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第2戦霞水系プリプラ終了。
ギルチャに来るバスは間違いなくデカイ。それは霞水系も同じだった。
ギルチャの正しい組み方は本日発売のルアーマガジンを参考に!


                                  
霞ヶ浦でのプリプラからようやく帰ってきた。水温が20度を越える霞ヶ浦では現在、大型の固体は完全にアフター回復モード。前半は季節進行を確かめるために釣る事を優先したところ、アライブチャターが大当たり。大型ほど水面に群れる淡水サヨリやイナッコ群れを捕食しているようだった。


関西の湖は黒系なのだが、霞水系では白のスカートが断然良かったように思った。
イナッコの群れに見えるのかも。


ただ、50cmに絡む固体は霞水系でもやはり「ギル」は大きなキーベイトと感じた。ギルチャが霞水系でも効果があることは正直意外だった。


霞ヶ浦でギルはいっぱい釣れる。
ギルボーンは霞生まれなんで当たり前ですが…。


練習後半は2週間後を想定した場所と釣りを試したため、前半とは対照的に厳しい釣果の日が続いた。後半は肉体的にも疲労のピークを迎えかなりきつい練習だったが、今回は攻めだけでなく守りがいつになく良い感じでまとまった手ごたえがある。


狩野さんが嬉しそうに近寄ってきた直後に釣れたゴン太郎。
ギル喰ってる凶悪な顔してます。


ただ霞水系は過激な天候変化の影響を受けやすく、鍵は公式練習の2日間にかかっている。
プリプラクティスで選んだスポットのどこが活きどこか死んでいくのか、そして予測しているどの釣り方がアジャストしてくるのか、あくまでプリプラは過去の経験の一つに過ぎないことを肝に銘じなければならない。


荒れ狂う北浦。4日に1日は必ずババ荒れ…。全てがリセットされてしまう。


プリプラクティスの結果は参考にこそなれ、それに頼ってはならない。プリプラで一番釣れた場所、釣り方はそのときのピークであり、言い換えれば2週間後には必ずピークは過ぎている。霞水系の場合、長期のプリプラクティスを全て捨て去る決断ができるかどうかで結果が大きく変わる事がある。


1日100Lのガソリンを炊くことも珍しくない霞水系。
バスフィッシングの本来の「今その時を探す」能力が問われる。


そういった意味で、今回のプリプラクティスでは本番に最もピークが来ると予測したスポットには一切、手をつけることはしなかった。先入観を捨て、当日の自分の直感を重視するためと、プリプラで見つけた場所、釣り方はあくまでプラスアルファ程度に考えるためだ。


最終日、ナベが極めてしまったプロスト3インチ(ライトウエイト)のとある釣り方
http://ameblo.jp/hosaking/entry-11858124193.html
これは今回の最高のプラスアルファだった。


霞水系の試合はバスボートの機動力をフルに生かし、バスフィッシング本来の、そして自分のスタイルで試合が出来る。今回の練習方法が吉と出るか凶と出るか、2週間後が怖いようでとても楽しみである。


帰路の飛行機から見た霞上空の雲海。霞ヶ浦の夕陽は本当に美しい。





 

 

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