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2011年バサクラ利根川戦・吉田秀雄優勝!の巻
10年ぶり2度目のバサクラ優勝を獲得した秀雄。
琵琶湖戦が無くなって以来、TOP50では厳しい戦いを強いられていただけに、
これをきっかけに来季の活躍を期待したい。



2011年トーナメントシーズンを締めくくるバサーオールスタークラシックが先週、利根川を舞台に開催され、イマカツTOPチーム代表?として出場した吉田秀雄が10年ぶり、2度目の優勝を果たした。

今回のバサクラで秀雄が展開したパターンは、この低水温時期からは無類の強さを発揮するイマカツTOPチームの十八番とも言える王道パターン。その王道パターンとは2008年遠賀川戦で表彰台、上位入賞を多数出し、元祖「巻きシャッド」として定番化した「ワスプ55」のスティングレー66&KTFレボ・フィネスによる「ベイトフィネス・シャッド」パターンだったそうだ。


2011年バサーオールスタークラシックを制したワスプ55&デジーノ・スティングレー66。
今やトーナメントに勝つためにベイトフィネスは必修課題となっている。


当時、別名「高滝巻き」とも呼ばれ、スーキラの「スピンクランキング」が大流行したのが2008年だったのだが、時代の進化と共に2011年、奇しくも昨冬から提唱しているベイトフィネスによる小型シャッドのフルキャスト&クランキングが今年のバサクラを制する事になった。
秀雄が使ったルアーは2008年「巻きシャッド」のコンセプトを初めて世に問い、その後多くのフォロワーを生みだした「ワスプ55(シルバーシャッド)」。このシルバーシャッドカラーは、琵琶湖で非常に実績が高いルアーで、秀雄は春の琵琶湖ガイドでこのルアーをKTFレボとデジーノスティングレー66によるベイトフィネスで実践していたことが今回の「ベイトフィネスシャッド」パターンへつながったと言っていた。

詳細なパターンは次月号バサー誌で公開される。
巻き物でメジャートーナメントを制した秀雄。
今年はライトリグ全盛時代から「巻きもの復権」の時代への新しい幕開けかもしれない。

実はこのシルバーシャッド、私が琵琶湖で一番好きだったDD22のオールドカラーをヘドン風にリメイクした色なのである。秀雄は初日4690gのトップウエイトの5本中4本をワスプのクランキングで、一本を今は懐かしいバイパーデザインの通称ポッコチンコことスリーピースで、2日目2750gの5本中3本を同じくワスプ55のクランキング、2本をスリーピースでキャッチし、只一人2日間リミットメイクを達成し優勝を手にした。


近年のバサクラのスコアを傍観するにつれ、現役TOP50プロ、現役WBSプロの強さが際立つようになった。
だが、実力では間違いなく有名アングラーを既に超えているTOP50トップ5から僅か1名しか出場していない事は残念だ。


奇しくもイマカツ霞デザインチームの助川君が先日、この霞水系のベイトフィネスシャッドの威力を霞水系情報で詳しく解説してくれている。また、秀雄のブログhttp://dictsproducts.com/dblog/にて今回のプラクティスからの詳しい解説が公開されているので、是非、最先端の王道パターン、「冷えたらシャッド」をスティングレー66、もしくはクオッドライト66でトライしてみて欲しい。

 

 

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