HOME < K.IMAE Top Secret

帰還の巻
ようやくレンジャー青龍と共に旅から帰還。
体力は限界をとっくに超えているが、気力は不思議なほどに充実している。



気が付けば随分な長旅から一時帰還した。茨城県北浦水系でのシリーズ最終戦を終え、息つく間もなく長野県野尻湖でのオープンクラシックに参加、そしてその翌日から休むことなく某県某所で開催される2011ポストシーズン最強決定戦「エリート5」のプリプラクティスへ移動、1週間の練習をこなし一時帰還した。


クラシック翌日からエリート開催の地へ移動。
7日間の練習は充実したものだった。


今回のオープンクラシックは、今季の最大標的であるエリート5のオフリミット日程が非常にタイトな上、体力的限界を考えプラクティスを断念、予選では最終テストを兼ねたジャークベイトだけを使った一発勝負に賭けた。結果は散々なものだったが、丸1日ジャークベイトを本戦で使う事で、その対応限界と課題も浮き彫りになった。

4年ぶりの野尻湖では現在開発中のジャークベイトをテスト。
本戦をコレ一本のみで戦ってみたが、そう甘くはなかった。

ちなみに、オープンクラシックはこの2年、諸事情からメーカー推薦選手や地元推薦、シード選手、人気選手等を集めたイベント要素の高いトーナメントになっていた。しかし、来期からはTOP50の上位20人を始め、各プロシリーズ年間上位数名、各チャプター年間、都道府県別ブロック代表の年間上位数名のみが参加資格を得られる全日本総合選抜最強決定戦へと回帰する事が発表された。正式名称はまだ未決定だが、各カテゴリーの強豪選手が集結し、ガチで総合最強の座を競うこのトーナメントは今から非常に楽しみである。


完全に復調してきた日本のトーナメント。
来期は今期以上にアツい戦いが繰り広げられそうだ。


そして今回のポストシーズン・エリート5。開催地、開催日はスカパー釣りビジョンの方針で非公開だが、クラシック終了の翌日からTOP50上位5名が集結しだした事で既に開催地の見当は付いているかもしれない。
自分にとっては願ってもない場所となったが、他の4人も同所開催の試合では優勝経験者2名、上位常連と過去最高にハイレベルな試合になる事は間違いない。しかし、今回は通常の試合ではないため未知のエリアが倍近く広大であり、一筋縄で行かない可能性もまた高い。しかもオフリミット期間があるため、激変が常の晩秋だけに正直なところ今回のプリプラ段階で明確なパターンは存在しないだろう。現実、連戦の疲労ピークにある自分にとって、平均年齢20代のバケモノ4人(若干1名大馬鹿者もいますが…)に勝利できる可能性は、またしても針の穴を通す程の確率しかないかもしれない。だが、彼らが生まれる前から積み重ねたプロ27年のキャリアの全てをこの試合に一極集中させる事が出来れば、再び奇跡は起こるかもしれない。いずれにせよ今回のエリート5は稀に見る史上最強の激戦となる事だけは間違いないだろう。


今回のプリプラクティスでは今冬発表のプラグ3機種のテストも同時に行っていた。(仕事ですから・・・。)
野尻湖でも試した新開発ジャークベイト「DARDO」、ほぼ完成域に達した。

 

 

TOP OF THIS PAGE