎市)。
今、現在の状況としては、厳しい厳しいとは、囁かれながらも、辛うじて、この2日間のガイド釣行では、暇を持て余す事も無いほどには、こなす事が出来ました。「早く、バスも浮上して来てちょうだい!」

ガイドに関するお問い合わせ先
E-mail: b-c2104@m5.kcn.ne.jp
H.phone:090-4909-3887まで
数釣り&良型をサイトで釣る方法等のマンツーマンガイドを行っています。
興味のある方は、メールください! 料金¥20,000−


前鬼筋・上流部BW。

前鬼筋・最上流部のBWでは、陸っぱりもした。

 

 

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