HOME < K.IMAE Top Secret

黒帯リアルファイト・シーズンII予告編公開の巻
先週は実に3日間マジ徹夜・・・。
自分が最初にギブしかけたが、編集のプロ根性を見せて頂きました。
おかげで昨年の黒帯RF1を遥かに超えた素晴らしい作品に仕上がりました。



昨晩と言うか、今朝早朝ようやく黒帯リアルファイト・シーズンIIが無事カンパケとなった。毎度のことながら、この黒帯リアルファイトの監修は1年にも及ぶ膨大な記録を僅か4時間半(前編後編)に凝縮しなければならないのだから骨が折れる。
全て実録リアルドキュメントなので試合内容はもちろんだが、試合の内容以上に本当の真剣勝負ならではの人間臭いメンタル的な部分こそがこのDVDの価値であり神髄だと思う。飾ったり、演じている余裕など微塵もないが、全編に亘る張り詰めた空気は180分の時間を全く感じさせない。


2月4日大阪フィッシングショー同時発売確定です。


特に震災の影響で今季の試合開催さえ危ぶまれたサメウラ湖開幕戦優勝は、自分にとっても歴史に残るベストバウトとなった。3日間、劇的に変わる天候に、大胆にエリアと釣り方を変えてアジャストしていく様子は、自分でも見ていても背筋がゾクッとする程神懸かった何かを感じてしまう。テクニック云々以上に、過去に縛られない大胆な状況アジャストと、優勝するために必要な強いメンタルとは何かを感じて欲しい。また、その全く逆の例となる第2戦旭川も開幕戦と見比べれば、トーナメントとはメンタルが強い影響を及ぼすメンタルスポーツである事が良く解るだろう。


前半3戦分を収録。サメウラのウィニングパターンを完全公開&奇跡のチャターの底力とは・・・
本音は本当に知られたくない、それが真実。


そして第3戦旧吉野川。ここではベイトフィネスによるキーパー1尾以外、3日間、全てを「チャター系」で巻き切って表彰台を獲得。奇跡のチャターが何故ゆえ、「奇跡」と呼ばれるようになったのか、そして「巻き物の真髄は巻く前に既に決している」、その意味が理解できると思う。スーパーローギアの投入、ジンクスチャターを隠し続けた理由もここで初めて解る。そう言った意味では状況アジャストのパーフェクトパターンであるサメウラ戦、個(ルアー)の力を最大限発揮させた旧吉野川戦と言った見所もある。

コイツとスーパーブレードの威力は気付く人だけ気付けばいいと、敢えてシーズン中、宣伝しなかった程。
その威力は第3戦、最終戦で初公開。

いずれにせよ、黒帯リアルファイトは撮ろうと思って撮れるDVDではなく、全ての結果で紡いだ事実の記録である。純粋に釣る事だけに全力を尽くした結果だからこそ、そこから学ぶ価値があると思う。
「プライドに賭けて誰よりもバスを釣りたい」、そのために何をすべきか、少なくとも黒帯リアルファイト・シーズン2には、そのヒントが凝縮されている事だけは間違いない。そしてトーナメントに人生を賭けたアングラー達の情熱を、この黒帯RF2を通じて少しでも理解してもらえれば幸いである。


 

 

TOP OF THIS PAGE