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灼熱のミッドサマーバスフィッシングのヒントの巻

本邦初公開!環境大臣リグ。
ディープカバーに最強の究極の喰わせジグです。

暑い・・・。最近はマジで暑い。此の所、秋物&来期発表ルアーのテストを何とか盆前に済ませてしまおうと毎日のように工場から近所のフィールドにテストに出かけている。しかし、さすがにこの暑さでは丸一日フィールドに立っていると体を壊してしまいそうなぐらいヤバイ暑さが続いている。そんなことで暑さを避けて夕刻3時間ほどの短時間集中フィッシングが主流なのだが、これがまた3時間と言うと余りにも短くて、せいぜい回れても湖の一箇所2箇所になってしまう。一発でバスの濃いエリアを当てないとバイトも糞もない釣りになってしまうだけに、本気で集中しないとバスは釣れない。
しかも、工場から1時間以内で行けるフィールドとなると、関西でも屈指の超ハイプレレイクしかなく、オマケに夕方は逆に同じ考えのアングラーでいっぱいになっている。

こういった短時間フィッシングでは、フージーから手渡されたプロトのルアーをテストするのだが、必ずしもそれがはまってくれるケースばかりではない。坊主で帰るのも嫌なので、最後は何とかしてバスを釣ってやろうと努力するのだが、ここ最近はいつもジャバロンばかりになってしまっていた。おかげで確実に毎回、45cm前後を釣ってストレスは解消するのだが、なんかバカの一つ覚えになってしまっっている。

しかし、いつ何時もジャバロンが万能なわけでもない。今回行った某超メジャーレイクでは久しぶりに真夏の違ったパターンを短時間に掴むことが出来、結構新鮮な釣りが出来た。

今回のフィールドでは驚くことに水温が34度!!全域、抹茶オーレのようなアオコの絨毯で、きたことを心底後悔するような最悪の状況。ボートまで出したのにバックウォーターですら、バズビルでかろうじて数発でたのみ。今のところ小さいながらもバズビルは毎回釣れているので、自信を持って出すことが出来そうで一安心。

BUZZBILL BONE・AYUカラー
ボーン&チャートカラーには透明ABSバージョンとは違った高浮力樹脂を採用してます。ナチュラルなABSに比べ、より激しく浮かせやすいのがボーンの特徴。一押しカラーです。
しかし、どうにもこれだけ暑くなると、川や流れの強い流れ込みでもある湖ならともかく、カバーやシェードでも水温は30度以上、さすがにシャローには小バスとギルが所在無さげに浮いているだけ・・・。特にスケールの小さい湖では全域表層面が同一水温になると、カバーやシャローからは一気にいいサイズのバスが消え、シャローに出てくるのは夜と言うパターンになってしまう。こうなると、いつまでシェード打ちを続けてもなかなか良いサイズのバスには出会えない。それでもテストならば無理やりトップやシャローでやり続けることもあるが、基本的に間違っているので極単発のバスにしか出会えないことが多い。それでも釣れるルアーって言うのは価値はあるが、結構「無理矢理」には違いない。

今回はそんなこともあって、余りに釣れないので久しぶりにディープジグを試してみたところ、全くと言っていいほど気配がなかったシャローに対し、40cmを越えるバスが短時間に次々と釣れてしまった。

ヘッドの形からテキサスリグ感覚でディープで使うにも最適な
モグラジグ。カバーだけではありません。
狙ったのは水の流れが枯れたバックウォーターが、メインレイクに合流する近辺のチャンネルのベント部3〜4m付近。
流れがあれば流れ込みからの水流がモロに当たってエグレてハードボトムが露出し、鋭角にブレイクし始める最初の
インサイド部分。こういった場所はディープが隣接し、必ず上流側にサンドバー状のフラットがあって、レイダウンやゴミなどが流されて小さなカバーが点在する。しかも、バックウォーターが枯れていても伏水流による湧き水があることが非常に多い。このブレイク付近のフラットに点在する流木やスタンプをジグでズル引きで探して、引っかかった時点で慎重にクリアしフォール&シェイク、バイトと同時に電撃で貫く方法だ。超メジャーレイクでは岸沿いのカバーや岩盤は打ちつくされてなかなか釣れないが、一見何もない沖合いにあるこういった場所を見つければ、トーナメントレイクでもない限り、かなりイージーにバスを手にできる。

ロックベイダー5gにゲイラのコンボ。
イメージはワッキージグと言う感じで使います。
場所が絞れたらこいつの出番。
更に食わせ重視の場合、スタウト&コイケさんが大活躍!
めちゃ丈夫なので重宝します。
あんまり言いたくなかった取って置きのシークレット公開。
バルキー3’&スタウト2・5’の腕のワッキー(脇)を
ビランビランになるぎりぎりまで裂きます。
ジグとコンボするときは腕がすぼんで開いて・・・効果絶大。
(このページ一番上の写真参照)
マジで当たりが増えるシークレットです。
今回はモグラ20TGロックベイダーで短時間ながら久しぶりにプロっぽい釣りができて楽しい時間??を過ごせた。見えるカバーをジャバロンやトップも最高に面白いが、意表をついた沖合いで一人ラッシュも快感であります。

モグラ20TGはフラットのボトムサーチ&リアクション用。
素早く広くボトムのオダをズル引きで探します。
まずはモグラでボトムの小さなカバーを探して、
ロックベイダーで丁寧に狙う。
根掛りが圧倒的に少ないので、ポイントを荒らしません。
今回は別件取材がらみもあって写真は後日公開。一部はHPシアターでも公開予定である。
久しぶりに新鮮なディープの釣りでもっとこの釣りを煮詰めたくなってきてウズウズしている。シンプルな釣りも面白いが、メジャーでのテクニカルな釣りもまた楽しいもんであります。真夏=トップって感じだけど、モグラやロックベイダーでプレッシャーのないディープをじっくりやると、思わぬ真夏のラッシュスポットが見つかるかもしれませんよ!!

PS:8月11日、新コーナーと共にイマカツHPが更にパワーアップ。お見逃しなく!!

 

 

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