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完成!!イマカツ最新3D塗装技術「リアリズム」
今年のフィッシングショー大阪で展示公開したバス型ビッグベイト「バスロイド」。
いよいよ最新最先端のリアリズム塗装で年末デビューする。



イマカツ新開発プロジェクトとして、今年の春から導入、研究を進めていた最先端3D転写塗装技術「リアリズム」の量産体制がついに11月末製品初出荷を目処に整った。

漫画のような3Dプリントではなく、動きとシルエット、そして究極の視覚的リアリズムの3者融合を目指すため、自分は今年の大半の時間をこの新塗装技術の開発、確立に費やしていたと言っても過言ではない。

実は公にはしなかったが、自分は30歳代からルアーだけでなくネイルアーティスト達にもブラシワークを指導してきており、エアブラシによる繊細なカラーリング技術には長い経験と自信がある。そして、インスパイアルアーズの時代から、今も全ての製品のマスターカラーは自らブラシ塗装をしている。


超意外かもしれないが、昔からネイルアートには何かと縁があるのだ。


ただ、近年、そのカラーリングにも正直限界を感じ、昨年は天然のシェルの輝きを生かしたイマカツ独自のシェルラミネート工法なども確立したが、それを更に超える究極のリアリズムをもつカラーリングの実現が自分の大きな課題でもあった。


シェルラミネート工法もネイルアートに使う極薄シェルの応用。
今期は更に進化した新開発のシートを採用した究極のシェルプラグが登場。


3Dプリントによる写真転写塗装の技術は1900年代からアメリカで既に存在したが、お世辞にもリアリとは言えず、逆に漫画チックなものだった。今は日本でも様々な写真転写塗装のルアーは存在するが、それは自分の理想とは程遠いものである。
要は最先端の高額な3D転写装置に設備投資を行っても、それだけではホンモノと見間違うようなリアリズムを感じさせる塗装は不可能なのだ。中途半端な3D塗装技術では高額な設備投資の償却すら難しいことになる。このバス業界不況のなかで新規設備の導入は正直かなりの賭けだった。
しかし、ここに来て試行錯誤の末、自分的に95点をつけることが出来る独自の塗装工程を確立し、ついに11月末から最先端の3Dリアリズムシリーズをリリースできることになった。


水中でなくともこの究極のリアリズムフィニッシュ。
水中に入れると更にヤバい。出荷までにもう一段、更に進化する。


コチラは「リアリズム・グアニン」。
水中でギラリと光るフラッシュ効果を加えた3Dフィニッシュ。
今回は2パターン準備している。


同時にその副産物?ともいえるメイホウ化学とのコラボ製品、バーサス3080のオリジナルアッパーパネルも11月頭からオープン予定のイマカツオフィシャルWEBショップで販売開始が確定した。


コチラはプラグ生産の合間を縫っての少量気まぐれ生産なので、WEBショップにて不定期出荷です。


そして、既に様々なプラグ類を始め、ソフトビッグベイト「マブナー」、某金属ルアーへの応用もほぼ見通しが付いており、年末から来年1月のFショーにかけて衝撃的な塗装革命となる新製品を発表できる予定だ。
その中でも今年のOSAKAフィッシングショーで展示公開した「バスロイド」は既に本体はほぼ完成していたが、この3Dリアリズム塗装の完成まで素っ裸で待機させていた。早ければ年末にも究極のリアリズムを持つバスロイドが市場デビューする予定だ。
勿論、更にあのベイトフィッシュも既に驚きの専用設計でショーデビュースタンバイ状態になっている。


野池でバスが捕食しているベイトを調査したが、ギルと並んで極めて多いのが実は「子バス」。
バスロイドはその「子バス」を完璧に演出するために考案した。


これ、ルアーです。ホンモノではありません。
動かしたらヤバ過ぎて笑えます。リアル子バスサイズ。


水中でアユロイドがギラリとヒラを打つ姿は、「動き」も「視覚」もまさにホンモノの鮎そのもの。11月末は落ちアユの名残か、低水温化の影響なのか、毎年、アンドロイドへの反応が一気に高まるシーズン。是非、その圧倒的な威力をフィールドで試してみて下さい!


鮎、バス、ギル、虹鱒、マブナ、ワカサギ、ザリガニ、カエルが既にほぼ完成。
適材適所に採用していく予定です。

 

 

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