祝・霞クロー新色発売！の巻
初期投入カラーの増産の影響で、投入が遅れに遅れた霞クローの大本命、 「ワイルドクロー（派手爪）」がいよいよ今月登場。霞最強カラーです。 相変わらず激忙し状態をキープしつつ、もう完全に年末突入確定の今日この頃。年末から年明けに掛けて、いよいよ今シーズン開発してきた極秘モノの発表を控えているだけに現在、まさに取材ラッシュとなっている。 そんでもってとうとう週末は、休日出勤でしてまで取材＆テストに行かなければならないハメに…。それでも仕事は山積みのまま…果たして年内に全て完了できるのでしょうか…。
と言う事で今回は嬉しい（狩野さんがか？）近況報告。おかげ様で今年7月に発売された霞デザイン初仕事の「霞クロー」が、なんと発売半年で販売10万パック達成。正直、この不況下、この短期間、しかもワンアイテムの販売数としては予想外のビッグセールスである。
ちょっと私もこの数量には驚いてしまったのだが、その大きな理由は関西、関東でほぼ均等に売り上げが伸びた事が販売データ分析で解った。すなわち関東方面でのセールスが想像以上の数量に結びついた事になる。昔から業界裏話で「琵琶湖〜」と謳うと全国で売れるが、「霞〜」のようなローカルイメージを付けると全国での売り上げが伸びない言う風評があったのだが、今回敢えて「霞発信」を謳った事が思いがけない結果を生んだようだ。
近年、ローカルレイクで生まれたコアなスタイルが、逆に全国規模で大きなムーブメントを起こす事がたびたびある。昨年秋、高滝発信の巻きシャッドから全国で大ブレイクした「スーキラ」もその典型的な例だろう。 中央発信、メディア主導の全国展開が中心だった時代はとうに終焉し、今はローカル色豊かなコアでディープなスタイルが、似たような条件を持つ全国へ飛び火する時代になった。
今年1月に細々と発足した霞デザイン、WBSの重鎮でありAOY、私より更に年上の狩野さんが必死こいて一念発起し約1年がたった。その間、霞クロー、パワーゴビーを経て、工場単身赴任で学んだプラグ用3Dキャドを現在ほぼ完璧に自分の物にしつつある。霞デザインはイマカツの独立採算部門として来季いよいよ本格始動するが、本気になった霞軍団の活躍が本当に楽しみになってきた。
TOP50復帰を果たしたヨシヒロと言い、カノアツさんと言い、何故かイマカツはオールドルーキーが多い。決して平坦な道のりではないが、幾つになっても夢は実現する可能性がある事を、是非、その手で証明して欲しいと思う。
一時はキャドのルアー作りの難しさに完全に凹メン状態になていたカノアツさん。最近は持ち直してきました。 いよいよ来季、霞デザイン本格スタートです。 |
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