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環境省発表の釣り大会等に関わる公式回答について
昨日速報でお知らせしたが、環境省から釣り大会開催時における注意点として、移動、譲渡に関する公式見解が
発表された。
今まで最大の懸案として、釣り人サイドから不安の声が上がっていた最大の問題に、ようやく環境省が公式文書として解答してくれた。詳しいことは環境省HPの外来生物法のコーナーにあるQ&Aをよく読んで欲しいが、これでひとまずは安心してトーナメントや釣り大会が行えることになった。環境省が公式に釣り大会に関わる作法を公認してくれた今回の発表は、本当に釣り人としての権利を理解してくれたうえで、釣り人に不安を与えないようにする深い配慮が見られ、
ここ暫く落ち込んでいた気分が久しぶりに少し明るくなった。

ディレクターとなったトップ50も土師ダム、旧吉野川と本当に気をもむことばかりで、いい訳になってしまうが完全に
集中力を欠いていた。無事開催できることだけに気が行ってしまい、これほど別の意味で気が滅入った試合は経験がなかった。
6月からは外来生物法がいよいよ施行になる。その直後に開催される旭川ダム戦は更に気が滅入る思いだった。
しかし、今回の環境省の発表はようやくその沈んだ気持ちを前向きに変えてくれた。嬉しいことに今日、旭川ダムの地元関係者から連絡が入り、今回のトップ50開催を契機に、今まで禁止エリアとされていた広大なエリアの開放が地元漁協、地元関係者の好意で実現しそうな運びにもなってきた。暴風雨にさらされていたバスフィッシングも、少しだけ風向きが変わってきたかもしれない。パブリックコメント10万件も決して無駄ではなかったようだ。
次回、旭川ダム戦は久しぶりに全身全霊を試合に集中させ、必ず借りを返すつもりだ。

しかし、あくまで今後の展開がどうなるかは釣り人のモラルとマナーの更なる向上、そして地元関係者との密接な相互理解にかかっている現状に変わりはない。最近、春になってデカバスが各地で釣れだすと共に、釣り人もメディアも
大切なことが二の次になってしまっているような気がする。
今回の件に関し、我々に代わって粉骨砕身、環境省と粘り強く交渉し続けてくれた方々に感謝の意を表すと共に、もう一度気を引き締めて、モラルとマナーの啓発にご協力ください!

 

 

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