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ウルトラリアル?霞クローの作り方&バッツの注意点2の巻

夏の「中層」千鳥3兄弟はホンマに最強かも。
最近は毎取材、異様に釣れまくりです。

先日はナベとC馬監督の凸凹コンビに完全に騙され、全く予期せぬ場所に仕方なしに取材に行く羽目になってしまった。根本的に場所感違いの上、情報不足で一時はどうなる事かと心配したが、またしても千鳥神拳炸裂、朝一予想外の
50アップ捕獲であっさり完了。その後も楽釣で2日の予定を1日で切り上げられたのは、激務きわまる中、まさに不幸中の幸いだった。しかし、ホンマに悪魔の三兄弟は凄いですわ…。取材が楽ですわ…。

今回の某所案内役はプロショップ・テスターズプロスタッフ監督のC馬オジサン。
こう見えてもかなり私より年下です。
ワドル神拳の使い手です。

と言う事で、先月末リリースされた千鳥3兄弟末弟のバッツは、初回からかなり大量投入した甲斐もあってか、ラブフィッシュにも予想以上に投稿が多く、内心ホッとしている。当初は一般アングラーの千鳥モーションに対する理解がまだ難しいのではないかと心配したが、逆に最近のコアアングラーの理解レベルの高さに驚かされている。
たまに「動画の様に派手に泳がない」と言った感想も耳にしたが、動画で使っているのは全て市販用と寸分違わぬ、全く同じ製品版量産品である。ただ、確かにカラーによっては動きの「見え方」が違ってくる事は事実で、特に視認しやすいレモネードやボーン、ピンクバッツと、ややナチュラルなハイビズゴースト鮎とでは動きの見え方がかなり違う。

動画と同じ様な千鳥モーションをマスターしたければ、
レモネードバッツが断然お勧め。
ボーンも同じくらい見やすい。
しかし、動きの質は色が違っても同じなのだ。

しかし、これは色調変化に伴う目の錯覚で、動き自体にはバラツキは少なくほぼ全く同じ動きなのである。正直なところ、バッツは背中が見やすい派手なカラーほど引いていて楽しい。だが、逆に動きを見過ぎると釣れない事も多々あるから、「見ずに(やや深く)引く」事も非常に重要な事を覚えておいて欲しい。また、前回、リアのヒートン長は8〜8.2mmにキープと書いたが、8mm以上9mm以下なら問題はない。但し、8mmより明らかに短いと動きは悪化するので注意して欲しい。

ワシのは8.5mmもある・・・と不安になった人もいたようで・・・。
8〜9mmの間なら全然問題ありません。
ただし、明らかに8mm以下やヒートンが内側に曲がると動きに影響あり。

さて、バッツに関しては動画第3弾「ワドル神拳奥義・人間千鳥炸裂!」が間もなく公開される。こちらは一般アングラー目線に近い凸凹素人コンビのお気楽ワドル釣行なので、是非参考にしてほしい。

ナベ&C馬の夏休みバッツ実釣劇場第3弾「ワドル神拳奥義・人間千鳥炸裂!」は、間もなくイマカッチャンネルにて公開!

さてさて、前振りが長くなってしまったが、今回のロケで思わぬ収穫となった霞クローの超簡単チューンを紹介しよう。
実はこの霞クロー、1色だけ実に変な色が混じっている。その色とは通称「マッカチン」、すなわちどう見ても釣れそうもない、不動の不人気ランキング1位の「レッドソリッド」である。

まあ、なんでパワーホグでも不人気爆裂だったこの色を、よりによって霞クローに入れてしまったのかと言いますと、その理由は東北の「ロックゲーム」。バスには超が付く不人気色のこの色も、ロックフィッシュには超人気色らしく、東北や北海道では絶対的定番だそうだ…。私自身、最初の入荷に指示しなかったこの色を見た時、真っ赤になって怒ったのだが、それ以上にロックでは実績が超高いそうです…。

まあバスでは売れ残り当確のマッカチンこと、レッドソリッド。こんな色頼んでないじゃん・・・と文句言ったが、実はロックフィッシュ用でした。
バスのGP相当の絶対定番だそうで・・・。

で、送られてきたこのマッカチン、このままでは使う気になれないし、もったいないので遊び半分に黒マジックで背中を黒く塗って見た所、これがなかなかいい感じ。ひょっとして…と直ぐに馴染みのマックス店長に電話、Tel「なんか黒のワーム染料置いてないですか?」…。すると、あっさりTel「ありますよ。」…と言う事でロケ前に寄り道して購入、それがスパイクイットのディップNグローマーカー。それを工場でチョチョチョイと背中と手の甲に塗ってみると…

スパイクイットのマーカー式ワームダイ。
一見、ただの黒色だが、名前はなんとクローフィッシュ。
塗って驚くその威力?

さっと甲羅とハサミの甲部分をペンで塗るだけ。
マジックと違い、時間が経つと自然に馴染んできます。

ヤバい!!これはヤバすぎる!!激荒リアル、モロそのまんまザリガニですやん…今までこんな良い色のクローワームがあったか!?と言う程の素晴らしいカラーに大変身。当然のことながらモチベーション激アップで、ロケ突入。水に入れると更に激ヤバ超リアル、ボワンと開く手の裏の赤さが感動的!そりゃ当然の様に激釣ですわ…。

マジでそのまま喰いたくなる程のデリシャスさ!!
超リアルアメリカザリガニの完成。
コレは釣れます!釣れました。

こないだのライムチャートの「ヒシモ雨蛙パターン」と言い、今回のスーパーリアルマッカチンと言い、霞クローの謎の色はマジで使える超強力カラーでした。是非、お試しあれ。

水中に入れてヒラを打ったり、手が開くとハッとする程、赤が美しく見えました。
並みのツートンより遥かにリアルです。
全体に塗りすぎないのがコツ。あくまで半面塗りがベスト。


雨蛙も上手く塗ったらトノサマガエルになるかも・・・。
ブツブツが最高にリアルさをアピールしますね。

 

 

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