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RELOADED!の巻
再始動初日は思いがけない大苦戦・・・。
しかし、その逆境が予期せぬルアーを覚醒させるキカッケとなった



久々にゴージャスにリラックスさせてもらったGWも終わり、傷心の心身も癒え充電完了。さっそくGW明けからTSR&ルアマガ2本立てロケにて再起動した。
今回はフィッシングショーでも伏せていたカレイド2012モデルの初公開テストを兼ねてのロケ。今回は比較的取材成立が簡単なスポーン期と言う事もあり、2本立てを目論んでのロケだったが、甘い事を考えている時程、そう旨くはいかないモノである…。


久々にトーナメントレイクではない湖での取材。
2日で2本撮りは楽勝と目論んでいたのだが…。


動画撮影にならないベッドフィッシングを避けるため、選んだのは寒冷地の某ハイランドリザーバー。ネスト最盛期はまだ先と読んでのプリメス狙いだったが、GWの大雨が予想以上に全てを狂わせてしまっていた。
現実はネストどころか2日間で見かけたバスの姿は僅かに1尾…。オマケに森が沈んだような大増水、普段は透明度の高い湖なのだが急増水&落ち葉灌水による紅茶タンニン激濁り…。サイトどころか一転、灌水ブッシュ地獄と化していた…。


GWの大雨で森が湖に沈んでいた。
予期せぬウルトラヘビーカバー地獄に面食らったが、
結果的にこのカバーを攻略する最高のパフォーマンスが収録出来た。


初日は午後2時までNO LOOK、NO BITE…2本立て取材を予定していただけに真っ青になった。苦し紛れに繰り出した切り札ジャバロンを使い、辛うじて50アップは仕留めたものの、本来の取材目的からは掛け離れたイマイチすぎる初日だった。
しかし、この予期せぬウルトラヘビーカバー地獄が、予期せぬルアーの真の実力を覚醒させる事態になるとは自分自身、全く予想もしていなかった。
時として偶然?から稀代の名作が誕生する事があるが、コイツは自分が想像していた範疇を遥かに超える名作かもしれない。


スケブロが優秀だったがゆえに、迷走を続けていた1.8mダイバーのスケブロ7。
千鳥を追求する過程で、思わぬ天才的才能を開花させた。


このルアーに関しては、霞デザイン開発と言う事もあって今までブログでほとんど触れていなかった。そのため今回は言葉で語る事が逆にこのルアーの凄さを鈍らせてしまうようにすら思う。これに関しては奇跡のモグチャ同様、本人が一番驚いている衝撃的動画を近々見てもらえば全て納得できると思う。
狩野さんを含め霞デザインスタッフが「考えられない位、根ガカリしない。絶対にブレードが効いてます!!」と、珍しく熱くなって私に語っていたが、名ばかりのカバークランクが多い中、「ホンマにブレードの効果あるか????そんなもん、リップが長く丸いクランクやったら大して差はないで。」と冷ややかな目で突き放していた経緯がある。


ローリングマークが普通のクランクとは違う部分にできる。
「綺麗に回らないブレード」こそがスケブロ7が持つ千鳥と対カバー能力の最大のキモになった。


しかし、今はひょっとするとこのクランク、季節や場所を選ばないサイズ、最も使える潜行深度、千鳥を含む安定した基盤並みのハイピッチウォブル、そして心底驚かされたカバークランクの名を冠するに相応しい驚異的と言えるカバー回避力…その誰もが「普通」に使える戦闘力の汎用性においては、過去のイマカツ開発クランクの中で最も使えるクランクかもしれないとすら思い始めている。


スケブロ7のずば抜けたキャスティング時の直進精度と、水中のみならず、
陸上の枝や葉にミスキャストで突っ込んだ時の生還率に驚いた。
ロストはゼロ。究極のカバークランクが誕生したかもしれない。


千鳥の追求過程で予期せぬスーパーカバークランクとしての突出した才能を開花させたスケブロ7。週末から始まる霞北浦水系での練習が今から楽しみである。
                                        
オマケ
久々にC馬監督がなんとサメウラ湖でマブーの60.5cmに続き、2012年サメウラ公認記録となる62cm3924gをアンドロイドでキャッチ。やっと今更ながらアンドロイドの奥義の威力を信じてくれたようで、さも得意げに知ったかぶってるブログでも見てやってください。
http://ameblo.jp/c-ma4771/entry-11242402325.html#main

ワシのホゲたサメウラで、その直後に嫌がらせかお前・・・。

アンドロ奥義は1年前に目の前で嫌という程、見せているんだけどねぇ…。

 

 

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