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IK-400RS カオスダイバー
こんにちは、ルアーデザイナーの長井です。

ここ最近、日中の猛暑から少しずつ解放され、夜は過ごしやすい季節になってきました。

今年の暑さといい、天災に多く見舞われた今年の夏、被災に遭われ釣りどころではない方も居られると思います。

一日も早い復興をお祈り申し上げます。

さて、各ショップに並び始めたIK-400RS カオスダイバー。




全く新しいコンセプトを元に開発されたIK-300RS カオスダイバーのスケールアップを図り、4メートルレンジにまで射程内に収めることを可能としました。

アクションは、IK-300RS カオスダイバーと同じウォブリング4:6ローリングのハイピッチタイトウォブンロールを発生しますが、ボディ容積の拡大によって水流攪拌力は5割ほど増しています。

また、ハイピッチタイトウォブンロールアクションにより、リトリーブ時の引き抵抗は軽く、一日中巻き続ける事もあるクランキングの疲労軽減に一役買っています。


ロールアクションが強いため、
明滅変化の激しいアクションを発生します。
           


キャストした瞬間、スプールのラインが見る見る無くなってしまうほどのキャスタビリティは、ボディ内部の固定重心ウェイトと重心移動ボールとの計算された重量配分により実現しました。

重心移動ボールは、IK-400RSカオスダイバー用に規格外の特注タングステンボールを製作し、固定ウェイトとの適正な比率を図りました。


ウェイト重量と配分は、
IK-400RS カオスダイバー用に一から設計。


全長100ミリを超えるマグナムクランクが台頭する以前、マグナムという名前のついたクランクベイトは、70ミリ前後のタイプが多くラインナップされていました。

今ではミドルサイズと呼べるぐらいのサイズ感に見えますが、マグナムクランク同様、70ミリサイズのクランクベイトは、デカバスに口を使わす能力は健在です。



上から
ブルバイソン 
IK-500R2 
IK-400RSカオスダイバー



IK-400RS カオスダイバーの70ミリというボディサイズは、ボディ幅と体高との適正な比率を模索した結果であり、既存のIKクランクシリーズには無い、絶妙なボリューム感のクランクに仕上がりました。


上から
IK-400RSカオスダイバー 70㎜ 26g
IK-400R 63㎜ 18g
IK-300RSカオスダイバー 60㎜ 17g


詳細な機能、コンセプト等はIK-300RSカオスダイバーのブログで!

http://www.imakatsu.co.jp/_blog/nagai_kenta/?id=92

それでは皆さん良い釣りを

 

 

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