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地味派、それとも派手派!?
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

待ちに待った海開きの7月に入りますが、皆さん海水浴には行っていますか。

最近の若い人たちは海水浴離れしていると某雑誌に書かれていましたが本当なのでしょうか。

若者の何々離れ・・・ってよく聞きますが本当のところはどうなのでしょうかね。

さて、私は毎年7月から8月にかけ、シュノーケル、ゴーグル、足ヒレを片手に大海原に出撃し、比較的透明度の高い日本海側でのシュノーケリングを楽しんでいます。

日本海側は太平洋側に比べると波が穏やかな為に、太平洋側よりも比較的透明度が高く視界は良いので日本海側に行くことが多く、以外にも太平洋側に引けを取らないほど魚種は豊富です。

欲を言えばもっと透明度の高い海外の海に一度潜りたいものです。

シュノーケリングをしていると、浦島太郎のように過ぎ去る時間の感覚がマヒし、気が付けばいつの間にか日没間際という状況になる事が有るほど夢中になってしまうのです。

本当です。

私だけではないと思います。

気が付けばお爺さんになっていたら嫌ですが、時間を忘れるのは確かです。

私は過去に、と言っても数年前の出来事ですが、シュノーケリングに余りにも没頭し過ぎて、私の帰りがあまりにも遅くなり夕暮れ時になっていたためか、心配した家族が警察へ捜索願いを出すか否かの状況になった事がありました。

捜索願いを出すか出さないかの直前、そんな状況になっていることも知らない私は、シュノーケリングを満喫し終わり、そろそろ戻ろうかと思い、水平線に沈む太陽をバックに浜辺まで泳ぎ着き、ほとんど人の居ない浜辺で美しい夕焼けを眺めながら歩いていた私を、血相を変えた嫁さんに発見され大惨事までにはなりませんでした。

その後、こっ酷く怒られたのは言うまでもありません。

海に潜ると何が楽しいかって、色とりどりの魚や得体の知れ無い生物、そして普段ルアー釣りのターゲットになっている魚達と遭遇する事もあり、陸上ではまず体験する事ができない魚目線に自分がなれることでしょうか。

フィッシュイーターに捕食されるアジやイワシ等の魚は目立ちにくい色彩をしていると一般的に言われており、確かに水中で観ると背中側は海の色に馴染むような青っぽい色によって鳥等から発見しづらい色彩になっていて、腹側は海中から見上げた時に目立ちにくい白色をしている事で水中の捕食者から身を守っているように見えます。

アジやイワシに共通しているのは、共に周囲の景色に溶け込む程の地味な体色をしていることです。

派手な目立つ体色をしていると真っ先に捕食者に狙われ食べられてしまうと良く言われますが、その理由だと派手な魚は淘汰され、地味な魚だけが生き残り子孫を残す事ができると言うことになります。

でも実際、海中に泳いでいる魚を観ると「私はここにいるから食べて~」と言わんばかりのカラフルな体色をした魚は数知れず目に付きます。

生物には、その姿、形になった理由が有るように、体色にも必ず理由が有るはずです。

一説によると、派手な色彩の魚は自分の仲間、同種を確実に見分ける為に進化したとも言われており、繁殖期、特にオスの体色が派手になるのが一つの理由のようです。

でも、派手な魚が何世紀にも渡り生き延びて来られた事には他に理由があると思うのです。

こんな事を考え始めると夜も眠れません。

来年のフィッシングショーの時にでも、さかなくんに聞いてみようかな~


この体色にもそれぞれ理由があるのでしょうね。


3Dプリントを身にまとったダルド100、115、リップライザー110の3タイプ、カラーは3Dアユ、3Dワカサギ、3Dオイカワ、3Dケタバス、3Dカワムツ、3Dヒガイの全6色出荷しました。

今回の仕様は全てフローティング、トゥイッチ、ジャークで気付かせ浮かせて喰わすライザーテクニック対応。

マスプロ品でここまでリアルなカラー施工は中々見当たらないと思います。

是非一度手にとって観て下さい。

それでは皆さん良い釣りを

 

 

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