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イメージ戦略
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

♪~♫~雨は夜更け過ぎに~♫~雪へと変わるだろ~♬~

この時期になると、無意識にこの曲を口ずさみ、また、カラオケで熱唱している方も居られるかと思います。

この曲を熱唱している年代は、40代50代のおじさんが多いかもしれませんね。

これはクリスマスソングの曲なのですが「12月24日、クリスマス・イブの日に雪!?」と思った方は私だけではないと思います。

実際に私の住んできた地域では、クリスマスの時期に雪が降ったという事は一度もありませんでした。

この時期に雪が降る地域は、北海道や東北、本州の日本海側、それも極一部の地域に限られています。

なので、日本に住んでいる方の多くは、クリスマスの時期に雪が降ったという体験をした方は少ないと思うのですが、クリスマス=雪という、楽曲にもなるほど直ぐに連想されるのは何故でしょうか。

それは、クリスマスと切っても切れない、サンタクロースの影響が大きいからでしょう。

サンタクロースは伝説上の人物であり、サンタクロースの住んでいる、叉は住んでいたとされるフィンランドでは、11月から積雪が始まり、5月初頭まで雪が残るそうです。

ですから、一年の半分以上、常に積雪のあるフィンランドでは 、クリスマス時期の雪は珍しいことではなく、サンタクロースを描写したものには必ず雪が描かれている事で、メディアを通じ、クリスマス=サンタクロース=雪と言うイメージが日本人に植え付けられたのでしょう。


サンタの格好をしたカーネルサンダースおじさん、
実は私の遠い親戚なのです。
ケンタだけに......

昨年の画像を使い回しているって!?


この赤と白の衣装を身につけたサンタクロース。

本来、サンタクロースが身に着けていた衣装は、赤色と白色ではなく、かなり地味な色の衣装だったそうで、実はコカ・コーラ社のクリスマスキャンペーン用として描かれたサンタクロースの衣装が赤色と白色であった為に、サンタクロースは赤と白の衣装を身に着けていたと私達に刷り込まされていたのです。

一見、単なるコカ・コーラ社のクリスマスキャンペーンだったように見えますが、ふくよかで、親しみやすいおじいさん像のサンタクロース衣装を、コカ・コーラカラーの赤色と白色に同調させることによる、イメージ戦略に成功した一例だと私は思います。

サンタクロースを見たら、フライドチキンとコカ・コーラを体が欲しがってくるでしょ!?




さて、ようやくリップライザー130 GEKIASAに改造された金型が出来上がりました。

これから、ウェイトを組み込み、OKの出たマスターと比較検討に入り、最終調整に入る段階に来ています。

このリップライザー130 GEKIASA、激浅と名の付く由来通り、最大潜行深度は60センチにも満たない程浅いです。

ロッドを立てればウェイキングが出来る程、潜行しません。

日本でミノーと言えば、サスペンド仕様のタイプが好まれ、トゥイッチやジャークして使うものと思っている方が多く、実際、ミノーを巻きに使う人は少なく、フローティング仕様は人気がありません。

ですが、このリップライザー130 GEKIASAは、サーチベイト的に巻いて使う、スレンダーな形状のクランクベイトと思って下さい。

そして、障害物接触時のスナッグレス効果を最大限に活かすため、フローティング仕様にしてあります。

もちろん、トゥイッチ、ジャークにも対応していますから、シチュエーションにより、多彩な使い方が出来ます。




もうしばらくお待ちくださいね。

それでは皆さん良い釣りを

 

 

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