2011年初釣り＆初仕事は猛吹雪…＆SGアンドロイドに関するお知らせの巻
 寒い寒いと聞いてはいたが、ホンマに寒すぎでした。真冬のバス釣りはゼロワンゲーム、 しかし、また違った真冬の楽しさを今回の初釣りでは体験する事が出来ました。 2011年も明け、今年の行く末を占う？初釣り兼初ロケに行ってきた。さすがに厳冬期のロケしかも、やはりボーズは余りに縁起が悪いと言う事で、今回は遂に3月末発売が確定したカレイド・DESIGNOの製品版4機種を投入しての「絶対坊主回避作戦」で臨んだ。 まあしかし、いつもながら年末＆正月明けと、なんでまたこんな激寒波が仕事に合わせたかのようにやってくるのか、狂が付く程釣り好きな私でも正直メゲる。特に今年は例年以上に荒れた寒波が多く、余裕の余の字もない程、毎回全力戦になってしまっている。
ただ、実にカレイド史上最長最多プロト数を作り、過去最高に一切妥協せず取り組んだ本気の本気、「カレイドデジーノ」は、自分の新しいスタイルを支える強力な武器となる事を確信している。ソリッドロッドメイキングの天才、07年TOP50年間チャンプでもある「ナビゲーター」の神谷に自分の希望の全てを伝え、過去に例のない程の大量のハンドクラフトサンプルを試作し続け早や1年2カ月が経った。自分のイメージを限りなく同次元で理解できる実力者の神谷ですら、自分の希望のロッドに仕上げるまでには膨大な試作を必要とした。そして6モデルトライしてきた内の4機種（スティングレー2本、マッハの3本）が12月24日、やっと量産モデルとしてOKを出し、３月末リリースの目途が立った。
今回は、その4機種を使って朝は氷点下マイナス2度、最高気温3度で、難局突破を目的とする製品版カレイドデジーノの実力を測るにはうってつけ？の初釣りロケとなった。 まずはこの極寒最悪の条件下で、デジーノスピニングを本気で使いディープのライトリグでなら何本釣る事が出来るか？目標を1日5リミット達成に置いて初釣り修行ロケをスタートさせた。  年末も酷かったが、初釣りは更に最悪・・・・ しかし、今年は思いもかけない始まりが。 そして結果は…自分でも驚いてしまったが、この時期、この最悪の寒さの中、開始僅か2時間で5尾リミットを達成してしまった。5尾達成後は4時間程シャローに浮気したが、完全ノーバイト、もう一度、ディープに戻りデジーノで攻め続け、最終的に20尾を超えるバスを手にする結果になった。これは厳冬季の初釣りとしては自身初の快挙だった。ロッド一つでここまで釣果が変わるものなのか、感動すら覚える完成度だった。使ったルアーは1.2〜2.3gのDSアンクルゴビー3インチスリム、そしてアベラバ3.5g＆アンゴビ3、シェイキーチャター5g等、水深11〜14mでの釣りだった。
そして2日目、既に十分な結果を出せた初釣りだったため、2日目は同じくデジーノベイトフィネス＆デジーノS-1をメインにした本気のシャロー攻略を試みたが、今度はバイトこそ激減だったが、このメジャーレイクでは5尾のマックスウエイトと言える結果を出す事に成功した。特に「ジレンマ」の威力は凄まじく、「振り子」と並ぶ昨年冬発売以来秘密としていた特殊テクニックとのマッチアップが最高で、ビッグフィッシュを次々と中層ライズアップでモンドリングさせてしまった。自分もまさかこのテクニックにソリッドティップロッドがこれほどまで有利とは、実はこの時初めて気が付いた収穫だった。
今回の模様は今月末TSRで公開されるが、予想外に内容が良過ぎたため急遽、「カレイドデジーノ完全実釣版カタログDVD」としてEGで製作される事になった。なんせ、EGの2011年公式カタログ製作時にはデジーノはまだOKが出ず、僅か1ページのイメージページしか載せる事が出来なった。今回の初釣り初仕事は、その不足を完璧に補って余りある濃厚な内容の実釣解説DVDとなるだろう。
カレイドデジーノ・ベイトフィネスとカレイド・デジーノソリッドティップスピニング、2011年は本当に久しぶりにライトタックル革命が熱い年になりそうである。
SGプラスの大型版、バスワールド限定販売のSGプラスアンドロイド180mmの受注受付開始は 当初11日からとなっていましたが、受注システムの都合上、１週間程、WEB公開が遅れます。 デリバリーは当初の予定どおり3月末頃を予定しています。 誠に申し訳ありませんが、もう暫くお待ちください。 |
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