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開幕戦プリプラクティス始動の巻
今シーズンからレンジャー519VXフルラッピングボートでTOP50に参戦する馬淵。
ここからがトーナメントプロとしての正念場だ。



横浜国際フィッシングショーの熱い余韻覚めやらぬまま、先週はいち早く開幕戦の舞台、高知サメウラ湖でTOP50プリプラクティスに入っていた。
今回は今シーズンからバスボートデビューするバブーのバスワールド取材&子守りを兼ねての短期滞在。横浜の熱気に背中を押されて臨んだ本番練習のための練習となった。


今回は横浜ショーで見せたスーパーコンフォートLTX量産版の実戦取材も兼ねていた。
次月号TSRでその全貌が明らかに。


昨年のTOP50開幕戦も同時期このサメウラ湖で開催されたが、今年は昨年に比べ水位にして軽く10m以上の増水となり、季節も約一カ月近く遅れている感じを受けた。実質釣りができる面積としては昨年の1.5倍近くあり、西日本最大級のリザーバーが更に広大難解な湖へと変貌しており、状況的には出船していたアングラーの多くが1日0〜2匹前後と極めて厳しい状況となっていた。


今回はホゲまくりの私。昨年からデカいバスは試合で釣る事にしているのでOKですが・・・。


サメウラ湖は水位変動が極めて激しく、同じ水位で試合が開催される事自体が珍しいのだが、今回は昨年のデータが全く役に立たない、完全に別の湖と言っても良い程の状況と言っても良いだろう。

現在の会場前の水位。
このまま更に増える可能性があると言う。
減水は当面予定なしだそうです。

黒帯RF(上)で全て公開された昨年の自分の優勝パターンも、幸か不幸か今回は全く何の役にも立たない事だけは確かのようだ。昨年とは比較にならない程状況は悪く、このままの状況が続けばノーフィッシュの危険性が旭川ダム並みに高い試合になる可能性すら感じる厳しいプリプラクティスだった。

昨年同時期の会場前水位。
今年とは同じ湖とは思えない10m以上の減水。

ただ、さすがはバブーと言うか、今回の取材兼練習ではその主役を完全にバブーに持って行かれてしまった。既に3日間もサメウラに滞在し、前日にルアマガモバイルの取材を済またばかりのバブーは、厳しいながらも既に現在の状況をかなりのレベルでアジャストしていた。


この楽勝50アップが前座ブログネタにされてしまうくらい、とんでもない〇ク〇〇を釣ってしまったバブー。
お世辞が言えないバブーをしてスーパーLTXは大絶賛だった。


正直な所、超満水で一気に超クリア&プアーになったサメウラ湖に今回の自分は全くアジャストしきれなかったのが現状である。昨年と同時期開催の経験と記憶が、今回は状況アジャストの最大の障害になった事は間違いない事実だ。


さすがに既に4日以上釣り込んでいたバブーは厳しいながらアジャストしていた。
後3週間、湖がどう変化するか、今回も即興アジャスト勝負は間違いない。


ただ、おかげで昨年のイメージが綺麗さっぱり消去され、甘い考えが完全に消え去った緊張状態で次の練習を迎えられることが一番の練習成果だった。それほど今回の低水温・超満水・超クリアの状況は厳しい。
現在は次の本番長期プラクティスに備え一時帰阪している。今回の状況から反省し、戦略を一から立て直し完璧に本番アジャスト出来るように先入観を捨て、心を空にして臨みたいと思う。


横浜国際フィッシングショー、応援ありがとうございました。
今年は3度目のシリーズ制覇を本気で獲りに行きます。

 

 

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