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TOP50第1戦遠賀川プリプラクティス終了
正午の最高気温2度、暴風暴雪警報まで出た極寒爆風の遠賀川プリプラクティス。
プリプラ時点ではほとんどお手上げ???


                                      
一昨日、9日ぶりに九州遠賀川の開幕戦プリプラを終えて帰阪した。今週はホサキもミズムズも、そしてデザイナー長井も春の長期バカンス休暇?でメキシコに行ってしまっており、雑用やらなんやらで完全に忙殺状態…。
正直、今回の遠賀川の練習は4年ぶりに3月の極寒記録を塗り替えるほどの大寒波襲来の上、JB九州シリーズの選手の練習とももろかぶり。内容的には確実に3週間後は別世界になる事は間違いないことから、3週間後のバスの進行状況を読んでの仮定の練習となったため本当にストレスの溜まる練習だった。


怪しすぎる格好で毎日日没まで練習。今回はブログ更新も止め予測練習に徹した。


今回は敢えて3月末にプリのバスが差してくるであろう差し場を探す作業に徹することを最初から決めていた。季節の変動が1年で最も激しい時期だけに、プリプラでいくら釣れてもそれが全く意味をなさない。しかし、今釣っても仕方がないことがわかっていても、バスの顔を見ない淡々とした「作業」に徹した練習はストレスの捌け口が全くない。
ただ、今回の正午の気温で2~6度程度、時に雪が舞う大荒れの状況下では、正直、ストレス解消に本気で釣りに行っても容易に釣れるものではなく、更にストレスが溜まる厳しい練習となった。


360度周りから丸見えの遠賀川では写真を撮ってると釣ったのがバレバレに。
で、釣れてもこんな写真になります…。


現時点では徹底的に精査し絞り込んだ予測スポット数箇所に果たして期待通りにバスが動いてきてくれるのか、そして入ってきたバスに対して直前2日間の公式練習で「釣り方」をアジャストできるかどうかに結果は懸かって来る。久々のプリスポーン期開催となる今回の試合は得意な季節ではあるが、変化の大きさが半端ではない天国と地獄が紙一重の一番危険な時期でもある。


それでも釣れるとやはり嬉しい。だがこの魚は冬のポジション。
試合時にはいない可能性が高い。


ただ、最高気温が17度を超えたこの週末に開催されたJB九州開幕戦では、今回の練習をアシストしてくれたイマカツプロスタッフの武田君がジンクススーパーブレードで3キロオーバーのビッグバスを仕留め見事優勝、そして同じくプロスタッフの伊藤君もスーキラで5位入賞を果たし、確実にプリプラ期間中と比べバスの行動に大きな変化が見られ始めていることが解った。そして一気に春めいた今回のJB九州開幕戦の上位陣のほとんどが、スピナーベイトやシャッド、そしてフットボールといったリアクション系のルアーが占めた事も予測内ではあった。


予想通りこの時期定番のフットボールが上位だったJB九州開幕戦。
今回の練習でも最も手堅かったフットボールジグを意識した初公開のメタクロオマタチューン。
これはキテますが更なる極秘チューンが・・・。(トーナメントで使えるエコ仕様はプロトです。)


そして、実は奇しくも今回の練習期間中、ジンクススーパーブレードのチューニング実戦テストに時間を割いていたのだが、この結果を受けてやはり特殊ブレードを備えたジンクススーパーブレードは本当に今のトーナメントを勝てる唯一無二の特性を持つスピナーベイトだと確信できた。


これがアワビ本舗と極秘開発中だったスーパーブレードシェル。
超極薄シェルシートを極薄のスーパーブレードに接着。
昔の回転がデカくて重い貝貼りブレードとは全く違う、回転を損わず、超シャープに回るある秘密が隠されている。
回してみた見た瞬間、マジで痺れます。


果たしてプリプラ期間中から一転、春めいてきた今週以降、最高気温は19度にも達すると予想され季節の進行が予想以上に進むのか、それとも再び寒の戻りとなりバスの差し戻しがあるのか今は誰にも解らない。しかし、いずれにせよ一つ言える事はプリプラ期間とは全く違った状況になることだけは確かだろう。


エコ仕様は試合に間に合わなかったが、今月12gのみ少量先行リリースが決まったチタンバイブ。
本格リリースは来秋だが、この超軽量高硬度チタンが発する振動のキレは並みじゃない。

 

 

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