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旧吉野川プリプラより帰還の巻
フルタイムのバスプロ並みに?1ヶ月間ほぼ水の上。黒焦げになってます。
熱中症にはマジで焦りましたが・・・。



週末、第3戦のプリプラクティスから帰阪した。6月頭から先日まで超過密スケジュールの上、延々と湖上の人となっていたためか、プリプラ後半には初めて熱中症と思われる、極めて危険な状態を体験するハメになってしまった。もともと暑さにはめっぽう強く、先週、テストで通っていた折もさほど暑さも感じなかったため、暑さをナメて対策を怠っていたのが仇になった。と言うか、実は8月の暑さより圧倒的に湿度が高いこの時期の蒸し暑さが一番ヤバいらしい。今年は6月の時点で昨年の3倍の熱中症数を記録しているそうなので、皆さんもまだ7月だからと、ナメて炎天下の釣りに出ない様に。

毎夕方ボートを上げる頃、今切水辺公園にはチャリンコ学生たちが集まってくる。
そしてTOP50プロ達とコミュニケーションを楽しんでいる。
他ではなかなか見られない風景だ。

まあ、それでも最後まで練習を休んだり休憩する事はなかったのだが、おかげで帰宅してからは本気で身の危険を感じる程の過去最高レベルの疲労に襲われてダウンしてしまった…。今もフラフラであります。
という事で、今週のプリプラ後半はかなり集中力を欠いた時間も長く、恐ろしく絶好調だった先週と比べるとかなり安定感のない結果になった。今回の旧吉野川戦は恐らく過去2年の9月頭の開催時期とは全く違った展開になる事はほぼ間違いないだろう。人が感じる季節は猛暑の真夏だが、現在の旧吉野川は昨年の8月盆過ぎで30度だった水温がまだ21~23度と他の湖に比べて極めて低く、ほぼ1カ月近く濁りが取れない極めて不安定な状況下にある。これは本流吉野川上流での降雨量の多さに起因しているようだ。

激濁りだった旧吉野川。
おかげで霞デザイン系ルアーのテストには最高だったのだが・・・。

TOP50メンバーの多くが厳しいと言う言葉を連発していたが、昨年と同じサマーパターンは全く通用しないと言っても過言ではないかもしれない。
正直なところ、現時点において最も釣れるのは使いどころさえ解れば間違いなくスケブロ48ある。JII戦の結果に気を良くし、今月初出荷でもあったためブログで書き過ぎたのは失敗だった。公表しなければ3年前のモグチャの様に、TOP50史上初めてのシャロークランク1本でのお立ち台が実現したかもしれない。


発売同時に琵琶湖でも強烈に効く事が判明しつつあるSKB48。
千鳥系ルアーはウィードのバスには特に強い気がする。


激しい濁りがここまで長引いた事が、良くも悪くも予想外の事態だった。果たして梅雨明け宣言が出た今、この濁りは本戦まで続くのか、水温は何度まで上がるのか、今回の試合はまた激変の厳しい試合になりそうだ。
ただ、水温が全域で25度を超え、濁りがやや治まれば、逆にとてつもないストロングパターンを掴んでいる。今回の鍵は水温。晴天の猛暑が続けば勝算はあるが、逆に雨が続けば初日からリミットも厳しい大乱戦になると予想する。

スケブロ48の動きは、バスに追われた小魚が必死に左右に逃げたくても逃げられず、結局、必死に真っ直ぐ前へ泳ぐしかないって感じの実にナチュラルな千鳥。
これはマヂで傑作かも。

いずれにせよ、出来る事は限界まで全てやり切った充実感はある。結果は天のみぞ知る。まるで入試前夜のような緊張感、全力を尽くした後、その答え合わせの瞬間が恐ろしくも待ち遠しい。まあ、トーナメントは結局、ドMな世界ですね…。


試合前のため、あまり写真も載せれませんが、今回の極秘モノ&ビッグバス達は次号ルアマガにて。

 

 

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