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台風一過・茨城県北浦水系プリプラクティス無事終了の巻
まるで全盛期の北浦を彷彿させるようなこの体高。
檜原湖の大型化も驚いたが、北浦水系も驚くほど大型化していた。
震災の影響でスポーン期に釣り人が皆無だった影響なのだろうか?



大型台風15号の関東直撃、そして同日夜10時、茨城県北部で震度5の地震発生等、先の福島県檜原湖戦に引き続き天災被害の恐ろしさを身を持って実感することになったが、22日をもって今季最終戦北浦水系のプリプラクティスを無事終了した。
地震の方は檜原湖でも4回程あったようだが、今回の地震も幸か不幸か、練習で疲れきって寝ていたため電話で起こされるまで一度も気が付かない始末…。それだけ毎日余力を残すことなく全力で練習に打ち込んだ10日間だった。

放射線量の心配もあったが、檜原湖同様、数値的には何ら問題はない数値だった。

しかし、台風一過の練習最終日は、北浦潮来マリーナの桟橋が沈んでしまう程の大増水&超激濁り。しかも吹き返しの冷え込みでダダ荒れ…最後の最後に大型台風の直撃でまたしても湖は大激変となった。
最終日の練習は恐らく試合当日の水位とは懸け離れた高水位のため、同じ状況が試合当日に起こる可能性は極めて低いが、今年最後のTOP50プリプラクティスを気持ちよく締めくくる事が出来た。


スケブロに来るバスは鯛の様な体型のバスが多い。
台風で増水激濁りになった最終日はまた大当たり。


台風前とエリア的には劇的な変化が起きていたが、逆に台風がバスの居場所を絞り込みやすくした事もあり、一度全てを白紙に戻してバスを探し直してたみた所、これが今の北浦水系のバスの絞り方だと確信を持てる練習ができたように思う。

ナベのバスは普通の体型だったが、
代わりにナベが立派な腹になってきていた。

この水系のバスは稀に見る程「足が速い」。突然現れ、突然消えてしまう。過去に釣れた場所に、ピンスポットに固執する事が一番危険なレイクだと言う事が解った時、この水系が物凄く楽しく思えて来た。昨年はそれを理解しながら、最終日、前日釣れた場所に拘ったためトップウエイトからノーフィッシュと言う、天国から地獄へ転落してしまった。

モグチャも十分に可能性は感じる事が出来た。
足は早いが、見つければ2〜3連発する事も。

台風一過の激変の最終日、それまでのエリアの実績を白紙に戻し、その状況に良いと思われるエリアを先入観なく釣る事でいい結果が出せた事は、今回の練習の総まとめとして良い経験値となったように思う。後はこのアジャスト能力を試合で発揮できるか、それが今回の試合のカギを握る事は間違いない。

キーパー場探しに徹した練習中日は不調だったナベも
台風一過で復活。
でも何故かナベが釣ると細い・・・。

何か大波乱が起こりそうな、誰にとっても一筋縄では行かない予感がする北浦水系戦。今はゆっくり休養し、ベストコンディションで最終戦を迎える事が最大の自分の仕事である。


試合までレンジャーZ519青龍号は、ポパイアングラーズサイト北浦店に展示中。
霞水系に釣りに行った帰りにでも覗いてみてください。

 

 

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