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地獄のホワイトクリスマス…の巻
ホワイトクリスマスならぬ、八甲田山(死語か・・・)と、化したTSRロケ。
8輪全輪スタッドレスでないと無理ですので、絶対、真似しないように。



2012年も残り僅か。ほぼほぼここ数年恒例になってきたクリスマスロケに行ってきた。
でもやっぱり、地獄のクリスマスTSRロケだった…。
ここ数年、ロケは可能な限り1日ロケで決着させるようにしているが、さすがにこの時期は厳しいと考え2日間の予定で極寒ロケに向かったが、ホンマ、なんで毎年クリスマスってこんなに激サムなんでしょうかね????


これ、朝にカバーを外してから1時間で積もった雪・・・。ワカサギ釣りではありません・・・。


ロケ初日となったクリスマスも大概、ロケなど絶対無理級のホワイトクリスマスだったが、2日目朝のスロープは氷点下マイナス6度、ランクル200ZX、GL550、そしてX5をもってしても走破不能の極寒激雪カチコチのアイスバーン…。GLが沢に向かって斜めに滑り落ち始めた時にはさすがに命の危険を感じ勇気ある撤退?となってしまった。


世界屈指の4WD達もギブアップ…。
ちなみにアイスバーン登坂勝負ではX5に激負け・・・(コーナリング勝負では勝ちましたが・・・)


今回のTSRロケは午後1時ですら最高気温マイナス2度と言う地獄のホワイトクリスマスの中、8割近くの時間をアンドロイドと新型ロングビルに費やしたが、モノには程度と言うものがある事を身をもって知る結果に…。生命と言う生命が全て絶滅したかのようなシャローでは、バイトのバの字も感じる事はなかった。水温は6度台だったが、その短期間での急降下幅が半端ではなかったのだろう。


2日目はオカッパリであがいてみたけど、5分で死にました。


しかし、ここまで追い込まれた土壇場でも絶対的自信を持つ最後の「切り札」って言うのはホント、頼りになるものである。このルアーは改めてホンマに凄いルアーだと思う。でも、このルアー実の所、自分の絶対的自信に反しあんまり人気はない。でもホンマにコイツは凄い。何度も言うがマジ凄い。2年前も極寒のサメウラで、阪神選手達とのTV正月番組撮影の折、絶体絶命の窮地を救ってくれたのもコイツだった。もとはFマークのあるゴブリンバットDSシンカー10gを溶接で無理やりくっつけたのが始まりだったが、この偶然が究極の超低重心極点バランスを持っていた。


私の真夏と真冬の切り札。ジンクススーパーヘビー。
疲れない軽い引き心地、超高感度ヘッド、コイツはマジで私のディープ巻き必殺技です。


コイツはただ重いだけのスピナーベイトとは全く別物だ。その違いは爆風下での飛びの姿勢一つとってもハッキリ解る。こんな極点で超低重心を持ったスピナベは他に存在しない。
風波に影響されず4〜8mを「キャスティング」で本気攻略できる「巻き物」は現実、このルアーだけ、ホンマの唯一無二の「切り札」だと思っている。

バクラトやモグチャもそうだったが、早すぎた天才なのか、使い方を難しく考え過ぎなのか、人気ルアーとは言えないのだが、このルアーに対し自分は絶対の自信と確信がある。
コイツは取材を一撃で終わらせる事の出来る、玄人筋絶賛の超ディープ巻き物の切り札なのである。
使い方のキモは、「浅い側から深い側に投げて、底まで確実に落してから超ゆっくり巻き上げるだけ」。超キモは「浅い側から深い側へ投げる」事。10mまでならこれ以上に攻撃的に攻略でき、且つ一発のサイズがデカい巻き物はない。


ジンクス・スーパーヘビー、別名コブとり爺さん。この形状、この仕様でないと実現できなかったディープ性能がある。
このビッグウィロースピナーベイトはマジでスーパーだ。


今回のロケは今まで完全に極秘にしてきた、フィッシングショー初デビューのビッグなスクープもあるので、1月25日発売号バスワールド表紙&超極寒のTSR実釣グラビアをお楽しみに!


拳骨すっぽり冬のバス。ジンクスSHも凄いが、アンドロイドも凄かった。
あと一本、年内最後のロケは成功するのか????。

 

 

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