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エリート5、そしてクラシックに向けて…の巻
2012年シリーズを振り返って想う事。
25日発売のルアマガガレージニュース、そしてリアルファイトを是非読んで欲しい。



レギュラーシーズンを終え、3か月ぶりにやや穏やかな気持ちで日々を過ごさせてもらった。間もなく、また気力、体力共に限界に挑む長期ロードが始まる。
今シーズンはストレスの溜まる試合が続いたが、競技者としてポストシーズンのタイトル戦を戦える喜びは計り知れない物がある。


11月はタイトル戦が2連戦。
シリーズ戦とは比べ物にならない緊張感を思う存分、本気で楽しみたいと思う。


自分にとってレギュラーシーズン5戦計15日は全てこのタイトルのための予選であり、全ての決着はタイトル獲得をもって終了する。各戦での優勝、上位入賞は無論価値あるものだが、「運」が少なからず影響する自然を相手にした「釣り」という競技の性格上、真の実力は決して1試合の結果だけで測れるものではない。半年に亘る全国トレイルを戦いぬける体力、気力、集中力を当たり前に備え、環境、条件に左右されず如何なる場所でも常に結果を出せる者だけが、最後のタイトル戦に臨める資格を得る。


レギュラーシーズンを戦い終え、最後にここで発言権を得れるのは5人だけ。
29年間、常にこの5人の中に入る事を自分はプロとして最低目標としてきた。


そう言った意味において、年間上位5人だけが参加資格を得る完全実力制のエリート5、そして今年からTOP50年間上位20名とマスターズ5名、そして各下部カテゴリーの年間チャンプのみが参加できる完全実力制に回帰したクラシックは、全身全霊をもって獲得するに相応しいタイトル戦となった。


バスワールドTSRでは、トーナメントでの「強さ」の本質とは何かについて自分の考え方を話している。
今回の記事はトーナメンターでない人も是非読んで欲しいと思う。


最高峰トーナメントは本来、人気や雑誌露出度、メーカー推薦等で参加資格が決まるものであってはならない。それは1年を通じ各地のフィールドで本気で戦い続け、そこで生き残り、結果で選ばれた者だけが、1年の総決算として本気の本気で雌雄を決する聖なる最強決定戦でなければならない。そして、その勝者が「有名無名」にかかわらず、メディアが正当に称える世界でなければ、トーナメントに将来はない。


個性に乏しい、華がないと言われた第3世代のプロ達が、確実に強く、逞しく成長してきた。
世代交代はゆっくりとだが確実に進んでいる。


そのチャンスが正当に与えられたのがかつてのクラシックだった。これまで長らくお祭り、イベント的要素が濃かったクラシックは、今季からかつて最も権威ある大会であった時代に立ち戻ることになった。
しかも舞台はホーム・徳島県旧吉野川。昨年エリート5の借り、そして今年の第4戦の借りはキッチリ利息を付けてここで返すつもりだ。


2012年JBスーパーバスクラシックの詳細は近日JB/NBCホームページで公開されます。
http://www.jbnbc.jp/_JB2012/classic/qualifiers.php


今回は超豪華賞品の一般参加オカッパリトーナメントを含む様々なビッグイベントが企画されており、会場には広大な来客用駐車スペースも確保される予定なので、近隣の方は是非、参加&観戦&応援に来て下さい。(株)イマカツとしても来場者が1日楽しめるクラシックとなるよう、趣向を凝らし全面支援する予定です。

オマケ

腰の悪い自分はローライズが大の苦手で、腰をガード出来てシルエットの綺麗なデニムが欲しかった。完全自分仕様。


今回のルアマガ・ガレージニュースで着用しているデニムは、私のデザインリクエストでベースデコンプに作ってもらったバスフィッシング専用デニム。股上が深いのに、それをほぼ感じさせない独特のシルエット(脚が長く見えます!)が特徴で、腰の負担を最低限に留めてくれる自分仕様。ユーズド感、色落ちは感も、都会でもフィールドでも着倒せる、流行は完全無視!のあくまで自分流。腰の部分に小さなブルードラゴンの刺繍あり。発売するかどうかは知りません…。
他にまずないデニムなので、メチャクチャお気に入りです。参考まで。


リクエストが多かったら、生産してくれるかもしれません・・・。
自分的にはDIESEL風ドルガバ「22」系デニムって感じです。解るかな?。
http://www.basedecomp.com/

 

 

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